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エビガライチゴ

 「ミズキの林をひょうたん池に向かう道路脇」で、エビガライチゴが咲きました。

 日本、中国北部、朝鮮半島に分布し、山地の日当たりの良い所に生える落葉低木です。茎は直立するが後に蔓状となり、紫赤色の堅い腺毛を密生します。葉は互生し柄を持ち、裏面は白毛があります。枝の端に総状花序を作り、淡紅色の花が付きます。萼片5、花弁5、雄しべ多数で短く、核果は集まって球形となり、8月頃赤く熟し食べられます。冬芽には白い軟毛が密生します。

 和名の「海老殻苺」は、腺毛が赤くエビガラのようであることからきています。写真からも、硬そうな腺毛がお分かりになるのではないでしょうか。葉の裏側が白っぽく見えることから、別名「ウラジロイチゴ」とも呼ばれます。これも、独特な様相の花ですね。

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