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ミズタマソウ

「藤棚からクリンソウの谷へ向かう道端」のミズタマソウです。

 日本では北海道から九州までに見られ、国外では朝鮮半島、中国、インドシナに分布する山地の陰地に生える多年草です。地下茎は白色で、茎は直立して高さ40~60cmになります。葉は柄があり対生で、夏に茎の頂に頂生および腋生の総状花序を出し、柄のある小さな白色の花が咲きます。緑色の萼2、花弁2、雄しべ2、花柱1で、果実はほぼ球形で鉤毛があります。

 和名は「水玉草」。小さな丸い果実に白色の毛がつき、水玉のように見えることに由来します。日差しの強い日中ではなく、水滴が残る雨上がりや早朝に見ていただきたい植物です。より一層、趣を感じることができるでしょう。 

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