観察日記

白い大きな花を咲かせ始めたキタコブシの木

投稿日:2019年4月17日

キタコブシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キタコブシ(モクレン科)

毛でおおわれていた冬芽から白い花が咲き始めました。花は3個の白い外側の花被片と6個の内側の花被片からなっています。ハクモクレンに似ていますが、花が横向きに咲くことや花の下に小さな葉が1枚付くことなどで見分けられます。キタコブシは北海道や東北の日本海側に多く、コブシよりは花も葉も少し大きいです。花は良い香りがします。 (「スワンヒルの庭」などに見られます)

 

 

キブシ 雌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キブシ(キブシ科

林縁などで湿り気と日陰を好む落葉小低木で雌雄異株です。小さい黄緑色の鐘形の花が枝から鈴なりに垂れ下がっています。雄花と雌花の違いは中に雄しべがあるかどうかで区別できます。昔、果実に含まれるタンニン(渋)を染料として利用したそうです。 (「クリンソウの谷」の南側などに見られます)

 

 

カツラ 雄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カツラ(カツラ科

まっすぐに伸びる落葉高木で雌雄異株です。葉が出る前に、花弁も萼もなく基部が苞に包まれている小さな花が咲きます。写真のように雄花には淡紅色の葯の雄しべがたくさんあります。雌花は3~5個の雌しべがあり柱頭は糸状で淡紅色です。 (「アジサイロード」などに見られます)

 

 

ハルニレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルニレ(ニレ科)

北国に多く、高さ20~30mにもなる落葉高木です。葉が開く前、前年枝に両性花が7~15個集まって咲きます。1つの花には雄しべが4個あり、赤褐色の葯が目立ち、遠くから見ると赤褐色の花のように見えます。花後、20日くらいで長さ12~15mmの倒卵形の翼果になってしまい、枝にたくさん付きます。 (「スワンヒルの庭」などに見られます)

太陽の光を浴びて開花したキクザキイチゲがいっぱい

投稿日:2019年4月15日

キクザキイチゲの群生左キクザキイチゲの群生右

 

 

 

 

 

キクザキイチゲ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キクザキイチゲの群生とキクザキイチゲ(キンポウゲ科)

まだ草花が生長していない早春の「ミズバショウの谷」の東側には、背丈の低いキクザキイチゲの薄紫色の花が一面に咲いています。葉が開いていない樹木の下で、天気の良い日には、太陽の光を十分に浴びて大きく開花します。近くには白いアズマイチゲも群生しています。

 

 

アブラチャン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アブラチャン(クスノキ科)

落葉低木で雌雄異株、黄色い小花が3~5個集まった花序を付けます。「チャン」とはコールタールのような炭化水素類のこと、樹皮や種子に油分を多く含み、燃え易い木だそうです。昔、果実から油を取って、それを燃やし明かりにしたそうです。(「ウランウデの庭」の小川の側に見られます)

 

 

カタクリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カタクリ(ユリ科)

山野に生える多年草で、葉が1枚のものはまだ花は咲きません。地下茎が大きくなり、表面に紫斑のある葉が2枚になると開花します。花は6個の淡紅紫色の花被片でそり返り、下向きに開きます。6個の雄しべの暗紫色の葯も目立ちます。カタクリは種を植えて花を咲かせるまで約7年かかるそうです。(ひょうたん池の西側に見られます)

 

 

ツルネコノメソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルネコノメソウ(ユキノシタ科)

沢沿いの湿地などに生育する背丈が5~15cmの多年草です。黄緑色の花のように見えるところは葉で、花はその中心にあります。花弁はなく萼片が黄緑色の広卵形で平開し、黄色の葯の雄しべが8個あります。果実が猫の目のように見えるのでこの名がついたようです。 (「クリンソウの谷」の南東側に見られます)

サンシュユの枝にはたくさんの黄色い小花が開花

投稿日:2019年4月13日

サンシュユ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンシュユ(ミズキ科)

中国原産の落葉高木で、江戸時代に薬用の木として渡来しました。葉が開く前、枝一面に黄色の小さな花が20~30個密に付いた散形花序をつけます。小花の4個の花弁は長さが3mm程でそり返っています。雄しべは4個で長くつき出ています。 (「吉林の庭」に見られます)

 

 

シロバナショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナショウジョウバカマ(シュロソウ科)

ショウジョウバカマの花は淡紅色ですが、本種は白色です。葉や花の形はほぼ同じです。白い花弁はやがて淡緑色になって残り、花茎がさらに伸びます。花茎を高く伸ばすのは、果実の種子を遠くまで飛ばしやすくするためのようです。 (「ミズバショウの谷」の南東側に見られます)

 

 

ヒメカンアオイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメカンアオイ(ウマノスズクサ科)

本州~四国に分布する背丈の低い常緑多年草です。カンアオイの仲間で花径は1cm程、小形なので名がヒメ(姫)カンアオイのようです。花は褐色の萼の先が三角状に開いています。中に雄しべと雌しべが入っています。全く目立ちませんので葉を持ち上げて探してください。 (「吉林の庭」の東側に見られます)

 

 

ヤマネコヤナギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマネコヤナギ(ヤナギ科)

雌雄異株の木で枝にはたくさんの花が付いています。雄花(雄花序)は黄色い葯がいっぱい付くので黄色くなり、雌花(雌花序)は淡緑色になります。日当たりが良く乾燥した場所に多くあります。別名バッコヤナギとも言います。(「クリンソウの谷」の南東側などに見られます)