観察日記

いろいろな名前を持つ赤い花、ヒガンバナ

投稿日:2019年9月15日

ヒガンバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒガンバナ(ヒガンバナ科)

人里の近い所に群生する草丈30~50cmの多年草です。線形の葉は花後に出て越冬し初夏に枯れてしまいます。秋になると花茎を立ち上げ赤い花を散形状に5~7個つけます。1つの花は6個の線形の花弁が大きく反り返り、1個の雌しべと6個の雄しべが花の外に突き出ています。ヒガンバナは秋の彼岸の頃に咲くので名がついたようですが、マンジュシャゲ(曼珠沙華)、シビトバナ(死人花)、ハミズハナミズ(葉見ず花見ず)などの別名も持っています。 (「野草の丘」に見られます)

 

 

オオバショウマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバショウマ(キンポウゲ科)

山地の林内などに生える日本固有の多年草で草丈70~120cm、葉の形は名の通り浅く裂けた掌状で径が20cm程と大きいです。長い茎の上部にサラシナショウマのような白い小花の穂状花序をつけました。小花の花弁と花弁状の萼片がありますが早く散ってしまい、たくさんの長い雄しべだけが目立ちます。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

タニソバ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タニソバ(タデ科)

田のあぜや湿った所に生える高さ10~40cmの1年草です。茎はよく分岐し横に広がります。葉は互生し、翼のある葉柄で基部は耳状に広がって茎を抱いています。白っぽい小花は茎先や葉腋などに多数集まって付いています。 (所々にあります)

 

 

カンボクの果実2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボクの果実(レンプクソウ科)

初夏に白いガクアジサイのような花を咲かせましたが、今は真っ赤な果実を多数付けています。つぶしてみると強い臭気があり鳥もなかなか食べないようです。そのため果実は葉が落ちた後も春まで残ります。 (「クリンソウの谷」の北西側に見られます)

白色の植物、アキノギンリョウソウ

投稿日:2019年9月14日

アキノギンリョウソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキノギンリョウソウ(ツツジ科)

山地の林内の木陰などに生える草丈10~20cmの多年草です。腐生植物と呼ばれるこれらの植物は葉緑体を持たないため体全体が白く、光合成ができないので、落ち葉などから養分を取っています。茎には鱗片葉があり、花は下を向き雄しべも雌しべもあります。名前の由来は、姿が銀色の竜のようだからのようです。 (「薬草コーナー」西側斜面に見られます。)

 

 

マルバハッカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバハッカ(シソ科)

ヨーロッパ原産の多年草で高さが30~80cmです。葉は対生し、広楕円形で表面は脈がへこんでしわが目立ち、裏面は白い毛が密生しています。茎先に白い小さな花の花穂をつけます。 (「薬草コーナー」に見られます)

 

 

ミョウガ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミョウガ(ショウガ科)

東アジア原産で、地下茎を伸ばして成長する多年草です。地表に伸びているのは葉です。葉の下に地面から出てきた若芽から白い花が咲き出ています。それは花ミョウガと呼ばれ食用にされます。名は「芽香・女加(めが)」が訛ってミョウガになったと言われています。(「クリンソウの谷」の北東側に見られます)

 

 

ミヤマガマズミの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマガマズミの果実(レンプクソウ科)

山地に生える落葉低木で、葉の表面は無毛なのですべすべしています。5月に白い小花の散房花序を出していましたが、今は6~7mmの赤い球果をたくさん付けています。これは酸味があり食べられます。 (「ロックガーデン」の登り口などに見られます)

白いブラシのようなサラシナショウマの花がたくさん咲いています

投稿日:2019年9月12日

サラシナショウマの群生サラシナショウマ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サラシナショウマの群生(キンポウゲ科)

「クリンソウの谷」の西側や「ミズバショウの谷」の東側の林内に、白いブラシのような花がたくさん見られます。長さが30cm程にもなり曲がりくねったものもあります。それは白い小花がたくさん集まった花序です。香りも良く、それに蝶たちが群がって蜜を吸っています。

 

 

サギソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サギソウ(ラン科)

湿地に生える草丈15~50cmの多年草で、高く伸びた茎の先端に1~3個の白い花をつけます。花径は3cm程で唇弁が大きく深く3裂し、中裂片は披針形、側裂片は扇形で縁が糸状に細かく裂けています。この唇弁の様子が、まるで白鷺(しらさぎ)が羽を広げて飛んでいるように見えることから名がつけられたようです。サギソウは日本原産の野生のランで、絶滅危惧種の1つになっています。 (「水辺の花コーナー」に見られます)

 

 

ハッカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッカ(シソ科)

田のあぜなどやや湿った所に生える多年草で、草丈20~50cmです。茎の断面は4角形、葉は対生です。茎の上部の葉腋に小さな淡紅色の花が輪生状に集まって数段に渡ってつきます。植物全体からハッカの香りがします。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)

 

 

メガルガヤ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 メカルガヤ(イネ科)

山地や原野に生る多年草で高さは1~1.5mです。上部の葉腋から柄を出し、小穂が6個ずつ集まった穂を付けます。名前は屋根を()くための刈りとる茅(かや)の名からきているようです。 (「スワンヒルの庭」の南西側に見られます。)

 

 

サンショウの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンショウの果実(ミカン科)

やや湿り気の多い林縁や林の中に生える高さ1~5mの落葉低木で、雌雄異株です。利用価値が高いので栽培もされています。葉は奇数羽状複葉で、もむとミカンのような香りがします。花は5月に咲きましたが、今は径5mm程の赤い果実がたくさん付いています。その果実が裂開すると黒い種子が1個出てきます。 (「七草の庭」などに見られます)