ヒツジグサ 日本固有のスイレンの仲間

 大平沼にヒツジグサが咲いています。日本固有のスイレンの仲間です。直径5cmほどの小さな花で、よく目にするスイレンよりもずっと小さな花を咲かせます。花は日中開いて夜には閉じてしまいます。ヒツジグサは漢字で「未草」と書きますが、「未の刻(ひつじのこく)=午後2時頃」に花を開くのでヒツジグサと呼ばれるようになったといわれています。でも、それより前の時刻に咲いているものもあるようです。

サルナシとマタタビは花が似ています

サルナシ(マタタビ科) これは雌株。「ロックガーデン」西道路山頂付近にあります。

 日本列島、朝鮮半島、中国大陸などに分布しています。山地に生える雌雄異株の落葉蔓性の植物です。葉は長い柄があり互生し、裏面には淡緑色で粗い毛があります。夏に雄花は柄のある数個の白花を腋生(えきせい: 花や 芽 などが 葉 の つけ根 ( 葉腋(ようえき)から生じること)し、雌花は単花で咲きます。ともに萼片5、花弁5で、雄花には雄しべが多数あります。雌花には雌しべ1。球形の液果は甘酸っぱい味がし、食べられます。ニホンザルやツキノワグマ、ヒグマなどが好んで大量に摂食します。シラクチヅルともいいます。

 和名「猿梨(サルナシ)」は、果実が梨に似て猿が食用にすると言う意味です。

 

マタタビ(マタタビ科) これは雌株。 「大平沼」北側、「マタタビ棚」にあります。その他、「クリンソウの谷」の西側にもあります。

 北海道、本州、四国、九州に分布しています。国外では千島列島、朝鮮半島に分布しています。湿り気のある山地の林縁に自生する雌雄異株の蔓性の植物です。葉は互生し葉柄があり、花期には枝先の葉が白くなります。葉のわきに芳香のある白い梅の花に似た5弁の花が咲きます。雄花は多数の雄しべを持ち、雌花は柄があり単独で咲き、1本の雌しべがあり、柱頭は多数に裂けています。別名 ナツウメ(夏梅)ともいいます。

 和名「木天蓼(マタタビ)」は、アイヌ語のマタタンプが転訛したそうです。また、古名で和多々比(わたたび)と呼び、ワタタビが転訛したという説もあります。 

ハーブ園風景

 ハーブ園に入ると、キャットミント、チャイブ、ラムズイヤー、オルレアホワイトレース、クリーピングタイム、ラベンダーなどが咲いています。ラムズイヤーの葉を触ってみましょう。名前のとおり羊の耳のようにフワフワです。クリーピングタイムを手でなでて、手にうつった香りをかいでみましょう。とてもいい香りです。見るだけでなく、触ってみたり、香りをかいでみたりして楽しんでみましょう。

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