観察日記

ボタニカルアート体験講座

 25日までボタニカルアート展が行われていますが、実物大で細密に描くボタニカルアートを体験できる講座が行われました。講師は、杉崎ボタニカルアート工房の杉崎紀世彦先生です。16名の参加者のみなさんは、集中して「クリ」描くことに挑戦しました。細密画にふさわしいデッサンのときの鉛筆の使い方、光沢がある所の絵具での描写の仕方などを先生に教えていただき、作品を仕上げました。

サクラタデ サクラのような花が美しい

 サクラタデ(タデ科)を「クリンソウの谷」で見ることができます。わずか5mmほどの花ですが、名前のとおりサクラの花のような美しさです。この植物にサクラタデという名前を付けた方も、小さいながらも美しいこの花に見とれたことでしょう。クリンソウの谷周辺では、アカバナ、オオミゾソバ、イヌタデなどを観察することができます。

ツリバナの蒴果が裂開  

 ツリバナ(ニシキギ科)の蒴果が紅色に熟して裂開し、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が見えるようになっています。秋になると枝につり下がる果実に風情があり美しいので、日本庭園などによく植栽されるようです。園内プレートNo.4付近、大平沼東屋付近、深樹の小径で見ることができます。

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