観察日記

アジサイのような丸い花、テマリカンボク

投稿日:2019年5月26日

テマリカンボク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テマリカンボク(レンプクソウ科

カンボクの一種で枝先に大きな花の塊(花序)をつけ、すべてが白い装飾花の集まりです。丸い花序の大きさは6~10cmになりこれが“てまり”と呼ばれる理由です。 (「クリンソウの谷」の北西側に見られます)

 

 

ケナシヤブデマリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケナシヤブデマリ(レンプクソウ科)

山地の湿った場所に多い落葉低木で、太平洋側のヤブデマリに対して日本海側に多く分布します。葉に毛がありません。花はガクアジサイ似た白い花で中央に両性花、周りに装飾花が付きます。装飾花は不揃いに裂け、その内の一つが非常に小さいのが特徴です。 (「クリンソウの谷」の南側に見られます)

 

 

イヌザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イヌザクラ(バラ科)

葉が開いた後に、長さ5~10cmのブラシ状の花序を小枝の先に付けます。ウワミズザクラに似ていますが、花序はやや小さく、その下の花柄に葉が付きません。個々の花は白い5弁花で雄しべが花弁より長いです。 (「ロックガーデン」の北側の登り口に見られます)

 

 

シウリザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シウリザクラ(バラ科)

葉が開いた後に、ブラシ状の花序を小枝の先に付けます。ウワミズザクラに似てその下の花柄にも葉が付きます。違いは葉の基部がハート形で、葉柄の上部に蜜腺があることです。個々の花は白い5弁花で、雄しべが花弁より長いです。 (「ひょうたん池」の西側に見られます)

 

 

アキグミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキグミ(グミ科)

山野に生えよく分枝して高さ2~3mにもなる落葉低木です。葉は全縁で鱗状毛が密生し、特に裏面は多いため白色に見えます。花は花弁がなく、淡黄色の筒状の萼が先端を4裂してラッパの先が広がったような形です。花後のアキグミの赤い果実は丸形(球形)です。 (「ロックガーデン」に見られます)

 

 

ウラジロノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウラジロノキ(バラ科)

落葉高木で葉は鋸歯があり側脈が明瞭です。葉には綿毛があり、特に裏面は密で白っぽいです。春の新芽の段階では、枝・葉柄・葉に白い毛を密生しますが、やがて葉の裏面をのぞいて毛は脱落します。花は枝先に複散房花序を形成したくさんの白い花を付けます、径1~1.5cm花は白色の花弁で基部に白い毛があり、花柱は2個です。(「ナナカマドの森」に見られます)

 

 

ミズキ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズキ(ミズキ科)

平地や山地の谷沿いなどに多い落葉高木です。若枝は冬に赤みを帯び、山形では「だんご木」として使われます。早春に枝を切ると樹液が多くしたたり落ちることから名がつけられたようです。葉は側脈が湾曲しながら平行に走り、枝先に白い花の散房花序をつけます。花は花弁が4個、雄しべが4個です。 (「ひょうたん池」の北西側のミズキ林に見られます)

 

 

セイヨウオダマキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイヨウオダマキ(キンポウゲ科)

葉はオダマキ特有の粉を噴いたような緑色です。多くのオダマキの花は下向きに開きますが、本種の花は八重咲きで上向きに咲きます。 (「ボルダーの庭」の道端に見られます)

鮮やかな青紫色のカキツバタが開花

投稿日:2019年5月24日

カキツバタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カキツバタ(アヤメ科)

水辺や湿地に生える草丈50~80cmの多年草です。葉は幅が広く中央の葉脈が盛り上がりません。花茎の先に青紫色の花被片の花を付け、その中央に白色の斑紋があります。名前は“書き付け花”が訛ったもので、昔はこの花の汁で布を染めていたそうです。 (「水辺の花コーナー」に見られます)

 

 

タニウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タニウツギ(スイカズラ科)

主に日本海側の山地に生える高さ2~3mの落葉低木です。小枝の先端に、淡紅色の先が5裂した漏斗形の花を2,3個ずつまとまってつけ壮観です。田植えの時期に花が咲くので「田植花」とも呼ばれます。 「クリンソウの谷」の南側などに見られます)

 

 

ベニドウタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニドウダン(ツツジ科)

葉はベニサラサドウダンと同じように枝の先の方に集まってつきます。花は紅色で筋はなく、花弁の先が少し閉じ気味です。そして数個の花が小枝の先からブドウの房のようにつきます。 (「中央広場」の西側に見られます)

 

 

ドイツスズラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツスズラン(キジカクシ科

日本全国に分布し、在来種のスズランと比べると花の香りが強く、花茎が葉の高さ以上にも伸びます。葉は2枚根生し長楕円形です。花は白い釣鐘形で花弁の先が反り返っています。 (「ロックガーデン」の北側入り口に見られます)

 

 

エビネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エビネ(ラン科)

