観察日記

久しぶりの青空 野草園

 久しぶりに爽やかな青空の見える秋の日、今日はたくさんの方にご来園いただいています。アサギマダラの飛来は少ないですが、連休最後の日を楽しんでいらっしゃいます。

「自然と音楽の響演 in 野草園」 山形交響楽団ホルン四重奏

 あいにくの雨、それでもたくさんの方に足を運んでいただきました。「自然と音楽の響演 in 野草園 山形交響楽団ホルン四重奏」  雨を避けて自然学習センターピロティに会場を移し、100名以上の方に聞いていただきました。西蔵王の自然の中に、そして、みなさんの心の中に響き渡るホルンの音色、なんて贅沢な時間なのでしょう。「ぜひ、またこのような企画を野草園でやってください!」、そんな声をいただきました。機会がありましたら、来年また楽しめたらいいですね。

フユノハナワラビ 顔を出しました

 フユノハナワラビが見られるようになってきました。名前のとおり、夏の間は地中で過ごし、冬近くなってくると地上に出現するのでフユノハナワラビと呼ばれています。まだ9月ですが、季節は変わっていますよ知らせてくれているようです。ハナワラビの仲間のことを英語で「grape fern」というらしいのですが、grapeはブドウ、fernはシダのことで直訳すれば「葡萄シダ」です。なるほど、写真を見ると花のように見える、粒々の胞子嚢が付いた胞子葉がブドウの房のようにも見えます。日本では「花」のように見えることが名前の由来に、西洋では「葡萄」のように見えることが名前の由来になっているのですね。

開園日について

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