観察日記

背が高くなったクリンソウたち

投稿日:2019年6月10日

クリンソウの群生2左クリンソウの群生2右

 

 

 

 

 

 

クリンソウ4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリンソウの群生

湿地の「クリンソウの谷」は背の高くなったクリンソウでいっぱいです。クリンソウは、数個の花を茎に輪生状につけます。花茎を伸ばしながら花を輪生状に5~6段までつけます。現在は葉が大きくなり、5又は6段目に紅紫色の花が輪生しているクリンソウが多く見られます。もう最後です。

 

 

ムシャリンドウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムシャリンドウ(シソ科)

山地や原野の日当たりの良い場所に生育する多年草です。葉は線形で対生します。茎頂に紫色の唇形花を数個付け、花は筒部が太く唇弁に紫斑があります。名前の由来は花がリンドウに似ていて、滋賀県武佐町で発見されたことによるようです。 (「マグノリア通り」に見られます)

 

 

シャクヤク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャクヤク(ボタン科)

中国原産で、花はボタンとそっくりです。違いは、葉に切れ込みがなく、背丈が60~100cmの草本です。ボタンは木本です。萼片は5個、園芸品種が多く花の大きさや色、咲き方は多様です。本種は雄しべが花弁化して八重咲きになっています。 (「薬草コーナー」に見られます)

 

 

ベニバナヤマシャクヤク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニバナヤマシャクヤク(ボタン科)

林下に生える多年草です。草丈40~50cmでヤマシャクヤク似た丸い形の花を咲かせますが、色が紅紫色で葉の裏に軟毛が生えていることや、雌しべの先が曲がっていることが違います。開花期間が短いので花を見られたら幸運です。 (「ミズバショウの谷」の東側の杉林に見られます)

 

 

 

ノイバラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノイバラ(バラ科)

原野や河原など、最も広く見られる野生の半つる性の低木です。枝には刺があり枝先に芳香のある白い花の総状花序を付けます。花の直径は2cm程で花弁は5枚で多数の雄しべがあります。 (「ロックガーデン」の北側などに見られます)

 

 

トチバニンジン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トチバニンジン(ウコギ科)

山地の木の下に生える草丈60cm程の多年草です。葉は倒卵形の5葉の複葉で、それを輪生します。立ち上げた細い茎に、球形の散形花序を出し、淡黄緑色の小さな花を多数つけます。花後、数個の真っ赤な丸い果実をつけます。 (「深樹の小径」の入り口付近に見られます)

 

 

レッドキャンピオン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レッドキャンピオン(ナデシコ科)

ヨーロッパ~アジアに分布し、日当たりの良い荒れ地などに生育するハーブです。全体が短毛に覆われ、枝分かれした茎の上部に径2cm程の5弁花を咲かせます。花弁が深く切れ込んでいるので10弁花に見えます。香りはあまりしませんが、花や葉はサラダに利用されます。 (「ハーブ園」に見られます)

 

白い小花をたくさんつけるガマズミの木

投稿日:2019年6月9日

ガマズミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガマズミ(レンプクソウ科)

日当たりの良い山野や林縁に生える落葉低木です。葉は広卵形で葉脈が目立ち、縁は波状の鋸歯で、両面に毛があり触るとざらつきます。本年枝から散房花序を出し白い小さな花を多数つけます。名の由来はガマズミの酸っぱい赤い果実を“噛み酢実”と言い、それが訛ったようです。 (「ひょうたん池」の南西側などに見られます)

 

 

エゾユズリハ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゾユズリハ(ユズリハ科)

多雪地域に多い常緑低木で、枝は粘り強く雪で押しつぶされても春になると起き上がってきます。葉は互生ですが枝先に集まってつき、葉柄や若い枝は紅色を帯びています。雌雄異株で、写真のように雌花は前年の枝の葉腋から総状花序を出し、花弁のない褐紫色の柱頭が目立ちます。名の由来は新しい葉が出ると前年の葉が落ちるので「譲り葉」とつけられたようです。 (「マグノリア通り」に見られます)

 

 

ユリノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユリノキ(モクレン科)

北米原産で高さ30mにもなる落葉高木です。葉の形に特徴があり、半天に似た形をしているから別名「ハンテンボク」と言います。枝先に黄緑色で付け根にオレンジ色の斑紋がある花弁でチューリップに似た径6cm程の花を付けます。だから「チューリップツリー」とも呼ばれます。 (「ナナカマドの森」の北西側に見られます)

