観察日記

フクジュソウ満開 今週末までがピーク

 フクジュソウが(キンポウゲ科)満開を迎えています。4月9日(土)・10日(日)の頃まではいい状態で見ることができると思われます。フクジュソウは光に敏感な植物なので、曇りの日や雨の日は閉じてしまいます。お天気を考えて観察しないと、せっかく見ようと思ったのに開いてないなどということになってしまいますのでご注意ください。

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葉が茂る前 野鳥も見やすく

 今日は、二十四節気の清明。野鳥も春を感じて、恋の季節になっているようです。まだ、木々の葉が茂っていないので、野鳥の観察には最適です。いろんな場所で、去年の木の実をついばんでいます。

二十四節気 清明 

 今日は「二十四節気の清明」、お昼時点での野草園の天気は曇、気温は9.8℃です。今週は気温が高くなる予報なので、野草園の冬の名残りもあと一週間ほどで、一気に春の様相が広がっていくと思われます。それに伴って、早春の花の開花も進むのではないでしょうか。下の写真は、今日のクリンソウの谷の様子です。雪解けが進み、水の流れの近くでは、5月のメインの花となるクリンソウ(サクラソウ科)の芽が見られるようになってきました。

 4月2日の観察日記に載せたユキツバキの枝は、雪が消えるにしたがってずいぶん起き上がってきました。三日前の様子と比べてみてください。(下写真左)また、すぐ近くのエゾユズリハも雪の中から起き上がり始めています。(下写真右)

開園日について

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