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観察日記

ふわっとした柔らかい印象 アワモリショウマ

投稿日:2020年6月27日

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アワモリショウマ(ユキノシタ科)
小花がたくさん付いている様子が、盛り上がる泡のように見えます。また、何枚かの小葉からなる葉はサラシナショウマ(升麻)の葉に似ています。それが名前の由来です。九州から近畿地方の山地などに自生する植物ですが、とてもきれいな花を咲かせるので、観賞用に庭園などにも植えられる多年生草本です。 (「七草の庭」で見ることができます)

 

 

 

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マルバノイチヤクソウ(ツツジ科)
深山の林の中に生える多年草で、野草園で見ることのできる3種類のイチヤクソウの中のひとつです。今は本種だけが咲いています。葉は柄があり円い形をしていることが名前の由来です。下向きに咲く花が何とも可愛げです。 (「野草の丘」頂上付近で見ることができます)

 

 

 

アサザ (5) アサザ (17)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アサザ(ミツガシワ科)
水辺に咲く可憐な一日花です。浅い水辺に生えることが名前の由来になっているようです。葉の腋から花茎を伸ばし、黄色い花を水面に咲かせます。その花の縁は糸状に細かく裂けているのが特徴です。 (「水辺の花コーナー」で見ることができます)

 

 

 

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ママコナ(ハマウツボ科)
“飯子菜”と書いて、ママコナと読みます。赤紫色の唇形花にある白い膨らみの部分がご飯粒に見えることが名前の由来だという説があります。花の盛りが過ぎると、白い膨らみの部分は赤色に変化していくようです。(「野草の丘」林近辺で見ることができます)

 

 

 

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ドクゼリ(セリ科)
何とも怖い響きの名前です。セリに似ていますが、草丈は80~100cmと大きく、地下茎も太くて竹のような節があります。本種の若葉を、普通のセリと間違えて食べ中毒事故も起きています。日本三大有毒植物のひとつです。名前は怖いですが、優しい感じの花を咲かせます。 (「水辺の花コーナー」で見ることができます)

 

 

 

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オニノヤガラ(ラン科)
葉がなく、茎だけが真っ直ぐ地面から突き出しています。まるで、林の中の草むらに矢が突き刺さっているような雰囲気です。空の上から鬼が矢を放ったのでしょうか。まさに、《鬼の矢柄》です。オニノヤガラは腐生植物と言われ、光合成を行わずナラタケ属の菌に寄生して養分を得る特殊な生態の多年草です(「薬草コーナー」の東側の杉林で見ることができます)

アカバナシモツケ 咲き始め 間もなく満開

投稿日:2020年6月24日

 

アカバナシモツケ (16)

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アカバナシモツケ(バラ科)
紅色の小花をたくさん付け、雄しべが長く花から突き出ているので、花が柔らかくふわっとした感じに見えます。6/17に紹介したシモツケは“木”でしたが、本種は“草”です。葉の形が全く違っていて、深く切れ込んだモミジの葉のような形をしています。写真のように満開になるのが楽しみです。 まるで、綿菓子の花の花壇のように見えます。(「ナナカマドの森」や「マグノリア通り」などで見ることができます)

 

 

 

ウリノキ (14) DSC_0261 (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウリノキ(ミズキ科)
なんと不思議な形の花でしょう。濃い緑の葉の下に、密かにつり下がっています。くるりと外側に巻き上がった白い花弁から下がる、黄色の雄しべが目立ちます。まるで、紐で結び目をつくった飾りのようです。花後の果実も藍色に染まりきれいです。 (「ミズバショウの谷」東側の杉林の中で見ることができます)

 

 

 

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キンコウカ(キンコウカ科)
黄色の細い花弁が6個あり、その色と形が“金色”の光を放っているようなので“金光花”という名前がつきました。 放射状に開いた花弁が、“光芒(こうぼう)”に見えますか。なんとも輝かしい名前です。(「ロックガーデン」で見ることができます)

 

 

