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観察日記

薬効あらたか《ゲンノショウコ》

投稿日:2020年7月24日

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ゲンノショウコ(フウロソウ科)
昔から下痢止めの薬草として有名です。煎じて飲めばたちまち薬効(証拠)が“現れる”。それで、「現の証拠」という名前が付けられたようです。径2cm程の小さな花は、白紫色の花弁が5個で濃紫色の脈(筋)が目立ちます。東日本では白花、西日本では淡紅花が咲くようです。不思議です。 (園内の所々で見ることができます)

 

 

 

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オモダカ(オモダカ科)
葉の形が独特で、下半分が2つに裂けたやじり形をしています。葉が人の顔に見えて、花より高い位置にあるのでオモダカ(面高)という名前が付いたと言われています。水田や水路等に生える多年草ですが、葉の形を覚えておけば間違うことはないでしょう。 (「クリンソウの谷」の小川で見ることができます)

 

 

 

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ネジバナ(ラン科)
可愛いピンクの花が、茎にらせん状につきます。捻じれているように見えるので、ネジバナという名前がつきました。淡紅色の唇形の小花に近づいてよく見ると、いかにもラン科の花という印象です。できれば、虫眼鏡で見てみましょう。 (「マグノリア通り」などで見ることができます)

 

 

 

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ツユクサ(ツユクサ科)
身近なところで見かける、よく知られたツユクサです。改めてよく見てみると、花弁の鮮やかすぎる青色に驚かされます。そして、その青をバックに黄色い雄しべが目立ちます。早朝に咲いた花は午後にはしぼんでしまいます。まさに、“朝露”の如し。 (所々で見ることができます)

 

 

 

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フシグロセンノウ(ナデシコ科)咲き始め
ちょっとうす暗い林の中で、鮮やかなオレンジ色のフシグロセンノウを見つけた時、なぜか驚いてしまいます。林内に灯がついているような印象を受けるからです。これからたくさん咲いてきます。ぜひ見つけてください。センノウ属の花で、茎の節の部分が紫黒色であることが名前の由来です。 (「ひょうたん池」の西側などで見ることができます)

 

 

 

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キンミズヒキ(バラ科)

素敵な名前がついています。黄色の花を“金”に、穂状の花の集まりを“水引”に例えた名前です小花はバラ科らしく5弁花で、下から順に咲いていきます。花後、熟した果実にはかぎ状の刺があり、この刺で動物や衣服にくっつきます。花は綺麗ですが、何とも厄介です。 (園内の至る所で見ることができます)

 

最も標高の高いところに咲く《クルマユリ》

投稿日:2020年7月23日

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クルマユリ(ユリ科)咲き始め
一見、7/19に紹介した“小鬼百合”にそっくりですが、茎の中央より下側に細長い卵形の葉を10枚程車輪のように付けます(輪生)。それが名前の由来です。園内で見分けるときは、茎の根元の方の葉の付き方を見てみましょう。日本に生育する百合の中では、一番標高の高いところに生育します。 (「料金所」西側林内などで見ることができます)

 

 

 

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トンボソウ(ラン科)
背丈は15cmほど、花にいたっては5mmほどの小さな淡緑色の花です。花の様子がトンボに似ていることが、名前の由来です。とても小さいので、写真を撮るのが大変です。木道から望遠レンズでねらった方がいいかもしれません。 (「水辺の花コーナー」で見ることができます)

 

 

 

 

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ミツモトソウ(バラ科)
山地の湿地のある所に生育し、水源(みずもと)”近くに多く生えていることが名前の由来です。葉柄の先から3枚ずつ葉を出し、イチゴの葉に似ています。枝分かれした茎先に黄色い5弁花を付け、花弁の隙間から同じ長さくらいの先の尖った緑色の萼片が見えることが特徴です。 (「藤棚」の近辺などで見ることができます)

 

 

 

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カノツメソウ(セリ科)
漢字で書くと“鹿の爪草”、根の形が鹿の爪に似ていることが名前の由来と言われています。でも、掘ってみないとわかりませんね。白い小さな小さな花を線香花火の火花のような形(複散形花序)に付けます。とても繊細な印象を受ける花です。(園内至る所で見ることができます)

 

 

 

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ウマノスズクサ (10)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)
つる状の多年草です。茎は長く伸びて周りのものにからみつき、葉のわきから花柄を出して不思議な形の花を横向きにつけます。その花は花弁はなく、萼が楽器のサクソフォンのように曲がり、先端に紫褐色の毛が密生しています。花の基部は球状に膨らみ、その中に雄しべと雌しべがあります。熟した果実が馬の首にかける鈴に似ていることが名前の由来です。 (「ひょうたん池」の北側で見ることができます)

 

オレンジ鮮やか《コオニユリ》

投稿日:2020年7月19日

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コオニユリ(ユリ科)
漢字で“小鬼百合”、小さい鬼百合と書きます。オニユリにそっくりですが、オニユリよりは小ぶりで、葉の付け根に“むかご”をつけないので区別することができます。鮮やかな橙色の花に濃い斑点が目立ちます。まさに、鬼面のイメージです。夏の濃い緑をバックに、鮮やかなオレンジが目立ちます。 (「ひょうたん池」の南側などで見ることができます)

 

 

 

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ムクゲ(アオイ科)
夏咲きの花木として広く親しまれ、日本でも庭木として広く植栽されています。朝(あさ)鮮やかに咲く姿が朝鮮に通じることから、韓国の国花になっています。日本には平安時代以前に渡来したようです。 (「吉林の庭」で見ることができます)

 

 

 

DSC_0515 DSC_0003(エゾノヨロイグサ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾノヨロイグサ(セリ科)
山地の林縁などに生える多年草で、背丈は2m以上にもなります。何とも勇ましい名前ですが、優しい感じの花を付けます。水辺の花コーナーにある同じセリ科の、ドクゼリなどと比べてみましょう。 (「マグノリア通り」で見ることができます)

 

 

 

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タケニグサ(ケシ科)
日本ではほぼ雑草扱いですが、2m以上にもなる大きな姿の割に繊細な花をつけます。花が咲くと花弁はすぐに落ち、糸のような雄しべが目立つようになります。それで、離れてみるとふわふわした感じに見えます。イチジクの葉に似た大きな葉は粉白色を帯びていて、離れてみると白っぽく見えます。 (「大平沼」の西岸などで見ることができます)

 

 

 

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シャクジョウソウ(ツツジ科)
修験者などがもつ錫杖(しゃくじょう)に姿が似ていることが名前の由来です。山地の林の中のやや暗い所に生える腐生植物です。色は淡黄褐色で茎の高さは10~20cm、茎頂に長い鐘形の花を数個下向きにつけます。葉緑体を持たないため光合成ができないので、落ち葉などから養分を取っています。 (「野草の丘」で見ることができます)

 

 

 

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ミヤマシャジン(キキョウ科)
高山などの草地に生え、草丈20~40cmの多年草です。花は釣鐘形で下向きに開き、先が5裂します。名は深山に育つシャジン(シャジンはツリガネニンジンの漢名)ということです。野草園でも数が少ない植物のひとつです。 (「ロックガーデン」で見ることができます)