観察日記

葉の葉腋に黒いムカゴが付くオニユリ

投稿日:2019年8月8日

オニユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オニユリ(ユリ科)

山野に自生する草丈1m程の多年草です。橙色の6個の花被片にはたくさんの黒紫色の斑点があり、強く反り返っています。6個の雄しべと1個の雌しべが長いです。葉の葉腋に黒いムカゴが付きます。オニユリはふつう種子ができません、しかしムカゴで繁殖することができます。(「野草の丘」の西斜面などに見られます)

 

 

 

ツリガネニンジン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリガネニンジン(キキョウ科)

日当たりの良い山野の草地に生える草丈40~100cmの多年草で、茎の上部に淡紫色の釣鐘形の花を数個、輪生に釣り下げます。萼は細くて、雌しべが花から突き出ています。大きな根は薬用に利用されます。名前は花の姿と、大きな根を朝鮮人参に例えたからのようです。 (「薬草コーナー」に見られます)

 

 

オタカラコウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オタカラコウ(キク科)

林の下や湿気の多い場所に生え、草丈1~2mになる多年草です。根生葉はフキの葉に似た径40~60cmの丸い葉です。立ち上げた茎の上部に黄色い花を総状に多数付け、下から上に開花していきます。1つの花には舌状花が8個程あり、3個程度の舌状花のメタカラコウとの違いが分かります。“雄宝香”の宝香とは防虫にもなる香りのことです。 (「ひょうたん池」の南側に見られます)

 

 

セイヨウニンジンボク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セイヨウニンジンボク(シソ科)

ヨーロッパ南部が原産の落葉低木です。開花期間は非常に長く、枝先に薄い青紫色の小花をたくさんつけます。花は芳香があり、葉にも香りがあります。名前は、葉がチョウセンニンジンに似ることに由来します。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

マーシュマロー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マーシュマロー(アオイ科)

ヨーロッパ等が原産の多年草で、夏に白や桃色の5弁花を咲かせます。昔から薬用の植物として植えられてきました。お菓子のマシュマロは、この植物が語源で、昔、本種の根の粉末を原料にしてつくったことに由来するらしいです。現在のマシュマロは、卵白やゼラチンや砂糖でつくられています。 (「ハーブ園」に見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花は美しいのに、名はクサギ

投稿日:2019年8月7日

クサギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クサギ(シソ科)

日当たりの良い山野の林縁などに生える落葉小高木で、花は紅紫色の萼と5裂し平らに開いた白色の花弁、そして長い雄しべと甘い芳香もあります。花後は萼が濃紅色になり、深裂して星状に開き中央に藍色の果実を付けきれいです。しかし、葉を傷つけると臭気がするのでこの名がついてしまったようです。 (「ミズバショウの谷」の南東側などに見られます)

 

 

ハナトラノオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナトラノオ(シソ科)

北米原産で大正時代に渡来した草丈60~120cmの多年草で、茎は角張りピンク色の花の総状花序が直立します。1つの花は唇形で下から上へ順に咲いていきます。白色もあります。総状花序が虎の尾のようにやや長く、花が美しいのでこの名がついたようです。別名カクトラノオです。 (「スワンヒルの庭」の西側に見られます)

 

 

ルリタマアザミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルリタマアザミ(キク科)

地中海沿岸~西アジアに分布する草丈1m程の多年草です。葉は長楕円形で深く切れ込み、縁に刺がありアザミに似ています。茎頂に径5cm程の球形の花を付けますが、詳しく見ると、紫色の深く5裂した花弁を持つ小さな筒状花が集まって球状になっています。日本には同じ仲間のヒゴタイが山野に自生します。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

センニチコウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センニチコウ(ヒユ科)

熱帯アメリカ原産の草丈50cm程の1年草です。茎頂に紫色や白色の球状の花を付けますが、詳しく見るとたくさんの花の集まりです。花期が非常に長く、色が鮮やかなので「千日紅」の名が付いたようです。この花は乾燥させても色があせず長持ちするのでドライフラワーにも利用されます。 (「スワンヒルの庭」に見られます)

 

 

ハネミギク2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハネミギク(キク科)

北米原産で、養蜂用の蜜源植物として各地に植栽したものが野生化しました。草丈1.5~2mにもなる多年草で、茎や葉に短い毛があり、茎に著しい翼があります。茎先に黄色い花を多数付けます。花は3~8個の舌状花と筒状花の集まりです。 (「ウランウデの庭」の北西側に見られます)

「秋の七草」の青紫色の花、キキョウがたくさん咲いています

投稿日:2019年8月4日

キキョウの群生左キキョウの群生右

 

 

 

 

 

 

キキョウの群れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キキョウの群生

「七草の庭」にはたくさんの白い蕾と青紫色の花のキキョウが咲き誇っています。花は横を向いて開花しています。詳しく見ると、黄白色の5個の雄しべが雌しべを囲んでいる開花直後の花、雄しべが下に倒れ雌しべの花柱が5裂して開き受粉を待つ花が見られます。秋の花ですが、8月が開花期間です。

 

 

アガパンサス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アガパンサス(ユリ科)

アフリカ原産の草丈70~100cmの多年草で、明治の初期に渡来しました。根元から細長い葉をたくさん出し、長い茎頂に青紫色の細長いラッパ状の6弁花を多数放射状に開きます。和名は「ムラサキクンシラン」と言います。 (「スワンヒルの庭」に見られます)

 

 

ソバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソバナ(キキョウ科)

山地の林縁や沢沿いなどに自生する草丈50~100cmの多年草です。茎の上部に数個の鐘形の花を垂れ下げます。花弁は淡青紫色で先端が5つに裂けて開きやや反り返ります。似ているツリガネニンジンとの違いは、花が輪生しないこと、雌しべが花から突出しないことなどです。 (「深樹の小径」などに見られます)

 

 

ゴマナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴマナ(キク科)

山野の日当たりの良い所に生える多年草です。草丈が1~1.5mで茎や葉に細毛があり、触るとざらつきます。茎の上部で散房状に分かれ、白い小菊のような花を多数つけます。花の白い花弁は舌状花で中心の黄色いところは筒状花です。名前は葉が「胡麻」の葉に似ているところからきているようです。 (「クリンソウの谷」」などに見られます)

 

 

ベロニカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベロニカ(オオバコ科)

ヨーロッパ原産の草丈25~80cmの多年草です。真っ直ぐ立ち上げた枝先に10~20cmの穂状花序をつけます。青紫色の小花を密に付け下から順に咲いていきます。別名「ルリトラノオ」と呼ばれます。 (「ツツジの丘」に見られます)

 

 

アカソ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカソ(イラクサ科)

山地のやや湿った所に生える草丈0.5~1mの多年草です。茎や葉柄は赤みを帯び、葉は卵円形で3脈が目立ち、荒い鋸歯があります。葉先が大きく3裂し、中央は尾状で長く伸びています。花は雌雄同株で雄花序は茎の下部に付き、雄花序より小さい雌花序は茎の上部に付きます。 (所々に見られます)