観察日記

ミツバウツギの実は扁平な軍配のような形です

ミツバウツギ(ミツバウツギ)

 北海道から九州分布します。国外では朝鮮半島、中国に分布します。 山野に自生する落葉低木です。高さ1.5~3mになります。葉は三出複葉(5枚のこともある)で対生です。花は枝先に円錐花序をなして咲きます。完全に開かないが、花弁5、萼5とも白く、よく目立ちます。果実は偏平で先の尖った軍配のような形をした蒴果です。茎はウツギと同様に中空となります。若葉を和え物など食用にします。別名はコメノキといいます。

 和名「三葉空木(ミツバウツギ)」は、ウツギの仲間ではありませんが、花がウツギに似ていることや、葉が3つに分かれているので、この名前がつきました。

ヤブレガサの春からの成長記録を看板にしました

 春先、お客様から「ヤブレガサの花が見たいのですが、いつ咲きますか?是非見たいと思うので。」と尋ねられました。そして、私は、ヤブレガサにこんなにも興味をもっておられる方がいることに感動したものです。

 そこで、ヤブレガサの成長看板を作ってみようと思った次第です。

シュウメイギクはキクとつきながらキンポウゲ科の植物です

シュウメイギク(キンポウゲ科)

 中国から古い時代に入ってきた帰化植物です。名前にキクがつきますが、キクの仲間ではなくキンポウゲ科の祝物で、アネモネの仲間の多年草でっす。地中の根は太く長く伸び、不定芽を出して増えます。夏の終わりに花茎が伸び先端に1輪、そのわきに1輪ずつ、さらにそのわきに順に花を咲かせていきます。花びらのように見えるのは萼片で、花弁は退化しています。開花後は綿毛に包まれたタネが実ります。

 和名「秋明菊(シュウメイギク)」は、秋に菊に似た花を咲かせるというところからきています。

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