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ムラサキシキブは可憐な花から紫色のかわいい実をつけます

ムラサキシキブ(シソ科)

 北海道南部、本州、四国、九州、沖縄に分布します。国外では朝鮮半島と台湾、中国の山地に分布します。低い山地や野原に生える落葉低木です。幹は高さ1.5~3m位。葉は対生し、楕円形で縁には鋸歯があります。葉の付け根から集散花序をだし、多数の淡紫色の小さな花を付けます。がくは短い鐘形で浅く5裂し、花冠は先が4裂します。果実は球形で秋に紫色に熟します。コムラサキは花序が葉腋より少し上部につくことで区別できます。

 和名「紫式部(ムラサキシキブ)」は、平安時代の女性作家「紫式部」。元は「ムラサキシキミ」と呼ばれていた。シキミとは重る実=実が沢山なるという意です。

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