クララの芽吹きは力強さがあります

クララ(マメ科) 園内至る所にあります。

 本州、四国、九州、中国大陸に分布します。日当たりの良い草原、山野の道ばたや土手などに、大株になって自生するマメ科の多年草です。茎は基部が木質化し、葉とともに短い伏毛が多くあります。葉は互生し、奇数羽状複葉。茎の先や枝先に総状花序を出し、白色~淡黄色、ときに紫色を帯びた蝶形花を多数開きます。萼は鐘形で5浅裂します。豆果は4~5個の種子が入ります。

 和名「苦参、眩草(クララ)」は、くらくらくさが訛ったもので、根をかむと苦味で目がくらくらするためだそうです。

イヌザクラが咲き始めました

 ロックガーデン登り口のイヌザクラが咲き始めました。オオヤマザクラやソメイヨシノを見慣れている方には、とても小さく感じられることでしょう。うっかりすると見過ごしてしまうかもしれません。でも、5月中旬に見るサクラもまた、趣があるものです。

 例年イヌザクラと同じ頃に咲くシウリザクラの今日の開花は確認できんせんでしたが、野草園のサクラのシーズンも間もなく終わりを迎えそうです。

ミヤマカスミザクラと交代してミヤマザクラが咲き始めました

ミヤマザクラ(バラ科) 「自然学習センター」西側、「薬草コーナー」への道路側「ロックガーデン」斜面にあります。

 ミヤマザクラは、本園ミヤマカスミザクラの片方の親です。もう一方はカスミザクラですが、ミヤマカスミザクラもカスミザクラも花は終わってしまいましたが、ミヤマカスミザクラはこれから満開になっていきます。

 サクラの仲間は、昨年からピンクの通年看板にしています。園内には22種類のサクラの木がありますが、一部未完成のものもありますが、下のミヤマカスミザクラのように18種類の通年看板ができています。

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