キササゲ

「薬草コーナー」のキササゲが咲き始めました。

 中国中部、南部の原産と言われています。日本には古くに渡来し、一部は日本各地の河川敷などの湿った場所に野生化している帰化植物です。落葉樹で高さが5~10mあり、葉は対生し柄があり、桐のようで大きくなります。花は淡黄色で内側に紫色の斑点があり、10花ぐらいを円錐状につけ、ササゲに似た蒴果ができます。中には両端に白毛をもった種子がびっしりと詰まり、蒴果が縦に割れて風に乗り広く散布されます。

 花の内側の斑点が目立ち、花のつくりも独特です。写真に見られる茶色の実は、昨年のものです。

野草園だより7月号

 野草園では、7月に入ると日本固有種のエゾアジサイなどの花が見頃を迎えます。

 7月後半になると、ユリの女王 ヤマユリ、秋の七草のひとつに数えられるカワラナデシコなど

人気の植物も見頃を迎えます

 また、開園30周年特別企画として「日本植物学の父・牧野富太郎博士パネル展」を8月31日(木)

まで自然学習センターで開催していますので、ぜひご覧ください。

 学校の夏休み期間中には、親子で楽しめる体験教室を予定しています。事前申込のうえ、ご参加

ください。

 ブログやインスタグラムでも情報発信していますので、ぜひチェックしてみてください!

開園日について

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