みどころ情報

シャクジョウソウが咲き出しました

シャクジョウソウ(ツツジ科)

 北海道、本州、四国、九州に分布する山地の樹影に生える多年草です。国外では、アジア、北アメリカ、ヨーロッパの温帯に分布します。茎は束生し、直立して高さ20cm内外で円柱形です。鱗片状の葉は互生し、下部は重なり合います。茎の頂に総状の花穂をなし、淡黄白色の花を5~10個下向きにつけます。花は長い釣鐘で、花弁4、雄しべ8.蒴果を結びます。腐生植物(種子植物の内で、植物体に光合成で自活する能力がなく、菌類と共生して栄養素を得て生活するもの)なので葉に葉緑素はありません。

 和名「錫杖草(シャクジョウソウ)」は、全体の姿を僧侶や修験者が手に持って打ち鳴らす錫杖(しゃくじょう)に見立てたものです。

開園日について

アーカイブ