葉の大きさでは、こちらも負けていません。トチノキです。

トチノキ(ムクロジ科) 花が見やすいのは、「マグノリア通り」の西側の木です。

 水気を好み、適度に湿気のある肥沃な土壌で育ちます。果実は、熟すにつれて厚い果皮が割れ、少数の種子を落とします。一般的に「栃の実」と呼ばれて食用になります。栃餅で有名です。

 和名「栃の木、橡の木(トチノキ)」は、朝鮮語での実の呼称が語源になっています。漢字の栃も和字で、十千(トチ)=万とし実が多いことからきています。

ホオノキが咲くと春爛漫を感じます。

ホオノキ(モクレン科) 花を目線の高さで見られるのは、「マグノリア通り」の「自然学習センター」西側の木です。

 大きい花は15cm~20cm程の大きさがあります。花弁は9枚で、中心に雄しべ群が下にあり、上に雌しべ群があって、花弁もさることながら、雄しべと雌しべも存在感があります。

 葉は大きく、芳香があります。殺菌・抗菌作用があるので、食材を包んだりしました。また、ホオ葉焼など調理にも使われます。

花が終わっても

 上段の写真が何かおわかりになりますか?これは、セリバオウレンの花が終わり、果実が輪状に並んだ様子を真上から撮ったものです。薬草の丘・スワンヒルの庭近くで見ることができます。花は下段の写真のように1センチほどの白い花です。

 花が終わった後でも、いろいろな発見ができ、感動します。

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