観察日記

たくさんの渡り蝶のアサギマダラがフジバカマに飛来し蜜を吸っています

投稿日:2019年9月22日

アサギマダラ4カメラマン2アサギマダラ雌アサギマダラ雄

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フジバカマの蜜を吸うアサギマダラ(タテハチョウ科)

蔵王の山々で生まれ育ったたくさんのアサギマダラが、今「七草の庭」のフジバカマに飛来し蜜を吸っています。南の地方に移動を始める毎年9月に飛来します。アサギマダラの雄が雌を惹きつけるフェロモンをつくるために必要な物質が、フジバカマの蜜の中に多く含まれているからです。アサギマダラの写真を撮るカメラマンが多いです。アサギマダラはカメラマンが近づいても、他の蝶のようにすぐに逃げません。アサギマダラの雄(写真右)は後ろ羽根に黒い斑紋がありますが、雌(写真左)にはなく茶色です。

 

 

ウメバチソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメバチソウ(ニシキギ科)

山野の日当たりの良い湿地に生える多年草で、10~40cmの細い花茎を直立し、白色の5弁花を1個つけます。花の中央の雌しべに特徴があります、大きな子房がありその先の柱頭が4裂しています。雄しべが5個、花粉を出さない仮雄しべもあります。花茎につく葉は柄がなく心形で花茎を抱いています。名の由来は、花の形が梅鉢の紋に似ているからのようです。 (「ロックガーデン」などに見られます)

 

 

シラハギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シラハギ(マメ科)

ミヤギノハギの変種で高さが1~2mの落葉低木で、古くから人家に植えられているハギです。多少枝が垂れて大きな株となり、葉は3出複葉で、全体に絹状の毛があります。垂れた枝に白色の蝶形の花をたくさん付けます。 (「本園入口の料金所」の北西側に見られます)

 

 

キタコブシの果実2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キタコブシの果実(モクレン科)

早春に白い花を咲かせていましたが、今はそれが果実になっています。袋果が不規則に合わさった集合果でやや握りこぶしに似た形です。その様子から名前がコブシとつけられたそうです。この後は心皮が破れ赤い種子が出てきます。 (「中央広場」の東側などに見られます)

 

小さな紅紫色の蝶形の花をたくさん付けるミヤギノハギ

投稿日:2019年9月19日

ミヤギノハギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤギノハギ(マメ科)

高さ1~1.5mの落葉小低木で、枝は柔らかく垂れています。葉は3出複葉で葉の腋から葉より長い総状花序を出し、小さな紅紫色の蝶形の花をたくさん付けます。日本海側に自生するケハギの変種と言われ、名は萩の産地の仙台市の「宮城野」にあやかって名付けられたようです。  (「七草の庭」に見られます)

 

 

ハナタデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナタデ(タデ科)

山野の林縁などのやや湿った所に多く生える草丈30~60cmの1年草です。茎の下部は地を這います。花序は細長く伸び、紅色~淡紅色の小さな花を多数つけます。別名ヤブタデと言います。 (「クリンソウの谷」などに見られます)

 

 

クリの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリの実(ブナ科)

野草園内にはたくさんのクリの木があります。6月に雄花と雌花が咲きましたが、今は、実(堅果)になりました。実は黄緑色の長い刺のある殻斗(いが)に包まれています。成熟すると殻斗が割れて茶色の実が現れます。クリの実を使った食べ物がたくさんあります。(所々に見られます)

 

 

ユキザサの果実2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユキザサの果実(キジカクシ科)

山地の林の中など陰地に自生する多年草で、葉は広い卵形で先が尖り葉脈が明瞭で笹の葉に似ています。5月に、花茎の先に円錐花序を出し6弁の白い小花を多数つけました。今は球形の液果が赤く熟して目立ちます。 (「薬草コーナー」の南側の斜面に見られます)

枝分かれした茎先につく紅紫色の筒状花だけの花、ヒメヒゴタイ

投稿日:2019年9月18日

ヒメヒゴタイ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメヒゴタイ(キク科)

山地の草原に生える2年草で、高さが1.5m程にもなります。葉は広披針形で羽状に深く裂けています。茎は上部で枝分かれし、紅紫色の筒状花の花を付けます。総苞は鐘形でその片に紅紫色の付属体が付いています。名はヒゴタイに比べて小形であるからのようです。 (「マグノリア通り」の東側に見られます)

 

 

ヤクシソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤクシソウ(キク科)

日当たりの良い草地や道端に生え、草丈30~60cmの2年草です。葉は鋸歯のある細長い心形で基部は茎を抱きます。枝先に黄色の舌状花だけの花を多数つけます。名前の“薬師草”の由来は、葉が薬師如来の光背に似ることのようです。しかし他の説もあります。 (「吉林の庭」の池の近くなどに見られます)

 

 

ウメモドキの果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウメモドキの果実(モチノキ科)

山野の湿った所に生える落葉低木で、雌雄異株です。葉が梅に似ているのが名の由来で、小さな淡紅色の花を数個ずつ付けます。雌花は緑色の子房が目立ちます。今、雌株の方に赤い果実をたくさん付けています。尚、果実を楽しむには雄株・雌株の両方を植える必要があります。 (「吉林の庭」などに見られます)

 

 

カナハラソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カラハナソウの果穂(アサ科)

山地に生える雌雄異株のつる性の多年草です。茎には下向きの刺があり他のものに巻き付いて成長します。雄株の雄花は淡紅色の花が穂状に多数付きます。そして雌株には雌花から変化した松かさ状に苞が重なった果穂が付きます。 (「水辺の花コーナー」の西側に見られます。)