観察日記
金色の花が咲き始めました
投稿日:2012年3月30日
昨日と今日の暖かさで、リュウキンカが開花しました。まだ葉も花も小さいのですが、
黄色い花弁状の花をしっかりつけています。
リュウキンカ(キンポウゲ科)
金色の花が、立った茎に咲くので「立金花」と言われています。湿地や沼地に生える多年草で、
葉はフキのようなまるい形をしています。黄色の花のように見えるのは、花弁状の萼片で、
花弁はありません。クリンソウの谷のコーナーに咲き始めました。すぐ近くに ヤマネコヤナギも咲き始めました。
ヤマネコヤナギ(ヤナギ科)
別名バッコヤナギで、ネコヤナギと違って乾燥したところに生え、子房に長い柄があります。
写真は冬の衣服を脱いだばかりの花の様子で、銀白色に輝いています。
花芽が紅褐色だったということがわかります。もう少したつと、雄花は黄色くなり、
雌花は淡緑色になります。山の斜面に普通に見られます。