観察日記

サンシュユの枝にはたくさんの黄色い小花が開花

投稿日:2019年4月13日

サンシュユ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サンシュユ(ミズキ科)

中国原産の落葉高木で、江戸時代に薬用の木として渡来しました。葉が開く前、枝一面に黄色の小さな花が20~30個密に付いた散形花序をつけます。小花の4個の花弁は長さが3mm程でそり返っています。雄しべは4個で長くつき出ています。 (「吉林の庭」に見られます)

 

 

シロバナショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナショウジョウバカマ(シュロソウ科)

ショウジョウバカマの花は淡紅色ですが、本種は白色です。葉や花の形はほぼ同じです。白い花弁はやがて淡緑色になって残り、花茎がさらに伸びます。花茎を高く伸ばすのは、果実の種子を遠くまで飛ばしやすくするためのようです。 (「ミズバショウの谷」の南東側に見られます)

 

 

ヒメカンアオイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメカンアオイ(ウマノスズクサ科)

本州~四国に分布する背丈の低い常緑多年草です。カンアオイの仲間で花径は1cm程、小形なので名がヒメ(姫)カンアオイのようです。花は褐色の萼の先が三角状に開いています。中に雄しべと雌しべが入っています。全く目立ちませんので葉を持ち上げて探してください。 (「吉林の庭」の東側に見られます)

 

 

ヤマネコヤナギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマネコヤナギ(ヤナギ科)

雌雄異株の木で枝にはたくさんの花が付いています。雄花(雄花序)は黄色い葯がいっぱい付くので黄色くなり、雌花(雌花序)は淡緑色になります。日当たりが良く乾燥した場所に多くあります。別名バッコヤナギとも言います。(「クリンソウの谷」の南東側などに見られます)

本園のシンボル「ミズバショウ」が開花

投稿日:2019年4月9日

ミズバショウ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミズバショウ(サトイモ科

山形市野草園のシンボルになっている花です。看板やパンフレットにも載っています。花弁に見える白いものは仏炎苞と呼ばれるもので葉の変形したものです。中の細長い黄緑色のものが花序(小花の集まり)で、一つ一つの小花に雌しべと4個の雄しべがあります。4月下旬には谷一面にミズバショウが咲き誇ります。 (「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

ショウジョウバカマ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ショウジョウバカマ(シュロソウ科

地面に広がった根生葉の真ん中から花茎を立ち上げ、淡い紫色の花が咲き出しました。早春に咲く常緑多年草の一つで、花はたくさんの小花の集まりです。小花は花弁が6個で長さが1cm程です。開花した後、花茎が伸びてきます。花茎につく数個の花を能楽の妖怪「猩々(しょうじょう)」の赤毛に、葉をその袴(はかま)に見立てて名前がつけられたそうです。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

イワウチワ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イワウチワ(イワウメ科

常緑の多年草で、団扇(うちわ)のような形の葉から名前がついたようです。1茎に1花をつけ横向きに花が開きます。花径は2.5~3cmで、薄桃色の花弁の先がフリルのように細かく裂けている美しい花です。オオイワウチワより葉も花もひとまわり小さいです。(「ミズバショウの谷」の南東側に見られます)

 

 

ヤマナラシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマナラシ(ヤナギ科)

雌雄異株の落葉高木で大きいものは25m程にもなります。樹皮は灰色で菱形の皮目が目立ちます。花序は円柱形で垂れ下がり、写真のように雄花序は雄しべの葯が紅紫色なので赤っぽく見えます。葉柄がやや長く微風でも葉が揺れて音を立てるので、「山鳴らし」の名が付けられたようです。 (「クリンソウの谷」の南東側などに見られます)

 

ザゼンソウでいっぱいの「ミズバショウの谷」

投稿日:2019年4月6日

ザゼンソウの群生左2◎ザゼンソウの群生右2◎

 

 

 

 

 

 

ザゼンソウ3

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザゼンソウの群生とザゼンソウ(サトイモ科)

湿地の「ミズバショウの谷」一面にたくさんの暗紫茶色のザゼンソウが咲き誇っています。まるでザゼンソウが地面に座っているかのような感じがします。これからミズバショウの花も咲いてきます。水の流れる所にはミズバショウが、そうでない所にはザゼンソウが多く咲きます。

 

 

キクザキイチゲ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キクザキイチゲ(キンポウゲ科

雪解けした枯れ葉の多い林下に咲いています。周りの樹木や草花が葉を茂らせる前に咲き出します。花はアズマイチゲと似ていますが、葉は切れ込みが多く花も菊に似ているのでこの名が付いたようです。花色は淡紫青色や白色などがあります。日が当たると花が開き、曇りの日は閉じてしまいがちです。 (「ミズバショウの谷」の東側に見られます)

 

 

コシノカンアオイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コシノカンアオイ(ウマノスズクサ科)

木の下にこっそりと咲いていました。これが花かという地味さですが、先が3裂した茶色の萼筒の中に雄しべと雌しべがあります。最初の発見地が新潟県(越後の国)であることから「越野」、葉が寒冷な冬にも枯れず緑色であることから「寒葵」と名づけられたようです。(藤棚の北側の林の中に見られます)

 

 

ナニワズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナニワズ(ジンチョウゲ科

北海道~本州の主に日本海側の山地に生える落葉小低木です。雌雄異株で黄色い小さな花を枝先に集めてつけます。花弁はなく黄色のがく筒が4裂しています。別名エゾオニシバリで名の通り枝は鬼を縛れるくらいの強さを持っているそうです。(「クリンソウの谷」の藤棚の南側に見られます)