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観察日記

花の形が雅楽の兜に似る……「ウゼントリカブト」

投稿日:2017年8月19日

ウゼントリカブト

ウゼントリカブト(キンポウゲ科)

林縁では斜上し、草丈は50~180cm、枝の先に長さ4㎝程の濃紫色の花を数個つけます。花弁のように見えるのは萼片で、その中に細長い花弁が2枚あり、多数の雄しべもあります。毒草として知られ、特に根の部分には強毒が含まれます。蔵王山の山形側で発見されたのでこの名です。    (「ひょうたん池」西側などで見られます。)

 

 

ノカンゾウ

ノカンゾウ(ススキノキ科)

日当たりの良い草地に見かける、草丈60cm程の多年草。葉は細長い剣状で、直立した茎の上部に橙赤色の花を数個咲かせます。長さ7㎝程の花被片6枚あり、花色には変異が多いようです。花や若葉は食用にされます。  (「花の草原」西側に見られます。)

 

 

キツネノカミソリ

キツネノカミソリ(ヒガンバナ科)

ヒガンバナと同様に、開花時に葉はありません高さ30~45㎝の直立した茎の頂に、径5㎝程のラッパ型の6弁花を咲かせます。花の色がキツネ色で、葉がカミソリに似るので、この名になったようです。    (「花の草原」西側)などに見られます。

 

 

ボタンヅル

ボタンヅル(キンポウゲ科)

ツル性の半低木で、日当たりの良い山野に生育します。葉腋から花序を出し、白色の花を多数咲かせます。花弁状の萼片が4枚あり、花糸は萼片と同じくらいの長さです。似たセンニチコウは葉が羽状複葉で、雄しべが短い点が異なります。        (「クリンソウの谷」西側などに見られます。)

 

 

 

 

 

花の色が鬼を連想させる……「オニユリ」

投稿日:2017年8月18日

オニユリ (2)

オニユリ(ユリ科)

真っ直ぐに1~2m伸びた茎の頂に、径10~12㎝の朱色の花を数個つけます。花被片は、赤橙色で暗紫色の斑点が多数あり、強く反り返ります。長い雄しべと葯の紫色も目立ちますが、葉の基部に付くムカゴが目立ち、他のものと見分ける大きな特徴です。鱗茎を食用にするために渡来したようで、名は花の色が鬼を思わせるからです。   (「友好姉妹都市の庭」近辺などに見られます。)

 

 

オグルマ

オグルマ(キク科)

高さ60cm程の茎の頂に、径3~4㎝の鮮黄色の花を数輪つけます。舌状花が整然と並ぶその姿は「御車」の名にふさわしい花です。葉は広披針形で、基部は茎を抱き、葉裏には白色の伏毛が密生します。直立し、枝分かれの少ない姿は凛としています。    (「クリンソウの谷」付近に見られます。)

 

 

ナツズイセン

ナツズイセン(ヒガンバナ科)

突然に葉のない茎を60cm程立ち上げ、長さ7㎝程の淡紅紫色の花を咲かせます。先端がラッパ状に開き、美しくボリュームのある花です。春に見える葉がスイセンに似ていて、夏に花が咲くのでこの名です。     (「クリンソウの谷」「アケビのトンネル」付近に見られます。)

 

 

ガガイモ

ガガイモ(キョウチクトウ科)

日当たりの良い原野に自生するツル性の多年草。長さ7~10cmの葉は長卵心形で、裏面は白緑色です。葉腋に付く花は淡紫色で、花径は約1㎝。花冠が5裂し、内側には長い毛が密生して、毛むくじゃらの花に見えます。   (「カエデの森」近辺に見られます。)

 

 

 

 

 

 

 

アサギマダラ(渡り蝶)が集まる、秋の七草の一つ……「フジバカマ」

投稿日:2017年8月17日

フジバカマ

フジバカマ(キク科)

秋の七草の一つで、草丈は1~1.5m、対生する葉は深く3裂し、茎頂に小さな筒状花だけを散房状に付けます。筒状花の先は5つに裂け、細くて白い2本の花柱が飛び出して見えます。草は乾燥してくると桜餅の様な芳香(クマリン)を放ちます。渡り蝶の“アサギマダラ”の大切な吸蜜源で、花盛りの頃は本園にも多数飛来します。    (「七草の庭」に見られます。)

 

 

 

キツリフネ

キツリフネ(ツリフネソウ科)

湿った半日陰地に生育する、高さ50㎝程の1年草。葉腋から花柄を出し、径2㎝、長さ3cm程の黄花葉の下に咲かせます。距がクルリと巻かずに下に垂れる事が、紅紫色の“ツリフネソウ”との大きな違いです。   (「薬草コーナー」向かい側など、小さな水の流れの近くに見られます。)

 

 

 

カリガネソウ

カリガネソウ(シソ科)

山地に生える、高さ80cm程の多年草で、特徴は何と言っても“臭気”。近くに行くだけでその存在が分かるほどです。葉腋から花柄を出し、長さ1㎝程の紫の花をまばらに付けます。唇形の花は、雄しべ・雌しべ共に外につき出して反ります。名は、花の形が雁に似ることによるようです。    (「ひょうたん池」西側、「七草の庭」に見られます。)

 

 

 

センニチコウ

センニチコウ(ヒユ科)

花期が長く、「千日も紅の色があせない」の意味で名付けられました。実際は1~2か月色を保ちますが、その後は花序が面長になり、色もあせてきます。花は小花が多数集まり、径2㎝程の小球状になったもので、紅く見えるのは“苞”の部分で、極小さな黄色い部分が本当の花です。今年は、開園25周年に当たり、咲き進むと関連の数字が浮き出てくる予定です。     (「友好姉妹都市の庭」に植栽しています。)