観察日記

トモエソウ 絶滅危惧種 まもなく終わり

  トモエソウ(オトギリソウ科)をまだ見ることができます。絶滅が心配されている種で、2013年山形県ランクで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。園芸目的の採取や湿地の開発、また、過度の草刈りなどが絶滅危惧の要因です。知らず知らず姿消すような状況に追い込まれている植物がたくさんあります。

コオニユリが咲いています

 「ひょうたん池」南側に、コオニユリが咲いています。先週お知らせしたクルマユリと似ていますが、葉の付き方が違います。また、オニユリにみられるムカゴがありません。間もなくオニユリも開花しますので、クルマユリ、コオニユリ、オニユリ、ヤマユリを見比べてみるのも面白いでしょう。

ヤブカンゾウが咲いています

 久しぶりに青空を見ることができました。そんな中、ヤブカンゾウ(ワスレグサ科)がクリンソウの谷の近くに咲いています。街中でも見ることのできる植物です。花は八重咲で、雄しべと雌しべが花弁状になっています。草藪の中から顔を出し、橙赤色の花を付けるのでよく目立ちます。

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