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ササバギンランとギンランの違いは?との質問を受けました。

 昨日、あるお客様からギンランとササバギンランの違いはどこですか、との質問を受けましたが、葉の違いですとの返答をしてしまいましたが、総苞(花序の基部にできる多数密生した包葉の集まり)が長いのがササバギンランというのが正確でした。

 ちなみに、本園でギンランを見つけるのは難しいようです。

 ササバギンラン(ラン科)  「木道」を抜けた林下にあります。

 日本では北海道、本州、四国、九州に分布し、アジアでは朝鮮、中国東北部に分布しています。山地の樹林下に自生する多年草です。根茎は短いですが、根は細く長いです。茎は直立し、高さは30~50cm位です。葉は互生し、卵状披針形です。先端は尖り、基部は茎を抱きます。葉の裏面、縁および花序に白色の短毛状突起があります。白色の花を穂状花序に数個つけます。花の下にある葉状の苞が目立ち、下部の1~2個の苞は花序より長いです。萼片は長さ11~12mm、側花弁は萼片より短く、唇弁の基部は距となって突出します。ギンランに似ていますが、ギンランは葉より花序が高くなりますが、ササバギンランは花序より葉が高い位置にくるか同じ高さとなります。また、ギンランより全体に大型になります。

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