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国蝶オオムラサキを見つけよう

 本格的な夏を迎え、暑い日が続いています。夏になると、野草園では国蝶オオムラサキを見ることができます。植物と違って、ずっと同じ場所にいるわけではないので、運が良ければ出会うことができますよ。エゾエノキやエノキのある、ログハウスや吉林の庭の近くでじっと待てば出会うことができるかもしれません。

 写真のオオムラサキは雄で、昨日料金所の壁にとまった時の様子を撮影したものです。羽を広げると、宇宙をイメージできるような美しい模様と色を見ることができます。なぜか、学習センターや料金所の壁にとまって壁をなめる様子を時々観察できます。

「薬草コナー」のナワシロイチゴの果実なりました

ナワシロイチゴ(バラ科)

 日本、朝鮮半島、中国などに分布しています。原野に生える葡萄性の草状の木本です。茎は長さ1.4m程。直立茎は30cmくらいで無毛、棘があります。葉は互生し、柄を持ち、葉裏には白毛があります。枝の上部に集散花序を作り、淡紅紫色の花を腋生または頂生します。萼片5、花弁5。核果はやや粗大で数粒集まって球状となり、深赤色に熟して食べられます。

 味はおいしいと思います。

トモエソウ 絶滅危惧種 まもなく終わり

  トモエソウ(オトギリソウ科)をまだ見ることができます。絶滅が心配されている種で、2013年山形県ランクで絶滅危惧Ⅱ類(VU)に指定されています。園芸目的の採取や湿地の開発、また、過度の草刈りなどが絶滅危惧の要因です。知らず知らず姿消すような状況に追い込まれている植物がたくさんあります。

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