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観察日記

深い紅色が秋の深まりを感じさせる……「ハウチワカエデ」

投稿日:2017年11月5日

1ハウチワカエデ 全景

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハウチワカエデ(ムクロジ科)の紅葉
樹高は5~15mになり、葉縁には重鋸歯があります。葉身は掌状に裂けていますが、全体を見ると、別名「メイゲツカエデ」と言われるほど丸い形をしています。葉柄は葉身の4分の1から2分の1の長さで、葉柄が長いものは「コハウチワカエデ」とされます。モミジの仲間の中でも深い赤色に紅葉して見事です。                                         (「友好姉妹都市の庭」などに見られます。)

 

 

1108 エノキ黄葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エノキ(ニレ科)の黄葉
葉は左右非対称の広卵形で、葉縁の上半分に鋸歯があり、下半分は全縁になっています。葉がよく茂り、木陰を広く作るので一里塚などによく使われました。鮮やかな黄葉を見せてくれる葉は、国蝶「オオムラサキ」の食草としても知られています。     (「大平沼」西側などに見られます。)

                                 

 

シロモジ黄葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロモジ(クスノキ科)の黄葉
この時期は見事に黄葉していて、光に透かした様子はそれは見事です。葉の形が独特で、普通は深く3片に切れ込み、切れ込みの根元は小さな穴が開いたようです。オオバクロモジと同じような冬芽を持ち、同じような花をつけますが、折れた枝にオオバクロモジのようなさわやかな芳香は余り無いようです。                                              (「ハーブ園」近く等に見られます。)

 

 

アセビ②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アセビ(ツツジ科)
高さ3m程の常緑低木で、長さ7~8㎜の白い壺形の小さな花を下向きにたくさんつけます。牛馬が食うと麻痺するというので「馬酔木(あせび)」となったようです。葉は光沢のある緑色で、花も美しいのですが、毒があり、葉の煎汁は駆虫剤にもなるそうです。春に咲く花ですが、本園では毎年この時期にも少し咲きます。                                (「吉林の庭」で見られます。)

 

野草園で最後に咲く花……「マルバノキ」

投稿日:2017年10月28日

例年、野草園内に最後に咲く花とされている「マルバノキ」が、ついに咲きました

 

マルバノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバノキ(マンサク科)
高さ3m程の分枝した枝の葉腋に、ごく短い柄をもつ径1㎝程の暗紅紫色の花“2個背中合わせに”開くのが大きな特徴です。花径は1cm程に思えますが、花弁の先端からだと2cm程あります。花弁は5枚あり、星形に平開します。雌しべの回りに雄しべが5本、各々に未開の葯が2個づつ並んでいます。互生する葉は卵円形で基部は心形なので「マルバノキ」の名です。別名「ベニマンサク」は花が赤色であることに基づいた名前です。山地の谷間などに生える落葉低木で、開花と時を同じくして美しく紅葉してきます。          (「ウランウデの庭」ログハウスの裏に見られます。)
 

 

ツルシキミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルシキミ(ミカン科)の花と果実
本来の花期は3~5月ですが、野草園では毎年秋にも開花します。高さ50cmほどの雌雄異株の落葉小低木で、基部は地上を這います。直径5~8mmの球果が赤く熟した近くに白色~淡紅色の花を円錐花序に密につけています。花弁は4個で、長さ4~5mmの長楕円形の可愛い花です。互生する葉は長さ6~13cmで枝先に集まり、革質で倒卵状長楕円形です。ふちは全縁で表面には光沢があり、裏面には透明な油点があります。                      (園に入ってすぐの植え込み辺りに見られます。)


 

モミジ(カエデ)の仲間が次々に色づいています

ヤマモミジ 紅葉②

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマモミジ(ムクロジ科)の紅葉
北海道~島根の、主に日本海側の山地に分布するモミジです。高さは5~10m、葉は対し基部は心形で、掌状に5~9裂します。裂片の先は尾状にとがり、縁には不ぞろいの欠刻状の重鋸歯があります。葉柄は長く、上面には大抵溝があります。2個1対の翼果は長さ約2cmで、鈍角またはやや鋭角に開きます。イロハモミジはほぼ真っ直ぐに開きます。              (「カエデの森」など、所々で見られます。)



このカエデの仲間は、掌状の葉でもなく、紅葉でもなく黄葉です。

チドリノキ黄葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チドリノキ(ムクロジ科)の黄葉
カエデの仲間ですが、子供の可愛い掌のような葉ではなく、長さ7〜15cm、幅3〜7cmの卵状長楕円形で、切れ込みはありません。葉の先は尾状に鋭くとがり、基部は浅いハート形で、ふちには鋭い重鋸歯があります。しかし、春の花や実、そして秋の黄葉を見ると、やはりカエデの仲間です。名は実の形が千鳥に似ているところからチドリノキと呼ばれます。             (「カエデの森」に見られます。)

 

見事な赤の紅葉が目立ちます……「メグスリノキ」

投稿日:2017年10月24日

園内は紅葉が進み、木々がだいぶ色づいてきました。

 

メグスリノキ紅葉メグスリノキ紅葉up

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メグスリノキ(ムクロジ科)
写真のように、紅葉の赤はかなり鮮やかな赤で目立ちます。国内にだけに自生する雌雄異株の樹木で、葉の長さは5~13cm、3枚の小葉からできています(3出複葉)。戦国時代に樹皮を煎じた汁を目薬にした民間療法から名がついたようです。また、樹皮からは木の香りのするお茶が作れるようです。    (園入口正面、「マグノリア通り」などに見られます。)
 

 

ドウダンツツジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドウダンツツジ(ツツジ科)
高くなっても3m程の落葉広葉低木。本州~九州の温暖な岩山に生えますが、自生地は少ないようです。葉は菱形に近く、大きさは通常約2cm、大きなものは、約5cmになります。新緑花期紅葉と見頃があります。秋は真っ赤に紅葉し見事です。「ドウダン」は、枝分かれしている様子が昔夜間の明かりに用いた灯台(結び灯台)の脚部と似通っており、その「トウダイ」から転じたものです。     (「中央広場」植え込みに見られます。)

 

ハーブ園にも花が咲いています。

メキシカンブッシュセージ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メキシカンブッシュセージ(シソ科)
宿根サルビアの仲間で“アメジストセージ”とも呼ばれます。草丈は60~150cm、8~11月と花期は長く、綿に包まれたような(ビロードのような)青紫色の小花をたくさん付けます。中米あたりに分布しますが、日本では秋から咲き始め、冬の寒さが来るまで咲きます。         (「ハーブ園」に見られます。)