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観察日記

秋の彩りが目に鮮やかです……「友好姉妹都市の庭」

投稿日:2017年10月14日

◆野草園は、紅葉を楽しむには、まだちょっと早い感じがします。現在の見どころは、友好姉妹都市の庭ですね。一度紹介しましたが、“今の見どころ”として再掲載します。

 

 

友好姉妹都市の庭 花盛り - コピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆手前に見える鮮やかな黄色い花は「ゴールデンピラミッド」。黄色を“ゴールデン”、花の集まりが“ピラミッド”を思わせるのでこの名です。奥に見える「25」の花文字は「センニチコウ」、“紅の色が千日もあせない”との名です。画面から外れていますが、左側にはコスモスが綺麗に咲いています。“秋桜”とも表現されますので、いかにも秋にお似合いの花です。   (「スワンヒルの庭」)

◆その他、「友好姉妹都市の庭」周辺には次のような花や果実が見られます。

 

 

シュウメイギクタイワンホトトギス (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆左…シュウメイギク(キンポウゲ科)
「秋明菊」とも表現され、“この花が咲くと秋の盛り”です。“菊”の名がついていますが、アネモネの仲間で、花弁に見える部分は“萼”です。                         (「吉林の庭」)
◆右…タイワンホトトギス(ユリ科)
8月末に咲き始めましたが、とても花期の長い花です。現在もたくさん咲き、蕾もついています。   (「吉林の庭」)
                                
 

 

キバナコスモス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キバナコスモス(キク科)
一見、色だけが異なる橙黄色のコスモスに見えますが、径1.5㎝程の頭花は舌状花が“八重”になっています。草丈も低目で30~120㎝なので比較的風に強く、コスモスが強風で倒れても、キバナコスモスは健在です。メキシコ原産の一年草で大正時代に渡来した種といわれます。              (「スワンヒルの庭」の上部)

 

◎ 果実もたわわです。
 

サンシュユ果実ナツハゼ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆左…サンシュユの果実(ミズキ科)
春は「春黄金花」と呼ばれるように、淡黄色の小さな花を沢山咲かせましたが、秋は「秋珊瑚」ともいわれ、真っ赤に熟した果実をたわわに付けます。果実は食べられますが、渋くてとても苦いです。    (「吉林の庭」)

◆右…ナツハゼの果実(ツツジ科)
黒く熟した径4~6mmの丸い液果は、味は甘酸っぱく、山のおやつとして食べられます。果実の表面は光沢があり、上面にはハチマキをしたような白っぽい環があります。ですから、山形では“ヤロコハチマキ”とか“ヤカンコ”等と呼ばれます。  (「ツツジの丘」)
   

生薬はとんでもなく苦いが、花はスッキリした美しさ……「センブリ」

投稿日:2017年10月11日

センブリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センブリ(リンドウ科)
強い苦味があり、胃の働きを活発にするので、健胃薬として利用されることがよく知られています。痩せ地や路傍などに生育し、草丈は20cm程です。茎頂に薄紫の線がある白い花を咲かせます。花冠は5深裂し、直径は12~15mm。茎は紫色を帯び、茎葉は小さくて細く、長さ5~11mmです。和名は「生薬は千回振り出してもまだ苦い」が由来です。   (「ロックガーデン」に見られます。)



 

ベニサラサドウダン紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニサラサドウダンの紅葉(ツツジ科)
紅葉が始まっている本園の中でも、特に目立つ紅葉の一つが本種です。春に咲く紅色に濃赤色の筋が入った花は鐘形で、下向きに咲きます。サラサドウダンより花は小さ目ですが、花の紅色はかなり濃くなっています。同じ場所のサラサドウダンより紅葉の紅色が濃い感じがします。        (「中央広場」の植え込み等に見られます。)

 

 

ベニドウダン紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニドウダンの紅葉(ツツジ科)
花はベニサラサドウダンより色が濃く、花は小型果穂が垂れ下がります葉は枝先に輪状に集まります。紅葉の色はベニサラサドウダンと同じ程度の赤さで、葉はかなり小さめです。関東以西から九州に自生する落葉低木で、庭園にもよく植えられています。                    (「マグノリア通り」等に植栽しています。)
 

 

オオバクロモジオオバクロモジ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバクロモジの冬芽(クスノキ科)
葉や枝には芳香があり、高級な爪楊枝などにして使われることが知られています。春先の花は左写真のような黄緑色で、葉が出るのと同じ頃に葉脇から出て咲きます。今見られる冬芽は、真ん中にツンとした葉芽周りに丸みのある数個の花芽を持った独特の形を見せています。緑色のすべすべした肌に黒い斑紋がでる事がことが〝黒文字〟の名の由来となっています。    (「マグノリア通り」等に見られます。)
 

黄色の外皮と赤橙色の仮種皮のコントラストが見事……「ツルウメモドキ」

投稿日:2017年10月9日

ツルウメモドキの実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルウメモドキの果実(ニシキギ科)
雌雄異株の落葉つる性木本で、樹木などに絡んで長さ数mに達します。花は直径6〜8mmの黄緑色で目立ちません。花後の果実は直径7〜8mmの球果となり、黄色の外皮が3裂して赤い仮種皮に包まれた種子が顔を出します。赤い仮種皮はニシキギ科の特徴で、冬の落葉樹の枝を美しく彩って賑やかにします。                                (園の入り口近辺などに見られます。)

 

 

クサギクサギの実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クサギの果実(シソ科)
林縁等に生える落葉小高木で、夏に芳香のある白花を咲かせていました(左写真)。花後の果実は藍色の液果で、濃紅色の星形の物は肥大した萼片です(右写真)。見事な藍色をした果実は径6~7mmで、貴重な“青色の染料”の材料となり、萼も淡紅灰色の染料として利用できます。星形の萼と、藍色の実のコントラストがとてもきれいです。        (「大平沼」周囲などに見られます。)

 

 

オトコエシオトコエシの実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オトコエシの果実(スイカズラ科)
オミナエシに姿形がそっくりですが、花の色は白く、姿が逞しいので“おとこ”の名が付きました(左写真)。果実は長さ3mm程の倒卵形で、周りが翼状になっています。茎の高さは60~100㎝、羽状に裂けた葉は対生します。  (「アケビ・マタタビのトンネル」付近などに見られます。)

 

 

ツタウルシ紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツタウルシの紅葉(ウルシ科)
落葉性のツル植物で、気根を出して他の樹木の幹などをよじ登ります。地面を這っていることもあり、うっかり座るとお尻がかぶれてしまったりするので要注意です。本種は周囲の樹木と比べてもいち早く紅葉し、その紅葉は他のウルシ属と同様に美しく鮮やかです。互生する葉は羽状複葉ではなく、3枚1セットの葉です。             (「水辺の花コーナー」等に見られます。)