山地や林中に生える多年草で、平行脈の葉を2~3枚根生します。葉の間から花茎を伸ばし花が8~15個付きます。造りは3個の萼片と2個の側花弁が淡緑色、唇弁が淡黄色ですが、花の色は白、黄色、赤褐色など多彩です。地下茎が海老のように連なっていることから名がついたようです。 (「ミズバショウの谷」の東側の杉林に見られます)

 

 

ボタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボタン(ボタン科)

古い時代に日本に渡ってきた中国原産の落葉低木で、葉は2回3出複葉で3つに切れ込みがあります。花は20cm以上もあり、花弁は薄くたくさん重なりあっています。美しい花なので栽培品種も多く、花の色も白、淡紅色、紅色などいろいろです。 (「吉林の庭」に見られます)

 

 

アカモノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカモノ(ツツジ科

亜高山帯の日当たりの良い場所に生える常緑小低木で、背丈が10~30cmです。花は釣鐘形で花弁の先が小さく5つに裂け、軽くカールしています。萼が濃い赤色をしています。花後につく赤色の果実は甘みがあり食べられます。名前は、その赤い実が赤桃のようなので、訛って赤ものとなったようです。 (「ロックガーデン」に見られます)

 

 

チョウジソウ*

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チョウジソウ(キョウチクトウ科)

草原などに生える草丈40~80cmの多年草で、茎は直立し幅の狭い葉が互生します。茎の先に薄青紫色の花がたくさん付きます。花は下部が筒となり、上部が5裂して平らに広がり、横から見ると“丁の字”に見えるのでこの名がついたようです。 (「マグノリア通り」などに見られます)

たくさんの白い円錐形の花序が枝につくトチノキ

投稿日:2019年5月23日

トチノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキ(ムクロジ科)

山地に生育する落葉高木で、葉は大きく5~7枚の掌状複葉で鋸歯があり、天狗の団扇のようです。1つの花は白色で基部がやや紅色を帯びた4弁花で、雄しべは長く花の外に出ています。それが20~30個が集まる円錐形の花序をつくっています。秋にはその一部がトチの実をつくります。 (「中央広場」などに見られます)

 

 

ミツバウツギ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバウツギ(ミツバウツギ科

山地に自生する高さ3~4mの落葉低木です。ウツギの仲間ではないが、花が白くて似ていることや、葉が3出複葉なのでこの名がついたようです。枝先に白い花の円錐花序をつけます。蕾は多いですが、花が全部咲くわけではないようです。花後の果実は特徴のある形をしています。 (「クリンソウの谷」の北西側に見られます)

 

 

ベニサラサドウダン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニサラサドウダン(ツツジ科

落葉低木で葉は枝の先の方に集まってつきます。花は釣鐘形で下向きにつり下がり、色は薄紅色で濃赤色の筋が入ります。同じ仲間のサラサドウダンに比べて花はやや小さく、花色は濃いです。 (「中央広場」の西側に見られます)

 

 

ハナイカダ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナイカダ(ハナイカダ科)

山地に生える落葉低木で雌雄異珠です。葉の表面の主脈の中央付近に淡緑色の花をつけます。雄花は数個集まってつき、雌花は通常1個、まれに2~3個つきます。名前の由来は花を乗せた葉をいかだ(筏)に例えたようです。 (「深樹の小径」の入り口付近などに見られます)

 

 

ニシキギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニシキギ(ニシキギ科)

山野の林に生える落葉低木で、根際からよく枝分かれして伸び、若い枝には板状の翼があることが特徴です。花は黄緑色で花弁が4個の小花です。名前は秋の紅葉が美しく見事なので錦に例えたものです。そのために、庭木や生垣にたくさん使われています。 (「吉林の庭」などに見られます)

 

 

ヒメシャガ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメシャガ(アヤメ科)

山地の林下などで生育する多年草です。草丈が20~30cm、葉は先が尖った線形で、花径4cm程の淡紫色の花を付けます。花弁の中央は白色で、そこに紫色の脈と黄色の斑点があり、鶏冠状の突起があります。花がシャガに比べ小さいのでこの名がついたようです。 (「ロックガーデン」や「クリンソウの谷」などに見られます)

 

 

サルメンエビネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サルメンエビネ(ラン科)

エビネの仲間では最も北の地方まで生える多年草です。草丈が20~40cmの花茎に10個程の小さな花をつけます。名前の由来は、エビネの地下茎が海老に似ているから、花の唇弁が赤褐色で縮れており、それを猿の顔に見立ててつけられたようです。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

キタマムシグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キタマムシグサ(サトイモ科)

山地の林の下に生える草丈30~80cmの多年草で雌雄異株です。花のように見えるのは仏炎苞で緑色、白い筋が入り筒口部が少し曲がって耳状となっています。中にある付属体の下に、雄株には雄花序が、雌株には雌花序があります。初めは雄株ですが、大きく成長すると雌株になります。 (「ミズバショウの谷」の東側などに見られます)