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「スワンヒルの庭」周辺の整備について

 「スワンヒルの庭」の周辺には、例年、キバナコスモスやコスモス、ゴールデンピラミッド、センニチコウ、キクイモモドキ、ハナトラノオ、クサキョウチクトウなどが植えられていましたが、全体的にボリューム感に欠けていました。そこで、今年はコスモスの面積を倍に増やし、キバナコスモスを移動し、「庭」の東斜面に植えました。そして、その上にセンニチコウも植えました。昨年、移植したシオンやガウラ、ゴールデンピラミッドが咲き出すと、スモークツリーが終わった後、ボリューム感いっぱいのお庭になると思います。秋までの間、見守っていただければ幸いです。

 現在はクサキョウチクトウやヒオウギが咲き出し、キバナコスモス、キクイモモドキが満開になっています。

ヒオウギ  花も葉も実も魅力たっぷりです

「スワンヒルの庭」でヒオウギが咲いています。「マグノリア通り」のヒオウギも、もうすぐ開花するでしょう。

 本州・四国・九州の山地の原野に生える多年草で、観賞用としても栽培されています。葉は広い剣状で扇形に並び、多少白っぽくなり、夏に茎が何度も枝分かれします。枝の端に有柄の花をつけ、花被片は6個で水平に開き、楕円状でへら形、黄赤色で内側に濃い暗紅点が多数あります。

 和名は「檜扇」。葉は長く扇状に広がり、宮廷人が持つ檜扇に似ていることに由来します。お雛様が持っている扇がイメージしやすいでしょうか。ちなみに、ヒオウギの実のことを「ぬばたま」と言い、万葉集では黒髪や夜などにかかる枕詞になっていますね。過年度の実の写真を載せましたが、何とも上品で威厳のある黒色だと思いませんか。ぬばたまは、本園自然学習センターに飾ってありますので、ご来園の際は、是非ご覧ください。

キバナコスモスが咲き始めました

「スワンヒルの庭」周辺で、キバナコスモスが咲き始めました。

 メキシコ原産で、日本には大正時代の初めに輸入された記録が残っています。草丈は1~1.2mでコスモスに比べるとやや小さく、羽状複葉は対生し,コスモスより裂片の幅が広くなっています。頭状花は直径4~6cmで,茎頂につく。花色は淡黄色から橙色,朱赤色まで幅があり,一重のほか八重咲き品種もあります。開花期が長く,初夏から霜がおりる頃まで咲き続けます。

 一重と八重、橙色と黄色の違いが、写真でお分かりただけますか?

 

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