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観察日記

長い雄しべがフワッとした良い感じ……「シモツケ」

投稿日:2017年6月25日

シモツケ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シモツケ(バラ科)

山地の日当たりの良い場所に生える、高さ1m程の落葉低木。細い枝に付く葉は狭卵形で鋸歯があり互生します。枝先に散房状に付く花は、花径4~6mmの5弁花、萼片も5個、雄しべも5本で、雄しべは花弁よりもかなり長く、フワッとした花姿に見えます。下野国(今の栃木県)に多く自生し、発見されたことによる和名です。   (「ツルだな」前に見られます。)

 

 

 

オニシモツケ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オニシモツケ(バラ科)

谷沿いなどに群生する、高さ1.5m程の多年草。茎先に径7mm程の小花(花弁は4、5枚)を密集して付けます。多数ある雄しべは花弁よりずっと長く、花序には短毛が密生するのが特徴です。掌状に裂けた大きい葉の葉柄の根元近くに付く托葉が、茎を耳状に抱いて目立つのも区別点です。    (「クリンソウの谷」西側に見られます。)

 

 

 

トビシマカンゾウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トビシマカンゾウ(ススキノキ科)

幅広い線形の葉を付け、1~2mの茎を立て、茎先に濃い黄橙色の花を10数輪つけます。花被片は6個、花径は7㎝程です。一足先に開くニッコウキスゲを一回り大きくした感じです。美しい花ですが一日花なのが残念です。花やつぼみは食用になり、、以前は葉は藁の代用品として島民に使われたということです。   (「クリンソウの谷」南側に見られます。)

 

 

 

イボタノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イボタノキ(モクセイ科)

山野の林縁に普通に見られる、高さ2~4mの落葉低木。対生する葉は長楕円形で全縁、先はまるみを帯びています(ミヤマイボタは尖る)。幹に、所々枯れた枝がトゲ状に残るのも特徴です。新枝の先に総状に付く花は、花冠7~9mmで漏斗型、先は4裂し、葯が花筒から少しつき出します。     (「マグノリア通り」に見られます。)

八重咲きのウツギ……「シロバナヤエウツギ」

投稿日:2017年6月24日

“ウツギ”と名のつく花が今、数種類咲いています。見比べてください。

 

シロバナヤエウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナヤエウツギ(アジサイ科)

高さ2m程で、細い卵形の葉が対生する落葉低木です。枝先に円錐花序を付け、八重咲きの白花を多数咲かせます。花弁の長さは1㎝程で、雄しべと花柱は余り目立ちません。幹が中空であることから「空木(うつぎ)」の名が付きました。園芸種と思われがちですが、自生する種です。      (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

ウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウツギ(アジサイ科)

北海道~九州の山地に普通に自生する落葉低木で、高さは1.5m程。長卵形の葉は対生し、触るとざらつく感じです。枝先に円錐花序を出し、多くの白花を咲かせます。萼筒は鐘形、5個の花弁は長楕円形で長さ1㎝以上あります。“ウノハナ”の呼び名は“ウツギ花”が略されたものです。       (「ロックガーデン」などに見られます。)

 

 

 

バイカウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バイカウツギ(アジサイ科)

本州~九州の山地に生える高さ2m程の落葉低木。枝先に径3cm程の白色の4弁花を咲かせます。広卵形の葉は対生し、先が少し尖ります。花の形がウメの花を思わせるところから和名が付きました。     (「ナナカマドの森」に見られます。)

 

 

 

ハコネウツギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハコネウツギ(スイカズラ科)

太平洋側の山地に生える、高さ2m程の落葉低木。対生する葉はやや厚く、光沢があります。花径2~3cmの漏斗型の花は、最初花色が白色で、次第に紅紫色に変化していくのが特徴です。     (「クリンソウの谷」の南側に見られます。)

矢を地面に突き立てたような花……「オニノヤガラ」

投稿日:2017年6月22日

オニノヤガラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オニノヤガラ(ラン科)

光合成をせず、ナラタケ属の菌に寄生し養分を得て生活しています。葉が付いていないまっすぐな茎を地面に突き立てて花を付けている様子は、まるで地面に矢が突き刺さったようで一種異様にさえ見えます。茎の上部に付く1~1.5cmの花は3萼片が合着して壺状になり、中に2個の側花弁と長楕円形の唇弁があります。    (「木道」から杉林の林内などに見られます。)

 

 

✿✿ ハーブ園の花たちも少し賑やかになってきました。

 

ジキタリス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジキタリス(オオバコ科)

高さ1~2mに伸ばした花茎に穂状に花を咲かせます。長さ3~5㎝の花は釣鐘型で、内側に特徴的な斑紋が入ります。大きな葉はカサカサした手触りです。多量に摂ると有毒と言われ、不吉なイメージから「魔女の指ぬき」「血の付いた男の指」等と呼ぶ地域もあるということです。

 

 

 

リナリア

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リナリア(オオバコ科)

草丈は20~60cm、とても丈夫な性質であちらこちらに飛んで広がっていきます。金魚の尻尾の様な形をした小花をたくさん付ける事から、「ヒメキンギョソウ」とも言われます。上向きの花びら(上唇弁)が縦に大きく裂け、ウサギの耳のようにも見えます。花色は紫、ピンク、白色、赤と多彩です。

 

 

 

ペントステモン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ペントステモン(オオバコ科)

ペンステモンとも呼ばれる、山地に自生するイワブクロの仲間です。高さ30~80cmの茎の上部に、先が5裂した花筒の長い花を咲かせます。雄しべが5個あるように見えるので、ギリシア語の“5”の意味を表す名が付きました。 

  

 

 

レッドバレリアン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レッドバレリアン(オミナエシ科)

草丈は50~80cm、光沢のある葉を持ち、赤い小花が密生して付きます。花は5つに裂けた合弁花で、付け根に“距”と呼ばれる、後ろに突出した部分があります。花には菜の花のような香りがあり、スープや添え物に使われます。