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アオハダの果実 この少なさは・・・

 アオハダ(モチノキ科)の赤い果実、例年緑の葉の間にたくさん見られるのですが、今年はとても少ない。アオハダだけでなく、カエデの実もトチの実なども例年に比べるととても少ない。夏の天候の影響なのでしょうか。そういえば、ヤマボウシの実も少なく、楽しみにしていた来園者の方ががっかりしていたことがありました。植物受難の年なのでしょうか。

ジュウガツザクラ(十月桜) 咲き始めました

 コヒガンザクラを原種として江戸末期につくりだされた園芸品種と言われています。春と秋の二度開花する桜で、秋は十月ころに開花します。小ぶりな八重咲の花で、花数は多くありませんが秋晴れの青空によく似合います。野草園では10月から11月にかけて観察することができます。

ユキツバキの果実

 ユキツバキの蒴果が裂開し種子が見え始めました。裂開する前の果実は綺麗な色をしています。図鑑を見てみると「まれにしか結実しない」と書いてありました。森林の中のユキツバキは、花も数も少なく実ができるのも少ないのでしょう。野草園の中のユキツバキは、結実し種子ができるのを多く観察できます。

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