観察日記

「ロックガーデン」のタムシバが咲きました。

 タムシバがキタコブシの開花に遅れること、4日、キタコブシと同じようなモクレン科らしい白い花を咲かせました。花だけ見ると違いがよくわかりませんが、ある所に注目すると区別がつきます。

 それは、小さい葉芽です。キタコブシの葉芽には毛がありますが、タムシバの葉芽には毛がありません。そこで、見分けることができるのです。

 

 

エンレイソウが開花しました。

 「マグノリア通り」の西側と「藤棚」の北側の2箇所で、エンレイソウが咲きました。今日は寒くて、花はうつむき加減でいい写真が撮れませんでしたが、雄しべがはっきりわかって、開花した証となりました。

 和名の「延齢草(エンレイソウ)」は、古くは食あたりの薬草としてな根を煎じて飲ませ命拾いすることからこの名がついたとのことです。

 

 

ジュウガツザクラが咲いたと思ったら、オクチョウジザクラも開花していました。

左の写真が、ジュウガツザクラです。秋の10月頃に二期咲きするので、その名があります。「野草の丘」の東端にありますし、「一般駐車場」に入られて「バス停」側にもあります。また、「料金所前」と「料金所」入ってすぐの所にもあります。

右の写真は、オクチョウジザクラです。ロックガーデンの東回り通路にあります。「奥丁字桜(オクチョウジザクラ)」 花の形を横から見ると丁字形をしていることからその名があります。

いよいよ、山形市野草園でもサクラの季節がやってきました。これから、オオヤマザクラ、カスミザクラ、ミヤマカスミザクラと次々と開花してくるでしょう。一層にぎやかな野草園となって、皆さんをお迎えすることになります。

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