開園日について

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観察日記

晩秋の風景

投稿日:2020年11月11日

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晩秋の時季、植物は冬支度です。すっかり葉を落とした樹木、紅葉し最後に私たちの目を楽しませてくれている樹木などなど、様子は様々ですが、どれも冬芽を付けて、来年の準備は万端のようです。そんな中で、秋の花が一つだけまだ残っていたり、色鮮やかな実が残っていたりします。思わず声をかけてあげたくなります。今シーズンの開園も残りわずか。冬支度をした、植物の様子を楽しんでみましょう。

 

 

 

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トチノキ(ムクロジ科)の冬芽
今では、すっかり葉が落ちたトチノキ。青空の日、トチノキのそばに行くと、冬芽がピカピカ光ってとても綺麗です。まるで、宮澤賢治が童話の中で表現するような風景です。でも、なぜ光るのでしょう。それは、トチノキの冬芽が粘性のある樹脂で覆われているからです。樹脂が太陽の光を反射して輝いて見えるのです。その樹脂によって、寒さや虫から身を守っているようです。(「中央広場」や「野草の丘」で見ることができます)

 

 

 

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ソメイヨシノ(バラ科)の冬芽
ソメイヨシノは、江戸時代後期にエドヒガンとオオシマザクラを交配してつくられたサクラです。日本中に植栽されており、サクラというとソメイヨシノのイメージを持つ方がほとんどで、最も馴染みのあるサクラです。冬芽を愛でる方はほとんどいませんが、ソメイヨシノの冬芽は芽鱗が8枚程度、毛が密生しています。冬芽の葉芽に比べて、花芽の方がよりぷっくりしています。近づいて観察してみましょう。(「野草の丘」で見ることができます)

様々な色の落葉《ウリハダカエデ》

投稿日:2020年11月8日

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ウリハダカエデ(ムクロジ科)の紅葉

生育環境によって、赤色になったり、橙色になったり、黄色になったりしているようです。落葉したところを見ると、様々な色に紅葉した葉を見ることができます。若木の樹皮の模様がマクワウリに似ていることから名前がついたようです。 (「スワンヒルの庭」北側で多く見ることができます)

 

 

 

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ホオノキ(モクレン科)の冬芽
日本産樹最大級の単葉をつける落葉高木です。冬芽もとても大きく、特大サイズで鉛筆のキャップくらいのサイズです。5月になると、枝先に径20cm程の白い花(写真右)を咲かせます。冬芽も花も葉も、超特大サイズです。 (「クリンソウの谷」で見ることができます)

 

 

 

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マルバマンサク(マンサク科)の冬芽
冬芽(左側写真)の丸い部分が花芽で、とがっている部分が葉芽です。まだ寒さの残る早春に、花芽から花弁が見え始めます。春に先駆けて「まず咲く」ので、マンサクという名前があります。変わった形の花(右側写真)は、3月初旬から咲き始め、3月下旬から4月上旬には見頃になります。 (園のあちらこちらで見られます。)

《マルバノキ》の花  野草園でシーズン最後に咲く花 

投稿日:2020年11月7日

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マルバノキ(マンサク科)別名:ベニマンサク

野草園ではシーズン最後に咲く花で、葉が暗赤色に紅葉する頃に花が咲きだします。花は、星のような形です。不思議なことに、枝から出た2つの花は背中合わせに付きます。葉が卵形や円形(写真右)なので、マルバノキという名前が付きました。東北地方に自生する木ではなく、中部地方や四国の山地に見られる珍しい落葉低木です。氷河期の残存種とも言われています。 (「ログハウス」裏で見ることができます)

 

 

 

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イタヤカエデ(ムクロジ科)の黄葉・落葉
「クリンソウの谷」の橋の上から、左手に見ることができます。木の根元の落葉も見事です。山地に生える落葉高木で、秋に黄色く色づくカエデの代表です。葉がよく茂り、板屋根のようになることから名前が付きました。(「クリンソウの谷」や「カエデの林」で見ることができます)

 

 

 

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キタコブシ(モクレン科)の冬芽
寒さを防ぐために、白い毛でおおわれた冬芽を枝先にたくさん付けています。春、暖かくなるとそこから花が出てきて、白い花を咲かせます。(右側写真)去年は花芽が少なかったのですが、今年はたくさん付いているので、来年の満開の時が楽しみです。 (「マグノリア通り」などで見ることができます)