観察日記

ボタニカルアート展 9/4~9/25

 ボタニカルアート展が始まりました。杉崎紀世彦氏・杉崎文子氏の杉崎ボタニカルアート教室、その先生の作品と生徒の作品100点以上が展示されています。ボタニカルアートとは植物学的な絵画のことで、その細密さには驚かされます。今日から9/25の午前中まで実施していますので、ご来園の際は自然学習センターに立ち寄っていただき、素敵な作品の数々をご覧になっていただければと思います。特別出品として、太田洋愛画伯、牧野富太郎博士の作品も各1点展示してあります。

ワレモコウ 吾亦紅 バラ科の花です

 ワレモコウが咲き始めました。秋の花として親しまれている花で、野草園では主に七草の庭で見ることができます。源氏物語にも登場するほど昔から親しまれている花ということですが、「バラ科なの?」と感じる方も多いかもしれません。花穂をよく見てみると、上から下に咲いていくようです。ぐっと近づいて接写で撮影すると、ひとつひとつの花が分かると思います。華やかさはありませんが、その形、その色に味わいを感じる方が多い花です。

サンショウの果実が赤くなってきました

 雌雄異株のサンショウ(ミカン科)の木、緑色だった果実が赤くなっています。実がなっているので、もちろん雌の木です。実の大きさはわずか3㎜程ですが、たくさん集まって付いているのでよく目立ちます。

 秋が深まってくると、赤い果実が裂開し黒い種子がでてきます。それまでには、もうしばらくかかります。試しに一粒かじってみようなどど思わない方がいいかもしれません。辛くて舌がしびれ、しばらくの時間耐えることとなります。

開園日について

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