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観察日記

花の形はまさしく釣鐘《ツリガネニンジン》

投稿日:2020年8月2日

ツリガネニンジン (9) DSC_0060ツリガネニンジン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリガネニンジン(キキョウ科)
花の形は、まさしく釣鐘そのものです。花をよく見てみると、萼は細く、雌しべが花から突き出ています。本格的な夏の暑さはこれからですが、ツリガネニンジンは秋を感じさせる植物です。そういえば、8月に入り立秋はもうすぐ。季節は少しずつ少しずつ移っています。夏と秋がのりしろで重なっているようです。 (「薬草コーナー」で見ることができます)

 

 

 

DSC_0841 DSC_0837ソバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソバナ(キキョウ科)
ツリガネニンジンと似ていますが、よく見比べてみると、花から雄しべが出ていません。また、葉や花も輪生していません。簡単に見分けることができることと思います。薄暗い林の中で、優しい青色が印象的です。 (「深樹の小径」などで見ることができます)

 

 

 

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ミズヒキ(タデ科)
林の縁などやや薄暗い所に生えます。草丈のおよそ半分が花穂で、小さな花を多数付けます。4枚の萼片が花弁に見え、上の3枚が赤色、下の1枚が白色で上から見ると花は赤く、下から見ると白く見えます。紅白のツートンカラーを祝儀袋の水引に例えたことが名前の由来です。 (「藤棚」の北側など所々で見ることができます)

 

 

 

ダキバヒメアザミ (1) ダキバヒメアザミ (13)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダキバヒメアザミ(キク科)
ノアザミが終わりしばらくたつと、入れ替わるようにダキバヒメアザミが咲き始めます。紅紫色の花は上を向き、葉は基部でしっかりと茎を抱きます。名前の由来は、ヒメアザミに似ていて、葉で茎を抱くアザミということです。新潟県から東北地方の低地や山地帯の林縁などに生えるアザミです。 (「クリンソウの谷」など所々で見ることができます)

 

 

 

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ユウガギク(キク科)
漢字で書くと“柚香菊”、柚の香りがする菊”ということですが、実際はほとんど感じられないようです。羽状に深く切れ込む葉、白い舌状花が印象的ですが、東北南部から北関東にかけては淡紫色花も見られるようです。 (「クリンソウの谷」など所々で見ることができます)

 

 

 

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タチフウロ(フウロソウ科)咲き始め
名前の由来は、茎が長く「立ち上がった姿のフウロソウ」ということです。薄紅色の花弁に、濃い紅色の筋が入った花弁を5個付けます。山地の草地などに生える草丈50~80cmの多年草です。(「ロックガーデン」で見ることができます)

 

8月の人気植物咲き始め 《レンゲショウマ》

投稿日:2020年7月28日

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レンゲショウマ(キンポウゲ科)咲き始め
林の中で、風に揺れながらうつむき加減に咲くレンゲショウマには、妖艶ささえ感じます。淡紫色の花は蓮の花に似ているので“蓮華”、葉はサラシナショウマの葉に似ているので“升麻”、それが名前の由来です。8月の人気植物で、たくさんの方が写真を撮りにいらっしゃいます。(「七草の庭」の南側や「ひょうたん池」の西側で見ることができます)

 

 

 

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ツリフネソウ(ツリフネソウ科)咲き始め
花器の“釣船”のような形をした紅紫色の花がぶら下がっています。それが名前の由来です。水辺が好きで、沢筋に咲きます。花の後ろの部分(距:きょ)がくるりと巻いていて、その中に蜜が入っています。咲き始めに雄しべは花の入口の上の方にあり、花の奥の蜜を吸いに来たマルハナバチなどの背中に花粉がつくようです。花粉がなくなった頃に中から雌しべが出てきます。自家受粉を防ぐ巧みな仕組みです。 (「クリンソウの谷」などで見ることができます)

 

 

 