 

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ツルコケモモ(ツツジ科)
花を見たとき、「見たことある花の形だ!」と思うことでしょう。そう、カタクリの花の形に似ています。白っぽい色の花弁は、4裂してカタクリのように背面に反り返っています。一見、草のように見えますが、常緑小低木です。花後、1cm程の丸くて赤い果実がつき、「クランベリー」として食用にされています。 (「ロックガーデン」で見ることができます)

 

 

 

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ラムズイヤー(シソ科)
西アジア原産の多年草です。全体が灰白色の綿毛で覆われているので、触るとやわらかい感じがします。葉の形が子羊の耳のようで感触がふわふわするため、名前が英語の「ラム(子羊)のイヤー(耳)」となったようです。小さい紅紫色の花が、次々に咲きます。 (「ハーブ園」で見ることができます)

 

 

 

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クロモウズイカ(ゴマノハグサ科)
ヨーロッパからアジアにかけて分布する2年草です。高く立ち上がった茎に黄色い花を多数咲かせます。花糸(雄しべの柄)には紫褐色の毛がついていて黒っぽく見えます。 モウズイカとは“毛蕊花”と書き、“毛”が“蕊(雄しべ)”に生えている“花”ということです。(「ハーブ園」で見ることができます)

 

まるでおとぎ話のコビトのよう《ウメガサソウ》

投稿日:2020年6月21日

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ウメガサソウ(ツツジ科)
小さく、目立たずに、山地の林の中にひっそりと生えるウメガサソウは、まるで妖精のようです。なんとも可愛らしい姿です。高さは10cmほど、花の大きさは1cmほどなので、注意深く見ないとなかなか見つけられないようです。白い花がウメの花に似ており、そして、下向きに咲くことが“笠(カサ)”にたとえられたことが名前の由来です。 (「野草の丘」などで見ることができます)

 

 

 

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オオバギボウシ(キジカクシ科)
山の草地や林内に生える多年草です。葉がハート形で大きく、長い柄があります。花はほんの少し紫色を帯びた白色です。そのつぼみの形が、橋の欄干の飾り物「擬宝珠」に似ていることが名前の由来です。山形では、“ウルイ”・“ギンボ”などと呼ばれ、山菜として食べられています。 (「ロックガーデン」などで見ることができます)

 

 

 

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バイカウツギ(アジサイ科)
梅の花に似た、美しい白い花をつけるバイカウツギ。そのことが名前の由来です。でも、本当の梅の花弁は5枚であるのに対して、本種は4枚です。 多くの園芸種があり、庭植えされているようです。(「ナナカマドの森」で見ることができます)

 

 

 

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ホタルブクロ(キキョウ科)
赤紫色の花、白色の花、本園では両方とも見ることができます。茎の上部に長さ4~5cmの釣鐘状の花を釣り下げ、花の萼片の間が反り返ります。(ヤマホタルブクロは反り返らない)昔、子どもたちが花の中にホタルを入れて遊んだことが名前の由来のようです。 (「薬草コーナー」などで見ることができます)

 

 

 

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ノアザミ(キク科)
大抵のアザミの仲間は真夏から秋にかけて咲きます。本種は花期が早く6月には普通に見られます。花の下の“総苞”というところをつまんでみましょう。粘液が出ているので、ねばねばします。よくアゲハチョウが止まっているのを見かけます。右の写真はシロバナのノアザミです。 (「ログハウス」の下の道路脇などで見ることができます)

 

 

 

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オニシモツケ(バラ科)
小形のものには“ヒメ”がつくのに対して、大形のものには“オニ”がつくことが多い植物の名前。シモツケソウの中では大形なので“オニシモツケ”と呼ばれています。環境が良いと、大きいものは高さが1.5mを超えるものもあるようです。葉柄の付け根に付く“托葉(たくよう)”という葉のようなものが、他種より大きく耳のような形をして“茎”を挟んでいるのが特徴です。 (「ナナカマドの森」などで見ることができます)