みどころ情報

青空に映えるシラハギ

 駐車場から料金所に向かうところにシラハギ(マメ科)があります。諸説あるようですが、昨日紹介したミヤギノハギの変種という説があります。真っ白い花は秋の青空によく似合います。お隣宮城県の仙台市野草園では、「萩まつり」が開催されているようです。こちら山形市野草園では、「アサギマダラ祭り」開催中です。明日、18日は「やまがたまるごと市」の一環として地元西蔵王で栽培されたトウモロコシが販売されます。7本入りで1000円、10時からの販売です。

ミヤギノハギ 宮城県の県花

 秋の七草のひとつヤマハギのほかに、「七草の庭」ではミヤギノハギを見ることができます。宮城野萩という名前は、宮城県に多く自生することに由来しているようです。古く「古今集」に詠われている「宮城野の萩」、その宮城野を西行や芭蕉も訪れています。気品のある紫紅色の蝶形の花、秋の風景によく似合います。

エゾリンドウ 湿地に咲く青紫色の花

 「ミズバショウの谷」にエゾリンドウが咲いています。深山の湿地に生える日本原産のリンドウで、9月に入り秋を感じるころになると咲き始める花です。リンドウよりもやや色の薄い青紫色の花を付け、栄養状態が良ければ茎頂と上部の葉腋数段に花を付けます。花屋で売られるリンドウは、エゾリンドウの栽培種であると言われています。シロバナエゾリンドウも見ることができます。

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