観察日記

「七草の庭」は黄色いオミナエシの花でいっぱい

投稿日:2019年8月15日

オミナエシの群生左オミナエシの群生右オミナエシの群れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オミナエシの群生

オミナエシは種子でも繁殖しますが、地下茎による栄養繁殖もするので群生が見られます。開花期間も長く8月の「七草の庭」はオミナエシの庭になります。一方同じ仲間のオトコエシは地下茎による繁殖はうまくいかず大きな群生は見られません。

 

 

オオウバユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオウバユリ(ユリ科)

山地の林下に生え、高さが1.5~2mになります。茎の上部に10~20個の黄緑色の長い6弁花を横向きにつけます。名前は、花の咲く時期に下茎の葉が枯れてしまうので“葉がない”を“歯がない”とかけて姥に例えたものと言われています。花後はたくさんの翼の付いた種子の果実をつくります。 (「ミズバショウの谷」などに見られます)

 

 

カリガネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カリガネソウ(シソ科)

山地や林縁に生える草丈1m程の多年草です。不快な臭いを出すので近くに行くだけで気づきます。葉腋から長い柄をもった花序を出し青紫色の唇形花をつけます。花は下側の唇弁は大きく、4個の雄しべと雌しべは共に長く下向きに湾曲します。名前は花の様子を冬の渡り鳥の雁(かり)の飛ぶ姿に例えたからのようです。 (「ひょうたん池」の西南側や「七草の庭」に見られます)

 

 

ススキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ススキ(イネ科)

地下には短いがしっかりした地下茎があり、そこから多数の花茎を立てます。葉は細長く、縁は鋭い刃物状になっています。茎の先端に長さ20~30cm程度の十数本に分かれた花穂をつけます。花穂は赤っぽい色をしています、ぶら下がっている黄色のものは雄しべの葯です。種子(正しくは穎果(えいか))になると白い毛が生えて、穂全体が白っぽくなります。 (園内の所々に見られます)

 

 

ワレモコウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワレモコウ(バラ科)

山野の日当たりの良いところに生える多年草で、草丈が0.5~1mで葉は奇数羽状複葉です。茎頂に穂状花序をつけ上から下へと開花します。花穂の1つ1つ小花は、暗赤紫色の萼片で、花弁がありません。 (「マグノリア通り」や「七草の庭」などに見られます)

 

ちょっと目立つ果実たち

投稿日:2019年8月12日

トウゴクマムシグサの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トウゴクマムシグサの果実(サトイモ科)

春に咲いた花は茶色で目立ちませんでしたが、この時期になると林の中に、直立した30~80cmのむき出しのトウモロコシのような形の赤い果実が生育しています。有毒で上の方から熟して長い期間見られます。 (「ひょうたん池」の西側などに見られます)

 

 

トチノキの果実2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチノキの果実(ムクロジ科)

落葉高木で春に白い花の花序を付けていましたが、今は、その花の一部が、径3~5cmの茶色の果実になっています。所々に6~10個程の果実を枝に付けています。 (「マグノリア通り」などに見られます)

 

 

シラタマノキの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シラタマノキの果実(ツツジ科)

亜高山帯の山地の草地などに生える高さ30cmほどの常緑小低木です。春に、径5mm程度のドウタンツツジのような釣鐘形の小花をつけました。今は写真のような径1cm程の白い球果になっています。 (「ロックガーデン」の頂上に見られます)

 

 

ハナイカダの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナイカダの果実(ハナイカダ科)

林内に生える落葉低木で雌雄異株です。雌株も雄株も葉の上に花をつける珍しい木です。今は雌株の葉の上に黒い果実を1個つけています。 (「深樹の小径」の入り口付近に見られます)

 

 

シラネアオイの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シラネアオイの果実(キンポウゲ科)

山地に生える多年草で、5月に淡紫色の花を開花しました。今は内側で合着した緑色の果実を付けています。中には平たい種子が何枚も重なって入っています。 (「ひょうたん池」の西側に見られます)

秋の七草の可愛い花、カワラナデシコがいっぱい咲いています

投稿日:2019年8月11日

カワラナデシコの群生1カワラナデシコの群生◎カワラナデシコ2◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カワラナデシコの群生(ナデシコ科)

「七草の庭」や「マグノリア通り」の草地に、草丈が50cm程のカワラナデシコが所々に咲いています。茎頂や上部の葉のわきに花を付けます。ピンク色の花弁は5個で縁が細かく切れ込み優美です。

 

 

オトコエシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オトコエシ(スイカズラ科)

山野に生える草丈60~100cmの多年草で、茎には白い毛が多く太いです。茎の上部に黄色い小花のオミナエシに対して白色の小花を散房状に多数つけます。名の由来は、白い小花は白米に例えて「男飯」、それが訛ってオトコエシ、それに男郎花の漢字を当てたようです。 (「吉林の庭」などに見られます)

 

 

ヤブラン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブラン(キジカクシ科)

山地の木陰に生える草丈の低い多年草です。葉は根生葉で深緑色、線形で光沢があります。その中心から花茎を立ち上げ穂状に小花を付けます。淡紫色の非常に小さい花で6個の花被片を持っています。花後にできる種子はむき出しで黒い果実のように見えます。(「マグノリア通り」の花壇に見られます)

 

 

カワラケツメイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カワラケツメイ(マメ科)

河原や道端などに生える高さ30~60cmの多年草です。葉は偶数羽状複葉で小葉は15~35対で先が尖ります。花は黄色で径7mm程、雄しべが4本あります。花後、果実は長さ3~4cmの黒紫色の豆果で茎先に付きます。葉や果実は健康茶として利用されます。(「薬草コーナー」に見られます)

 

 

カノツメソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カノツメソウセリ科)

日陰になる林縁や林内に生育し、細い茎を50~100cm直立させます。茎につく葉は3出複葉で、下部の葉は2回3出複葉です。茎の先に複散形花序の花をつけ白い小さな花を数個ずつつけます。セリに似ているのでダケゼリの別名があります。(所々に見られます)