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観察日記

輪生する葉が区別点……「クルマユリ」

投稿日:2017年7月29日

クルマユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマユリ(ユリ科)

コオニユリと似ていますが、茎の中央部分付近に6~15枚の葉が輪生するので区別がつきます。高さは30~100cm、分枝した枝先に径5~6㎝の黄赤色の花を下を向いて付けます。6枚の花弁は披針形で、外側へ強く反り返ります。中部地方以北の山地帯の草原などに多い多年草です。  (「マグノリア通り」近辺に見られます。)

 

 

 

ヤナギタンポポ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤナギタンポポ(キク科)

茎の上に付く黄花はタンポポに似ていますが、茎の長さが30~120cmもあり、しかも直立し、葉は披針形で互生する点が大きく異なります。径3~4㎝の花は舌状花だけでできており、葉の縁には所々に小さな鋸歯があります。和名は、葉がヤナギに、花がタンポポに似るからです。     (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

ヒオウギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギ(アヤメ科)

広い剣状の葉が扇形に並ぶ姿が“檜扇”に似ているのでこの名です。高さ60~120cmの茎の枝分かれした先に、径5~6㎝の黄赤色の花を付けます。6枚の花被片は水平に開き、内側には濃赤褐色の斑点がたくさん見えます。花後に見事な漆黒の球果を付けます。      (「マグノリア通り」「友好姉妹都市の庭」に見られます。)

 

 

 

ヤブレガサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブレガサくキク科)

芽が出たばかりの若い葉の様子が、“破れた傘”に似るのでこの名です。高さ70~120cmの茎先に、筒状花のみから成る花を円錐花序に付けます。小花の花冠は5裂し、花柱の先は2つに分かれて反り返ります。近頃、若い芽は美味しい山菜として知られてきました。     (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

黄色い5弁花は巴形に捻じれた花……「トモエソウ」

投稿日:2017年7月27日

✿✿大変お待たせしました。山形市野草園は、明日、再開園いたします。きっと花たちも会いたがっていたことでしょう。是非、御来園ください。

 

 

トモエソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トモエソウ(オトギリソウ科)

高さ50~130cmの茎先や枝先に、径5㎝程の花弁5個の黄花を付けて目立ちます。さらに、花は巴形にゆがんだ独特の形をしており、強い印象を与えます。花の中心の雌しべは先が5裂して反り返り、周囲の多数の雄しべは5束に分かれます。     (園入口や「スワンヒルの庭」等に見られます。)

 

 

 

ミツモトソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツモトソウ(バラ科)

山地の湿気のある場所で黄色い5弁花を開きます。茎の高さは50~100cm、互生する葉は3出複葉で、ちょっとイチゴに似ています。分枝した茎先に付く花は、径10~14mm、花弁のすきまから同じくらいの長さの萼片の先が見えます。“水源(みずもと)”近くに多く見られるので、この和名になったと思われます。    (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

 

 

 

オオイヌタデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオイヌタデ(タデ科)

荒れ地等に生える、高さ1~2mの多年草。葉は20cm程の長さの大きな披針形で、茎の節はふくれて赤味を帯びます。筒状の托葉鞘の先に毛はありません。茎先に穂状の花序を付けますが、淡紅色の花は花弁が無く、長さ2~3mmの萼が深く4、5裂しています。     (今は「友好姉妹都市の庭」に見られます。)

 

 

 

ムクゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムクゲ(アオイ科)

高さ3mほどになる、中国原産と言われる落葉低木で、本年枝に鐘型の花を付けます。径5~10cmの5弁花で、色は紫や桃色、白と様々です。朝開いて夕方にはしぼむ一日花が一般的ですが、中には2週間も咲き続ける種もあるそうです。     (「吉林の庭」に見られます。)

 

 

 

 

 

 

人里近くに咲く八重咲きの花……「ヤブカンゾウ」

投稿日:2017年7月26日

✿✿✿山形市野草園は臨時休園中でしたが、7月28日(金)に再開園することに決定しました。どうぞ、楽しみになさってください。✿✿✿

 

ヤブカンゾウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブカンゾウ(ススキノキ科)

高さ80cm程の茎の先に、紅色を帯びた橙色の花を咲かせ、群生している姿は見事です。葉は広線形で、花は八重咲きになっており、よく見ると雄しべや雌しべが花弁状になっている事が分かります。花径は10~15㎝程で、名は人里近くの藪などに多く生育するからです。      (「クリンソウの谷」の南東側に群生しています。)

 

 

 

キキョウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キキョウ(キキョウ科)

高さ40~100cmの直立した茎の頂に、青紫色の鐘形5裂の花を開きます。蕾の時は花弁がぴったりとくっついて風船のようになっているので、英名は“バルーンフラワー”です。開花すると径4~5㎝の星形の花となり、秋の七草にも歌われる美しい花姿を見せてくれます。(歌に出てくる「あさがお」はキキョウのことです。)     (「マグノリア通り」「七草の庭」等で見られます。)

 

 

 

ユウガギク ②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウガギク(キク科)

今の時期、ヒメジョオンかと思われがちですが、それよりもしっかりとした感じです。花径は3~3.5cm周囲の舌状花も幅があり、下~中央部の葉は長楕円形で、触った感じはスベスベです。茎の高さは1~1.5mで、本種の後に咲き出す似た「ノコンギク」は、全体に毛が多い点で区別できます。    (「クリンソウの谷」の南側などに見られます。)

 

 

 

ミヤマシャジン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマシャジン(キキョウ科)

茎の高さは20~40㎝で、上部に数個の花を付けます。大きさ3cm程の青紫色の釣鐘型の花は、雌しべの先端が花冠から突き出るのが特徴です。ヒメシャジンの変種と言われ、日本海側に多く咲きます。よく似た花に、「ソバナ」(花冠がもっと開く)や「ツリガネニンジン」(花が輪生する)があります。      (「ロックガーデン」に見られます。)