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キツリフネ(ツリフネソウ科)咲き始め
上のツリフネソウと花の色が違い黄色の花をつけます。また、花の後ろの部分(距:きょ)は、ツリフネソウと違って巻いていません。さらに、葉の形も違って、葉先が尖らず、また、葉のギザギザ(鋸歯)は円みがあります。園内で見比べてみましょう。 (「クリンソウの谷」の西側で見ることができます)

 

 

 

ヒオウギ DSC_0096

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギ(アヤメ科)咲き始め
鮮やかな橙色の6弁花を付けます。花弁の内側には暗赤色の斑点がたくさん見られ、印象に残る花です。葉は広い剣状で扇形に並び、“桧扇”に似ていることが名前の由来です。花後には真っ黒な丸い果実ができ、“ぬばたま”と呼ばれています。 (「マグノリア通り」などで見ることができます)

 

 

 

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ハンゲショウ(ドクダミ科)
名前のハンゲショウは、半夏生の頃に葉の半分程が白く化粧(半化粧)したようになるからつけられたという説があります。 水辺に生え、開花時期近くになると葉の基部側が白くなり、結実すると再び緑にもどります。小さな花弁のない花が、白い穂状になります。(「水辺の花コーナー」で見ることができます)

 

 

 

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オタカラコウ(キク科)咲き始め
メタカラコウが咲き終わる頃、園内のオタカラコウが咲き始めます。林の下や湿気の多い場所に生える多年草で、根生葉はフキの葉に似た大きな丸い葉です。茎の上部に黄色い花を総状に多数付けますが、1つの花には舌状花が8個程あり、3個程度の舌状花のメタカラコウとの違いが分かります。メタカラコウより大きくがっしりした感じなので、“雄”タカラコウという名前です。 (「ひょうたん池」の南側で見ることができます)

 

ヤマユリ満開 見頃です!

投稿日:2020年7月26日

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ヤマユリ(ユリ科)満開
「薬草コーナー」の向かい側の斜面や「ロックガーデン」のヤマユリが満開になりました。ヤマユリは日本固有種のユリで、野生のユリの仲間(ユリ属)の中では最も花が大きく、素晴らしい香りです。年齢を重ねるほどに地下の鱗茎も大きくなり、付ける花の数も増えていきます。花を付けすぎて重くなり、倒れてしまうものもあります。

 

 

 

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サワギキョウ(キキョウ科)
山地の湿地に生育し、花の色がキキョウと同じ青紫色です。でも、花の形は全く違います。花弁は上下2つに分かれ、上の花弁は2裂し横に張り出し、下の花弁は浅く3裂し前に出ます。花弁の上から弧を描いた雄しべが伸びています。蜜を吸いにやってきたハチの背中に花粉をつけようとする作戦です。全体に毒性を持つ、《有毒植物》です。 (「水辺の花コーナー」などで見ることができます)

 

 

 

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コバギボウシ(キジカクシ科)
日当たりの良い山野の湿地に生える多年草です。園内ではオオバギボウシの花が終わるころに開花します。名前のとおりオオバギボウシより小さく、葉の基部が翼状になって葉柄につながっています。葉の形が違うので、オオバギボウシと区別することができます。 (「ひょうたん池」の南側などで見ることができます)

 

 

 

アカツメクサ (1) アカツメクサ (3)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキツメクサ(マメ科) 別名:アカツメクサ、レッドクローバー

シロツメクサ同様、よく知られている植物です。和名のアカツメクサという名前の方が、よく聞く名前かもしれません。身近過ぎて通り過ぎてしまいますが、よく見ると赤紫色の綺麗な花です。その昔、牧草として日本に持ち込まれ、野生化して広がったともいわれています。(園内至る所で見ることができます)

 

 

 

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クロバナヒキオコシ(シソ科)
山野に生える多年草です。茎は四角になり、稜上に下向きの毛が見られます。暗紫色の小さな唇形花が特徴的で、名前の黒花引起こしの由来になっています。薬効があり、煎じて飲ませたら病人が起き上がったという伝説のある“ヒキオコシ”の仲間です。 (「薬草コーナー」に見られます)