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観察日記

個体数が減っている貴重な花……「ムシャリンドウ」

投稿日:2017年6月17日

ムシャリンドウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムシャリンドウ(シソ科)

高さ15~50㎝の茎先に、青紫色の花を数個固まって付けます。長さ3cm程の唇形花で、下唇が発達して濃い紫色の斑が入る所は「ラショウモンカズラ」に似ています。葉は少し幅のある線形で、対生します。名の由来は“滋賀県武佐”からと言われますが、滋賀県に自生地は無いようです。      (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

シロバナカキツバタ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナカキツバタ(アヤメ科)

湿地や池などに生育し、ハナショウブなどと似ていますが、披針形の葉に中肋はありません。花弁の中央に黄色い条紋があれば“ハナショウブ”、網目があれば“アヤメ”と言えるのでしょうが、本種はいずれも異なります。内花被片の様子からもカキツバタの白花種と思われます。     (「水辺の花コーナー」に見られます。)

 

 

 

シラタマノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シラタマノキ(ツツジ科)

高さは30㎝以内と、地面を這うような小低木。枝先近くに径5mm程のドウダンツツジの様な釣鐘型の花を付けます。葉は長さ3cm程の楕円形で艶があり、互生します。花後、花弁状の萼片が果実を包み、白い球状になるので「シラタマノキ」と呼ばれます。果実は潰すとサリチル酸の匂いがします。    (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

ウグイスカグラ 果実ウグイスカグラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウグイスカグラ(スイカズラ科)の果実

4月中旬ころ、右写真のような細いラッパ型のピンクの花を咲かせていましたが、現在はグミの様な楕円球の液果を真っ赤に熟させています。果実の長さは1㎝程で透明感があり、食べると甘みを感じます。    (「ツツジの丘」等で見られます。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「噛み酢実」が訛(なま)って……「ガマズミ」

投稿日:2017年6月15日

ガマズミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガマズミ(レンプクソウ科)

日当たりの良い山野に多く見られる、高さ2~3mの落葉低木。広卵形の葉は対生し、触った感じはザラつきます。本年枝の先に径6~10cmの散房花序を出し、白い小さな花を多数付けます。花冠は径5~8mm、5深裂して平開します。長い雄しべがフワッとしてきれいな花です。花後にできる赤い球果は酸っぱく、“噛み酢実”が訛って「ガマズミ」という説があります。    (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

 

 

 

ベニバナヤマシャクヤク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニバナヤマシャクヤク(ボタン科)

山地帯の広葉樹林内に生える多年草で、紅紫色の花を1個咲かせます。草丈は40~50㎝、ヤマシャクヤクによく似ていますが、先ずは花色が赤い事、葉の裏面に毛が生えている事、雌しべの先が著しく曲がっている事、花期が1か月ほど遅い事などが相違点です。開花したかと思うとすぐに散ってしまうので、出会えた人は幸運です。    (「大平沼」南東側などに見られます。)

 

 

 

ウツボグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウツボグサ(シソ科)

山野の草地に普通に見られる、高さ10~30㎝の多年草。直立する茎は角が立ち四角形で、上部に長さ3~8㎝の花穂を付けます。小花は紫色の唇形花で、一つの花は短命ですが、次々に咲きます。和名は、円筒形の花穂が弓矢を入れる靭(うつぼ)に似ていることによります。     (「ロックガーデン」)などに見られます。

 

 

✿ハーブ園の花✿

レッドキャンピオン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レッドキャンピオン(ナデシコ科)

ヨーロッパ~アジアに分布し、日当たりの良い荒れ地などに生育するハーブです。全体が短い毛に覆われ、枝分かれした茎の上部に、径1.5~2.5cmの5弁花を咲かせます。花弁が深く切れ込んでいるので10弁花に見えます。香りは余りしませんが、花や葉はサラダに利用されます。

 

 

✿✿✿トピック✿✿✿

そろそろ終盤を迎えて咲いているクリンソウですが、中にこんな株があります。

クリンソウ 合着

 

茎の周りに、通常は多くても10輪ほどの花がリング状に付くのですが、この株は数本の茎が平べったく合着したようになり、数えられないほどの花がリング状にくっついています。

いわば、「メガ盛り」のクリンソウです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湿地を好まないアヤメ科の花……「アヤメ」

投稿日:2017年6月14日

アヤメ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アヤメ(アヤメ科)

イメージは湿地に映える花ですが、普通は山野の草地に生え、湿地に生えることは稀です。直立した茎は、高さ40~60cm、茎頂に約8㎝の紺色の花を1~3個付けます。外花被片の下部に網目模様があるのが特徴で、名の由来になっています。内花被片は割と大きく直立し、茎は分岐しません。葉の主脈の中肋ははっきりしません。    (「花の草原」に見られます。)

 

 

 

バイケイソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイケイソウ(シュロソウ科)

直立した茎は2mにもなります。茎の上部に、径1.5~2㎝の緑白色の花を房状に多数付けます。綿毛をまとったような花は、毎年咲くとは限りません。花がウメ、葉がケイランに似ている事からの和名です。    (「薬草コーナー」を南に進んだ湿地に見られます。)

 

 

 

ツレサギソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツレサギソウ(ラン科)

茎は高さ30㎝程で、互生する葉の基部は茎を包みます。茎の上部に長さ10cm程の花序を付け、乳白色の花を穂状に開きます。花径は1.5cm程で、細長い外花被片や唇弁、距が、まるでサギが飛んでいるような形になります。名はその花が連なって咲く事によります。     (「大平沼」南東側に見られます。)

 

 

 

ポリジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボリジ(ムラサキ科)

草丈は50~100cmで、全草に剛毛があり、径3cm程の星形の花を開く点が特徴です。葉や茎にきゅうりの様な香りがあり、スープやサラダの付け合せに用いられます。蜜源植物や染料としても用いられ、特に画材として“マドンナブルー”と呼ばれる青絵具として使われます。     (「ハーブ園」に見られます。)

 

 

 

エゴノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エゴノキ(エゴノキ科)

全国の雑木林に見られる7m程の落葉樹。小枝の先に総状花序を出し、釣鐘状の白い花を下向きに付けます。径2~3cmの花冠深く5裂し、長い雄しべと雌しべが目につきます。花後に付く果実には毒があり、口にすると“エグイ”事から「エゴノキ」となったようです。     (「マグノリア通り」などに見られます。)