キツネノカミソリとナツズイセンが咲いています。どちらもヒガンバナ科の植物です。キツネノカミソリもナツズイセンも、春に葉をのばし、夏の初め頃には葉が枯れ地上部からいったん姿を消します。そして、野草園ではお盆の頃に立ち上げた茎の先に花を付け、再び地上部に現れます。
秋の彼岸の頃に真っ赤な花を咲かせるヒガンバナは、花が終わってから葉を出して冬を越します。同じヒガンバナ科でも、葉と花の出現の時季が違います。




キツネノカミソリとナツズイセンが咲いています。どちらもヒガンバナ科の植物です。キツネノカミソリもナツズイセンも、春に葉をのばし、夏の初め頃には葉が枯れ地上部からいったん姿を消します。そして、野草園ではお盆の頃に立ち上げた茎の先に花を付け、再び地上部に現れます。
秋の彼岸の頃に真っ赤な花を咲かせるヒガンバナは、花が終わってから葉を出して冬を越します。同じヒガンバナ科でも、葉と花の出現の時季が違います。
クルミ等の樹皮を使って、小物入れを作る教室を行います。
細く裂いてある樹皮を使いますので、初めての方でもお気軽にご参加ください。
「樹皮編み教室」
日 時 : 令和4年9月10日(土) 午前10時~正午
場 所 : 自然学習センターピロティ
内 容 : クルミ等の樹皮を使って小物入れを作製
講 師 : フラワースクールピュア 多田 葉津恵 氏
対 象 : 事前申込 先着13人
費 用 : 材料代・入園料込2,700円(高校生以下2,400円)
申 込 : 定員に達したため、申込は締め切りました。
📞023-634-4120
※新型コロナウイルス感染状況によっては中止となる場合があります。
ツノハシバミは幼木にも実がたわわになっていますが、ハシバミには2、3個しかなく、実を探すのが大変です。両方が近くにあって比較できる場所が「自然学習センター」の西側道路です。
ツノハシバミ(カバノキ科)
北海道、本州、四国、九州、朝鮮に分布する山中に生える高さ5m程になる落葉樹です。幹は直立し分枝します。葉は有柄で互生し、雌雄同株、早春、小枝から褐赤色をした雄花の尾状花穂が垂れさがります。雄花は雄しべ8。雌花穂は小卵形で柄はなく、鮮紅色の花柱が束生しています。雌花には花柱2。堅果は長いくちばし状の筒形の総苞に包まれます。ナガハシバミともいいます。ハシバミの仲間の果実は昔から食用にされていました。ヘーゼルナッツの名で親しまれているのはヨーロッパ原産のセイヨウハシバミの果実です。和名「角榛(ツノハシバミ)」は、くちばし状の総苞から、ツノハシバミの名になりました。
ハシバミ(カバノキ科)
ロシア沿海地方から東アジア北東部の全域、ならびに、朝鮮半島と日本列島(北海道、本州、九州)に分布します。日の当たる丘に生え、植栽もされる高さ5mにもなる落葉樹です。葉は有柄で互生し、裏面に短毛があります。若葉に紫斑。雌雄同株。早春、小枝から黄褐色の雄花穂が垂れ下り、雄しべは8。雌花穂は小枝に上向きにつき無柄です。鮮紅色の花柱を束生します。雌花は苞鱗ごとに2個。堅果は鐘形の総苞に包まれます。和名「榛」葉皺実(ハシワミ)皺(しわ)の多い葉を持ち、果実が実ること。榛柴実(ハリシバミ)、葉柴実(ハシバミ)などいろいろあるが定かではありません。