観察日記

カエデ属の樹木の果実は翼果です

投稿日:2019年11月17日

ヤマモミジの果実カラコギカエデの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カエデ属の果実たち(ムクロジ科)

園内には紅葉のきれいなカエデ属の樹木がたくさんあります。しかし今は紅葉が終わり、葉が散って果実だけがたくさん残っています。カエデ属の果実は翼果です。翼果の片側に種子があり、そこから平らな翼が伸び、それが2個くっついたものです。ヤマモミジの翼果(写真左)は2個が鋭角に、カジカエデの翼果(写真右)はほぼ平行にくっついています。やがてそれらは回転しながら落ちていきます。 (所々に見られます)

 

 

サンシュユの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンシュユの果実(ミズキ科)

春には黄色い小花をたくさんつけていましたが、今はグミのような赤い果実をたくさんつけています。渋くて美味しくありませんが、その果実を使って果実酒を造り強精剤などとして使われます。 (「吉林の庭」に見られます)

 

 

カンボクの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カンボクの果実(レンプクソウ科)

初夏に白いガクアジサイのような花を咲かせましたが、今は真っ赤な果実を多数付けています。つぶしてみると強い臭気があり鳥も食べないようです。そのため果実は葉が落ちた後も春まで残ります。 (「クリンソウの谷」の北西側などに見られます)

 

 

ツルリンドウの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルリンドウの果実(リンドウ科)

山地の木陰などに生えるつる性の多年草で夏に淡紫色で先が浅く5裂した筒状の花を咲かせていましたが、今は濃い紅紫色の長さ2cm程の果実(液果)を付けています。 (七草の庭」の西側などに見られます)

 

赤い珊瑚のようなクマノミズキの果柄

投稿日:2019年11月14日

クマノミズキの果実と果柄クマノミズキの果柄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマノミズキの果実と果柄(ミズキ科)

山地に生育し10m程の高さにもなる落葉高木です。7月にたくさんの白い小花の散房花序を枝に付けました。今はそれが、赤みがかった果柄と青黒い果実になっています。この果柄は赤くなり、まるで珊瑚のように見えます。もう葉と果実が落ち果柄だけの木(写真右)がほとんどです。 (「ナナカマドの森」などに見られます)

 

 

アキニレの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキニレの果実(ニレ科)

山地や平地に生える樹高15mにもなる落葉高木です。葉は革質で少し硬く、葉脈が斜め平行になっています。花が終わるとすぐ楕円形の果実をたくさん付けます。果実には翼があり黄緑色ですが、しだいに赤みがおび、そして茶色になってきます。最後は強い風によって吹き落されます。 (「ボルダーの庭」に見られます)

 

 

エゾユズリハの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾユズリハの果実(ユズリハ科)

多雪地域に多い常緑低木で、葉は互生ですが枝先に集まってつき、葉柄や若い枝は紅色を帯びています。雌雄異株で、5~6月に枝の葉腋から葉柄を伸ばし花を付けました。今、雌株には直径8mm程の黒色の果実を垂れ下げています。 (「マグノリア通り」に見られます)

 

 

ヒオウギの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギの果実(アヤメ科)

夏に橙色の斑点の花を咲かせていましたが、今は果実の外皮が割れ、中の黒い果実が見えています。あまりにも黒く、「ぬば玉」ともよばれています。ぬば玉は古来より「黒」の枕詞として使われています。 (「マグノリア通り」などに見られます)

 

落葉した小枝にジュウガツザクラの花がたくさん咲いています

投稿日:2019年11月10日

ジュウガツザクラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジュウガツザクラ(バラ科)

コヒガンザクラの園芸品種で春と秋の2回花が咲きます。葉はもう落葉しています。花は淡紅白色で八重咲きです。名前は「十月桜」で10月頃から開花するからです。秋に咲く花は少し小形のようです。野草園では冬には休んで、また春に咲き始めます。 (料金所の北側などに見られます)

 

 

ナツハゼの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナツハゼの果実(ツツジ科)

山野に生える落葉低木で、春に淡黄赤色の小さな鐘形の花をたくさん付けていましたが、今は、上部に丸い模様が見られる黒い球状の果実をたくさん付けています。果実は甘酸っぱい味がします。(「ツツジの丘」などに見られます)

 

 

ムラサキシキブの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキシキブの果実(シソ科)

山地や野原に生える落葉低木です。初夏に淡紫色の小花を咲かせていましたが、今は径3mm程の紫色の果実をたくさん付けています。葉が散った後もこの果実はずっと残っています。このきれいな紫色の実から名前がついたようです。 (「ミズバショウの谷」などに見られます)

 

 

ツルウメモドキの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルウメモドキの果実(ニシキギ科)

山野の林縁に生える落葉つる性木本で、6月頃黄緑色の花を付けました。葉の形が梅に似ていて、つる性なのでこの名があります。雌雄異株で雌株の枝にはたくさんの黄色い果実が付いています。熟すと3つに割れ、橙赤色の仮種皮に包まれた種子が顔を出します。   (大平沼の東側などに見られます)

 

 

アオハダの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオハダの果実(モチノキ科)

山地に生える落葉高木で、樹皮をはぐと内皮が緑色であり、それが名前の由来にもなっています。枝には短枝が発達し、その先に緑白色の小花を数個ずつ付けます。花が終わった今、小さな赤い果実を数個ずつ短枝にたくさんつけています。 (「クリンソウの谷」などに見られます)