観察日記

「ひょうたん池」の西側、№3番の北直ぐの所の切り株の間にムカゴイラクサが生えています。

ムカゴイラクサ(イラクサ科)

 北海道、本州、四国、九州に分布します。国外では、朝鮮半島、中国大陸に分布しています。山中の樹下に生える多年草です。葉腋につく褐色の珠芽(むかご)で繁殖します。茎は直立し、高さ50~60cm位。葉とともに触れると痛い毛が生えています。葉は互生で長い柄があります。夏、茎の下方の葉腋から雄花の花序を、茎の先端の花序から雌花の花序を出します。雄花は緑白色で萼片4~5です。雌花は淡緑色で萼片は4裂します。

 和名「珠芽刺草(ムカゴイラクサ)」は、葉腋に珠芽(むかご)をつけることによります。

ノカンゾウ 蝶がやってきました!

 七草の庭のノカンゾウに蝶が飛来しました。ミヤマカラスアゲハとアゲハチョウでしょうか。天気が良くなり気温が上がったのも久しぶりなので、蝶を見かけるのも一週間ぶりくらいです。今年は、6月下旬から8月にかけての天候が例年と全く違って、とても暑かったり、雨が続いたり、それが原因なのか蝶の数がとても少ないのです。8月に咲き始め、毎年たくさんの蝶が飛来するハナトラノオのところにも、飛来する蝶はあまり見かけません。蝶の少なかった夏、8月も今日で終わりです。

ミョウガの花が咲いています

 先週から、ミョウガ(ショウガ科)の花が咲き始めました。普通私たちがスパーなどで購入してくる部分は花穂で、その中にはいくつかの蕾が入っています。独特の香りで香辛野菜として栽培されており、様々なものの薬味として重宝されるとともに、てんぷらや味噌汁の具としても利用されています。ミョウガが由来の地名として、東京の茗荷谷があります。

開園日について

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