「ログハウス」裏に、マルバノキ(マンサク科)の花が咲いています。今年の花はいつもの年と比べるとやや小さめ、径1cmのも満たない花です。野草園では、シーズン最後に咲く樹木の花です。名前の由来になっている円い葉が特徴的ですが、背中合わせに咲く五芒星のような形の暗紅紫色の花はもっと特徴的です。ベニマンサクという別名もあります。中部地方から中国地方・四国に局所的に自生し、最終氷期の遺存種と言われている日本固有種です。中部地方から中国地方、そして四国に局所的に自生しているようです。




「ログハウス」裏に、マルバノキ(マンサク科)の花が咲いています。今年の花はいつもの年と比べるとやや小さめ、径1cmのも満たない花です。野草園では、シーズン最後に咲く樹木の花です。名前の由来になっている円い葉が特徴的ですが、背中合わせに咲く五芒星のような形の暗紅紫色の花はもっと特徴的です。ベニマンサクという別名もあります。中部地方から中国地方・四国に局所的に自生し、最終氷期の遺存種と言われている日本固有種です。中部地方から中国地方、そして四国に局所的に自生しているようです。
木の葉が落ち見通しが良くなり、そして、紅葉の綺麗なこの時季、今年2回目のバードウォッチングが行われました。常連の方から子どもとご一緒の方まで、20名の方の参加です。講師の先生は、日本野鳥の会山形県支部の細谷千鶴子氏と嵐田稔氏。2時間かけて野草園の中をまわり、留鳥や冬鳥の観察を行いました。
立冬を間近にひかえた晩秋の野草園では、冬の足跡が聞こえてきそうです。
紅葉の見頃も残りわずかとなりましたが、淡い紫色に染まったムラサキシキブの実や不思議な
形をしたクサギの実、春(4月)と秋(10~11月)の2回開花するジュウガツザクラが見頃を迎えて
います。また、トチノキやオオヤマザクラの冬芽など冬をじっと耐え来年の春を待つ植物の姿も見て
みませんか。
自然学習センターでは、11月23日(水・祝)まで「第29回野草園の魅力を探る写真コンテスト
入賞作品展」が開催されていますので、ぜひご覧ください。