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カツラの雄花と雌花を今観察することができます

カツラ(カツラ科) 「野草の丘」「東トイレの前」は雄株です。 雌株は「スワンヒルの庭」と「つつじの丘」の間にあります。

北海道から九州まで日本全国の山地に分布します。ブナ林域などの冷温帯の渓流などに多く見られる落葉高木です。雌雄異株(しゆういしゅ)です。早春、葉が出る前に葉腋に小さな花を開きます。花弁も萼もなく、基部は苞に包まれています。雌花には3~5個の雌しべがあり、柱頭は糸状で淡紅色をしています。雄花には、多数の雄しべがあり、葯はやはり淡紅色です。秋、カツラの枯れ葉は甘い芳香がします。

 和名「桂(カツラ)」は、香りが出る=香出(かづ)るが名前の由来という説があります。

 材は丈夫で腐れにくく、軽くて柔らかく加工しやすいうえ、狂いが少ないので、家具や将棋盤、囲碁盤に利用されています。

 

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