観察日記

11月1日より開園を再開します

投稿日:2019年10月31日

野草園の東側の紅葉2左◎野草園の東側の紅葉2右◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「野草の丘」からみた野草園の東側の紅葉

西蔵王の山々は紅葉が進んでいます。野草園も紅葉の季節となり「野草の丘」から見える紅葉した樹木は、青空を背景にした秋の日差しに照らされて彩り豊かな姿を見せています。

 

 

ニシキギの紅葉ニシキギの紅葉の葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ニシキギの紅葉(ニシキギ科)

山野の林縁に生える高さ1~3mの落葉低木で、枝に薄板状のコルク質の翼が矢羽根のように張り出すのが特徴です。名の由来は美しい紅葉を錦に例えたものです。紅葉がきれいなので公園の生け垣にも植えられています。 (「吉林の庭」などに見られます)

 

 

ヤマモミジの紅葉◎ヤマモミジの紅葉の葉2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマモミジの紅葉(ムクロジ科)

園内にはたくさんのヤマモミジの木があります。葉がやや赤く色づいているもの、黄色のもの、そして鮮やかに赤く色づいているものがあります。日光の当たる上部の方から紅葉が進んでいるようです。たくさんの赤い葉が、青空を背景に大変美しいです。(「カエデの森」などに見られます)

 

 

マルバノキマルバノキの紅葉した葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバノキ(マンサク科)

中部地方や四国の山地に見られる落葉低木です。葉が暗赤色に紅葉した頃に花が咲きます。その葉(写真右)が卵形~円形なので、名前がマルバノキとつけられたようです。枝から出た2つの暗紅色の小さな5弁花の花は背中合わせに着き、星のような形です。別名はベニマンサクです。 (「ウランウデの庭」に見られます)

 

 

オオバクロモジの黄葉 (2)◎オオバクロモジの黄葉の葉 (2)◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバクロモジの黄葉(クスノキ科)

 山野に生育する落葉低木で、園内にもたくさんあります。花は黄緑色で春に葉が出るのと同じ頃、葉の脇から数個集まって咲きました。今、葉は鮮やかな黄色に染まっていますが散り始めています。名前の由来は深緑色の枝に黒い斑紋が入っており、それを「黒文字」と見なしてつけられたようです。 (「ツツジの丘」などに見られます)

 

 

サラサドウダンの紅葉◎サラサドウダンの紅葉と果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラサドウダンの紅葉と果実(ツツジ科)

互生する楕円形の葉は枝の先に集まって付き、裏に毛が多いです。今はその葉が美しく紅葉しています。春に鐘形の淡紅白色で紅色の筋が入った花が花柄に下向きに付きましたが、今は果実が付いています。 (「ツツジの丘」などに見られます)

 

 

 

 

 

 

筒状鐘形で先が5裂した青紫色の花、リンドウ

投稿日:2019年9月28日

リンドウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リンドウ(リンドウ科)

山野に生える草丈50cm程の多年草で、葉は対生し無柄で茎を抱きます。茎頂に数個の青紫色の5裂した鐘形の花を開きます。リンドウの根を乾燥したものは薬用にされ、漢方ではこれを竜胆(りゅうたん)と呼んでいます。それで名のリンドウにこの漢字を当てています。(「アジサイロード」の道側に見られます)

 

 

アメリカフヨウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アメリカフヨウ(アオイ科)

北米原産の多年草で草丈が1~1.5m、花径20cmを超える大きな赤い5弁花を咲かせます。花の中央には束になった雄しべと、雌しべがたくさん見られます。花は一日花で朝開いて夕方にはしぼんでしまいます。同じ仲間にハイビスカスがあります。 (「ボルダーの庭」に見られます)

 

 

ナナカマドの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナカマドの果実(バラ科)

山地の林縁などに生える落葉小高木で、5月頃に白い小花が咲きました。葉は羽状複葉で秋になると赤色に染まります。今は赤い果実がたくさんぶら下がっています。この果実は冬に葉が落ちても残ります。美味しくありませんが、冬に餌がなくなると小鳥たちが食べるようです。 (「ナナカマドの森」に見られます)

 

 

オオウバユリの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオウバユリの果実(ユリ科)

夏に黄緑白色の花を横向きに十数個つけていましたが、今は7~8cm程の果実を上向きに付けています。その中にたくさんの翼の付いた丸く平たい種子が重なって入っています。風が吹くとその種子が飛んでいく仕組みのようです。 (「ミズバショウの谷」などに見られます)

湿地一面に咲き誇るオオミゾソバの花

投稿日:2019年9月25日

オオミゾソバの群生左オオミゾソバの群生右オオミゾソバの群生2 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオミゾソバの群生(タデ科)

「水辺の花コーナー」などの湿地にはオオミゾソバの花が一面に咲いています。葉の形が牛の顔に似ていると言われ、別名ウシノヒタイと呼ばれます。小花の花弁のような萼片は白く先がピンク色で、それが茎先に10数個集まってついています。その開く前の花は菓子の金平糖のような感じです。

 

 

タイワンホトトギス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タイワンホトトギス(ユリ科)

沖縄、台湾などの亜熱帯の山地や湿った場所に生える草丈30~50cmの多年草です。茎頂に3~4cmの淡紫色の花を咲かせます、6個の花被片にはたくさんの紅紫色の斑点があり名前の由来になっています。また花被片は斜め上に立ち上がり、基部には丸い膨らみを2個持っているのが特徴です。 (「吉林の庭」の東側に見られます)

 

 

アオハダの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオハダの果実(モチノキ科)

山地に生える落葉高木で、樹皮をはぐと内皮が緑色であり、それが名前の由来にもなっています。枝には短枝が発達し、その先に緑白色の小花を数個ずつ付けます。花が終わった今、小さな赤い果実を数個ずつ短枝にたくさんつけています。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

エゴノキの果実2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゴノキの果実(エゴノキ科)

 雑木林などに普通に生える落葉の小高木です。今はたくさんの白灰色の果実をつけています。果実の果皮にはエゴサポニンと言う毒性の成分が含まれ、果皮をすりつぶして、川に流して魚を麻痺させて捕まえたり、泡立つので石けんのかわりにしたそうです。名前は、果皮を口に入れるとえごい(あくが強く、いがらっぽい)ためつけられたようです。 (「ひょうたん池」の南西側などに見られます)