落葉が進み イイギリの赤い実鮮やか

 黄葉していたイイギリ(ヤナギ科)の落葉が進み、鮮やかな赤い実が目立つようになりました。葉が桐の葉に似ていることと、大きな葉で飯を包んだことからイイギリ(飯桐)という名前があるようです。ブドウの房のように見える赤い果実がナンテンの実に似ているので、別名ナンテンギリ(南天桐)とも呼ばれることがあります。葉が落ちた後に赤い実は青空に映えますが、残念ながら今日は少し薄雲がかかっています。

 雌雄別株なので、隣りにある雄の木には全く実がなっていません。(「スワンヒルの庭」の東側で見ることができます)

クサボタンの綿毛が最高に伸びてきました

クサボタン(キンポウゲ科)

 日本固有種で、本州全体に広く分布し、山地の草原や林縁などに生育しています。茎は直立し、高さは1mになります。茎の下部は木化して直立しますが、上部は木化しないで、見かけでは多年草と言いたくなる半木本植物です。茎の先端に散房花序を形成しますが、キンポウゲ科なので花弁はなく、花筒を形成しているのは淡紫色の顎です。4片の顎は開花時には反り返ってカールします。花後に雌しべの花柱が綿毛状に伸びてきます。

 和名「草牡丹(クサボタン)」は、葉がボタン(牡丹)に似ることからつきました。

カフェ「やまぼうし」の冬期休業について

 今年度のカフェ「やまぼうし」の営業は10月いっぱいで終了いたしました。

 来年度は4月1日(土)より営業を開始いたします。なお、営業日時は4月1日~10月31日の

毎週木曜・土曜・日曜・祝日 午前10時30分~午後2時30分を予定しておりますので、よろしく

お願いいたします。

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