観察日記

水色のエゾアジサイが咲き始めました

投稿日:2019年6月26日

エゾアジサイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾアジサイ(アジサイ科)

日本海側の山地などに多く、太平洋側に多いヤマアジサイに近い植物ですが、葉や花は本種の方が大きいです。花は淡青色の小さな両性花と周りに4弁の装飾花をつけます。面白いのは、両性花の受粉が終わると周りの装飾花がくるりと裏返って役目を終わったと示すところです。 (「アジサイロード」に見られます)

 

 

アワモリショウマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アワモリショウマ(ユキノシタ科

九州~近畿地方の山地などに自生しますが、観賞用に庭園にも植えられる多年生草本です。茎の上部に円錐花序をつくり、淡紅色の小花を多数つけます。小花が泡を盛ったように多数つく姿に名前の由来があるようです。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

キリンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリンソウ(ベンケイソウ科)

山地の草原や林縁などに生える草丈20~50cmの多年草です。茎の先に黄色の花弁が5個ついた小花を多数つけます。名前の「黄輪」は黄色い花が輪になって咲く草であるからついたようです。 (「ロックガーデン」に見られます)

 

 

ヤマホタルブクロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマホタルブクロ(キキョウ科)

ホタルブクロと同じ仲間で、生育場所や大きさなどもほとんど同じようです。違いは本種の萼片の間の部分が反り返らずに膨らんでいる点です。この花が咲くと野草園でもそろそろホタルが現れます。 (「アジサイロード」や所々に見られます)

 

 

オニノヤガラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オニノヤガラ(ラン科)

腐生植物と言われ、光合成を行わず、ナラタケ属の菌に寄生して養分を得る特殊な生態の多年草です。黄褐色の花を茎の先に多数総状に付け、下から開花していきます。葉はなく茎だけが真っ直ぐ地面から突き出しています。それは空の上から鬼が矢を放ったようだとのことから名前がついたようです。 (「薬草コーナー」の東側の杉林に見られます)

 

 

ウメガサソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメガサソウ(イチヤクソウ科)

山地の林の中に生える多年草です。高さは5~15cmで、葉は長楕円形で互生します。茎の先に花茎を出し白色の花をつけ下向きに開きます。花後の果実は上向きに付きます。名は「梅笠草」で、花の形に基づくようです。 (「野草の丘」などに見られます)

強い匂いを出すクリの花

投稿日:2019年6月25日

クリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリ(ブナ科)

山に生える落葉高木で雌雄異花です。ブナの仲間はほとんど風媒花ですが、クリは虫媒花で強い匂いを出します。雄花は尾状の花穂となって多数の黄白色の小花を密生して付け、斜めに立ち上がります。雌花は緑色で5mm程の大きさ、雄花の花穂の基部に付いています。受粉すると栗の実になります。 (「ロックガーデン」など多くの場所に見られます)

 

 

ホタルブクロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホタルブクロ(キキョウ科)

山野に生える草丈30~80cmの多年草で、茎の上部に長さ4~5cmの釣鐘状の花を釣り下げます。花の萼片の間は反り返っています。花色は関東では赤紫色が、関西では白色が多いそうです。本園には両方とも咲いています。名前は花にホタルを入れて遊んだことに由来するようです。 (「薬草コーナー」などに見られます)

 

 

キョウガノコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キョウガノコ(バラ科)

コシジシモツケソウの栽培品種で、葉は深く掌状に裂け草丈80cm程です。茎頂に紅色5弁花の小花が密生した花序を付けます。花の長い雄しべがフワッとした感じをさせます。花の様子が京都の絞り染め「鹿の子絞り」似ているため「京鹿の子」の名がついたようです。 (「薬草コーナー」などに見られます。)

 

 

ウツボグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウツボグサ(シソ科)

山野の草地に見られる草丈10~30cmの多年草です。茎の断面は四角形で、茎先の壺形の花穂に紫色の唇形花を密に付けます。「うつぼ」とは、昔武士が弓矢を入れて背負った武具のこと、本種の花穂がそれに似ているので名がついたようです。 (「ロックガーデン」の登り口などに見られます)

 

 

キツネノボタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キツネノボタン(キンポウゲ科

川や水田の近くの湿り気のある所に生える草丈30~60cmの多年草です。葉は3出複葉で小葉は鋸歯があります。茎の先に黄色い光沢のある5弁花を付けます。花後に金平糖のような緑色の果実が付きます。 (園内の所々に見られます)

 

 

ヤマグワの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマグワの果実(クワ科)

落葉低木のヤマグワの木にはたくさんの果実がついています。集合果で長さ1~1.5cmの楕円形です。赤色から成熟して黒紫色になり甘い味がします。集合果にはたくさんの花柱もついています。(「水辺の花コーナー」の西側土手などに見られます)

 

 

ドクダミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドクダミ(ドクダミ科)

日陰に群生する草丈15~50cmの多年草です。茎の上部にたくさんの小花からなる花穂をつけ、その下に白い花弁のような4枚の総苞片を付けています。薬草としても利用され、名前の由来は毒や痛みに効くということから「毒痛み」が転じてつけられたようです。 (「薬草コーナー」などに見られます)

個性的なハーブ園の花たち

投稿日:

ラムズイヤー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラムズイヤー(シソ科)

西アジア原産の草丈30~80cmの多年草です。全体が灰白色の綿毛で覆われ、触るとやわらかい感じがします。葉の形が子羊の耳のようで、感触がふわふわするため、名前が英語の「ラム(子羊)のイヤ(耳)」となったようです。紅紫色の花は小さいのですが次々に咲きます。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

ジキタリス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジキタリス(オオバコ科)

ヨーロッパ原産で観賞用に栽培されています。茎の途中から内側に紫の斑点の入った3~5cmの釣鐘形の花を多数つけます。花の形が指サックに似ていることから、別名「キツネの手袋」と呼ばれています。また薬草として使用されますが毒草でもあります。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

クロモウズイカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クロモウズイカ(ゴマノハグサ科)

ヨーロッパ~アジアに分布する2年草で、草丈が60~120cmです。高く立ち上がった茎に長い総状花序をつけ、黄色い花を多数咲かせます。花糸(雄しべの柄)には紫褐色の毛がついていて黒っぽく見えます。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

ニゲラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニゲラ(キンポウゲ科)

南ヨーロッパ原産の1年草で、細かく切れ込んだ総苞に包まれて、青や白色の花がふんわりと開きます。花弁のように見えるのは萼片です。花後にできる種子は黒いので、別名クロタネソウとも呼ばれます。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

セイヨウオトギリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイヨウオトギリソウ(オトギリソウ科)

ヨーロッパ原産で広く野生化している多年草です。葉は対生し楕円形でオトギリソウより小さいです。茎の上部に径3cm程の黄色い5弁花を数個ずつ付けます。ハーブとして利用されています。 (「ハーブ園」に見られます)