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ヤマナラシはヤナギ科で雌雄異株(しゆういしゅ)の落葉高木です

ヤマナラシ(ヤナギ科)

 山地に生え、高さ5mになる落葉樹です。日本固有種です。幹にはダイヤモンド(そろばんの目)の皮目があり特徴的です。葉は有柄で互生し、表面は深緑色で、裏面は白緑色です。雌雄異株。早春、赤褐色の花穂を下垂し、雄花穂(ゆうかすい)より雌花穂(しかすい)が長いです。(なかなか見分けがつきませんが) 雄花穂は花粉を出すと脱落します。雄花は雄しべ1。雌花の花柱は5深裂しています。熟すと破れて白毛のある細かい種子を出します。箱の材料にしたことからハコヤナギ(箱柳、白楊)ともいいます。

 和名「山鳴らし(ヤマナラシ)」は、風が吹くと葉がゆれて音がするのでこの名がつきました。

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