 

 

ナワシロイチゴ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナワシロイチゴ(バラ科)

田植えの頃(苗代の頃)に赤い実が熟して食べることができるのでこの名がついたようです。葉は葉脈がくぼみ裏には白い毛が密生します。花は5個の萼片に5個の淡紅色の花弁で大きく開きません。 (「大平沼」の北側などに見られます)

 

 

ツレサギソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツレサギソウ(ラン科

林内や草地に生える多年草で、草丈が30~50cmです。茎先の花序に多数の乳白色の花を付けます。花の長い唇弁と3~4cmの長い距を下げているのが特徴です。名前の由来は花が(さぎ)(水鳥の仲間)の姿に似ているからのようです。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

サイハイラン 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイハイラン(ラン科)

山地の林内に生える草丈30~50cmの多年草です。花茎を直立させ上部に淡紫褐色の花を10~20個密に付けた花序を付けます。1つの花は細長い側花弁と、先が少しふくらみ紫色をおびた唇弁からなり、下向きに咲き少ししか開きません。名は花序の様子が“采配”に似るからのようです。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

ヤマウグイスカグラの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマウグイスカグラの果実(スイカズラ科)

春、枝にピンク色の漏斗形の花をたくさんつけました。その花は今、甘くて真っ赤なグミのような果実になり、たくさんぶら下がっています。 (「マグノリア通り」に見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

黄色い雄しべの白い花がたくさんつり下がるエゴノキ

投稿日:2019年6月8日

エゴノキ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゴノキ(エゴノキ科)

雑木林などに生えている落葉小高木です。今年伸びた小枝の先端に白い花を下向きに数個ずつ付けます。花は5裂した白い花弁で雄しべの黄色い葯が目立ちます。枝は数多く分岐しているので、枝は花でいっぱいです。花後にできる果実は毒性があります。名前の由来は果実が“えぐい”(あくが強くいがらっぽい)味がする木であるからです。 (「マグノリア通り」などに見られます)

 

 

ヤマボウシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマボウシ(ミズキ科)

各地の山野に自生する落葉高木で花や葉は「ハナミズキ」に似ています。白い花びらに見えるのは葉が変わった“苞”で、その中心にある淡黄緑色のものが花序(花の集まり)です。花弁と雄しべが4個、雌しべが1個の小さな花が20~30個集合したものです。名前は花の集まりを法師(僧兵)の頭に、白い苞を頭巾に見立てたようです。 (「中央広場」などに見られます)

 

 

テツカエデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テツカエデ(ムクロジ科)

山地の沢沿いなどに生える落葉高木で日本の固有種です。たくさんの淡黄緑色の花をつけた長さ10~20cmの細長い円錐花序を枝に垂れ下げます。雌雄同株で、1つの花序に雄花と両性花を混生しますが、大部分は雄花です。 (「クリンソウの谷」の西側に見られます)

 

 

シロバナカキツバタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナカキツバタ(アヤメ科)

青紫色のカキツバタがたくさん咲く所に、数株だけ白いカキツバタが咲いています。背丈も花の形も青紫色のカキツバタと同じです。花被片の色はみな白色で、葉にも中脈はありません。カキツバタの変種なのでしょう。 (「水辺の花コーナー」に見られます)

 

 

ワニグチソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワニグチソウ(キジカクシ科)

林内に生える多年草で茎の高さが20~40cmです。葉は倒卵状楕円形でその葉腋から花が垂れ下がっています。花柄の先に2個の苞がつき、抱かれるように白い2個の筒状花がついています。 (「藤棚」の北西側に見られます)

 

 

イブキトラノオ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イブキトラノオ(タデ科)

低山から高山帯に生える多年草で草丈1m程、分枝しないのが特徴です。茎頂に5cm程の円柱形の花穂を付けます。小花は白色~淡紅色です。名前は滋賀県の伊吹山に多く見られ、長い花穂を虎の尾に見立ててつけられたようです。 (「ロックガーデン」の北側に見られます)

 

 

ヤブジラミ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブジラミ(セリ科)

野原に生える草丈30~80cmの越年草です。茎は枝分かれし、葉は2、3回羽状複葉でニンジンの葉のようです。枝先に複散形花序を出し白色の小さな花を多数付けます。名の由来は藪に生え刺毛のある果実が衣類にくっ着くのをシラミに例えたようです。 (所々に見られます)