ウツボグサ開花

 学習センター東側登り口の所にウツボグサ(シソ科)がたくさん咲き始めました。丁寧に見てみると、シロバナも混じっています。近づいてよく見ると、なるほどシソ科の花らしい形をしています。名前の由来は、海にすむ魚ウツボの名前の由来と同様です。細長いの花穂の形が、武士が弓矢を入れて背負った道具である靫(うつぼ)に似ていることに由来しています。植物の名前の由来は、本当にいろいろあります。

アジサイロードのエゾアジサイ 光と影のコントラスト

 アジサイロードのエゾアジサイ(アジサイ科)が咲いています。杉林の中のアジサイロード、木漏れ日が差し込むところと影になる所のコントラストが綺麗です。

 エゾアジサイは、北海道と本州日本海側の山地の斜面や沢沿いに生える日本固有種のアジサイです。両生花の周りの装飾花の色がコバルトブルーでとても綺麗です。額咲きなのでガクアジサイととてもよく似ていますが、葉に光沢がなく薄手です。

イチヤクソウが咲いています

 野草の丘の林の中にイチヤクソウ(ツツジ科)が咲いています。低山の林の中で見られる常緑の多年草です。野草園では、6月下旬から7月初めにかけて観察することができます。イチヤクソウは「一薬草」と書き、昔から民間薬として利用されていたようです。

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