オニユリは花が大きく、葉腋にムカゴがつきます

オニユリ(ユリ科) 「マグノリア通り」東側にあります。

 朝鮮南部が原産地と考えられている多年草です。古くから栽培され、北海道~九州の人里近くにしばしば野生化しています。茎は高さ1~2m。葉は互生で、披針形~広披針形で先はとがります。葉には柄がなく、基部に黒紫色の珠芽(ムカゴ)ができるのが特徴です。茎の上部に直径10~12cmの花を4~20個もつけますが、種子は作りません。

 和名「鬼百合(オニユリ)」は、コオニユリより少し大きいからオニユリで、オニは、鬼(おに)で橙赤色の花の咲く様子を鬼の顔に見立てたといいます。

野草園だより8月号

 野草園では、8月に入るとキキョウ、オミナエシ、カワラナデシコなど秋の七草が見頃を迎えます。

 また、開園30周年特別企画として「日本植物学の父・牧野富太郎博士パネル展」を8月31日(木)

まで自然学習センターで開催していますので、ぜひご覧ください。

 学校の夏休み期間中には、親子で楽しめる体験教室を予定しています。事前申込のうえ、ご参加

ください。

 ブログやインスタグラムでも情報発信していますので、ぜひチェックしてみてください!

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