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トチノキの冬芽 太陽の光を反射しピカピカ

 トチノキ(ムクロジ科)の冬芽が、晩秋の太陽に照らされてピカピカ光っています。トチノキの冬芽は樹脂におおわれているので、太陽の光を反射し輝いて見えるのです。近づいて冬芽に触ってみると、べとべとします。この樹脂で冬芽は寒さを防ぎ、また、虫の侵入も防いでいるといわれています。

トチノキ(ムクロジ科)

落葉性の高木で、日本固有種です。水気を好み、沢筋などの適度に湿気のある肥沃な土壌で育ちます。葉は非常に大きく、長い葉柄の先に倒卵形の小葉5-7枚を掌状につけます(掌状複葉)。葉の間から穂状の花を咲かせます。花は白〜薄い紅色です。果実は、一般的に「栃の実」と呼ばれて食用になります。栃木県の郷土の木として親しまれています。

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