観察日記

風薫る5月 もうすぐ

投稿日:2020年4月29日

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ミズバショウの咲く湿地の奥に、大平沼の水が揺れています。少しだけ目を上げると、堤防の上には薄紅色のオオヤマザクラが並んで咲いています。通り過ぎていく風が心地良く、思わず青空を見上げてしまいます。すると、エドヒガンやソメイヨシノが目に飛び込んできます。《4月末から5月初め、野草園で見ることが出来る風景です》

 

 

 

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シラネアオイ(キンポウゲ科)
日本固有の植物で、中部地方以北の多雪地に生える多年草です。茎の先に淡紅紫色の花を横向きにつけます。日光の白根山に多く生え、花がタチアオイに似ていることが名前の由来です。5月初めの野草園の代表的な植物で、その気品のある姿を見に多くの方が訪れます。 (「ひょうたん池」の西側などで見られます)

 

 

 

 

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シロバナエンレイソウ(シュロソウ科)別名:ミヤマエンレイソウ
野草園にある3種類のエンレイソウの中でも一番遅く咲きます。エンレイソウの仲間は3の倍数づくし。葉は3枚、萼も3枚、雄しべは6つ(3×2)、雌しべの先は3つに分かれるという不思議な植物です。4月末、3種類のエンレイソウが見られるようになりました。(「ひょうたん池」西側で見られます)

 

 

 

 

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キバナイカリソウ(メギ科)
不思議な生き物が空を飛んでいるような形のイカリソウ。本種は日本海側に多く分布し、山の林の中などに生える多年草です。太平洋側に多い赤紫色のイカリソウと同様に、4個の花弁から長い距が突き出し、花の形が船の錨に似ていることが名前の由来です。(「ロックガーデン」などで見られます)

 

 

 

 

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アンズ(バラ科)
山形市立第八小学校の校歌にアンズが登場します。♬~あんずの花の開いたように素直な心わたしたち~♬ 野草園では桜と同じ頃に開花します。(「吉林の庭」で見られます)

 

 

 

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アーモンド(バラ科)               

山形市の友好姉妹都市である、オーストラリアのスワンヒル市の主産物がアーモンドということで、園内に植栽してあります。桜より大きく見応えのある花です。 (「スワンヒルの庭」で見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本で一番身近な桜《ソメイヨシノ》の父と母

投稿日:2020年4月26日

ソメイヨシノ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソメイヨシノ(バラ科)⇒咲き始め
江戸時代に江戸郊外の染井村で、エドヒガンとオオシマザクラを交配してつくられた桜であると言われています。あまりにも美しい桜なので、全国に植樹されて春の桜として親しまれています。花が先に開き、若葉は花の後に開きます。枝が横に伸びて広がり花がいっぱい見られるので見応えがあります。 (大平沼の西側などで見られます)

 

 

 

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エドヒガン(バラ科⇒咲き始め

《ソメイヨシノの母といわれる》
関東地方に多く、春のお彼岸頃に咲き始めるのが名前の由来です。葉より花の方が早く展開し、淡紅色の5弁の花を枝から2~5個ずつ咲かせます。花の基部にある萼筒が丸くふくらんでいるのが特徴です。長寿の桜として知られて、桜の古木・大木には本種が多いようです。 (「野草の丘」の東側で見られます)

 

 

 

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オオシマザクラ(バラ科)⇒咲き始め

《ソメイヨシノの父といわれる》

多くの桜の原種の一つと言われています。伊豆大島などに分布することが、名前の由来です。花と葉が同時に開いていき、淡い芳香をもつ白い花をつけることが特徴です。 (「野草の丘」の東側で見られます)⇒まだ小さな樹です

 

 

 

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アズマシャクナゲ(ツツジ科)⇒咲き始め
東北や関東などの東国に分布するシャクナゲということが名の由来です。革質の葉が枝先に集まって付きます。葉の裏に灰褐色の真綿状の軟毛があり、触るとふわふわした感じです。花弁が5裂した花を枝先に数個ずつ咲かせます。園内には白いアズマシャクナゲも咲きます。 (「シャクナゲの丘」・「ロックガーデン」で見られます)

 

 

 

オキナグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オキナグサ(キンポウゲ科)
葉や茎が白い毛で覆われ、花弁状の萼片の外側にも白い毛が密生します。花が終わった後、雌しべは長い羽毛状の果実になり、それを白髪の老人(翁)の頭に見立てたことが名前の由来です。 歌人斎藤茂吉がこよなく愛した植物として知られています。(「野草の丘」の西側などで見られます)

 

 

 

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ミヤマカタバミ(カタバミ科)
普通に見られるカタバミは黄色い花をつけますが、本種は白色です。葉は角張った3枚のハート形です。気温が低かったり、天気が悪かったりすると葉と花を閉じてしまいます。カタバミの名前の由来は、葉を閉じた様子が虫に葉を食われているように見えるので《片食み:かたはみ》となったようです。(ひょうたん池の西側で見られます)

 

 

 

 

寒い4月、そんな中でもニリンソウ開花

投稿日:2020年4月22日

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ニリンソウ(キンポウゲ科)
山野の林内に生える多年草で、地下茎でふえるので群生することが多い。葉は3つに深く裂けています。葉が有毒のトリカブトの葉と似ていることでもよく知られている。白色の花は花弁のように見えますが、5個の萼片です。1つの花茎に2個の花をつけることが名の由来です。 (「藤棚」の西側で見られます)

 

 

 

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トウゴクサイシン(ウマノスズクサ科)
トウゴクサイシンは[東国細辛]と書き、東日本に生える細辛という意味です。この仲間の根のことを漢方で細辛とよび、鎮痛・鎮咳・去痰に用います。 山地の落葉樹林下に生え、高さ10-15cmになる多年草です。(「マグノリア通り」山桜の根元などで見られます)

 

 

 

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オオバナノエンレイソウ(シュロソウ科)
山野の林内等に生える多年草で草丈30cm程、大きなひし形の葉が先端に3枚輪生します。茎頂に径5~7cmの白色の花弁にあたる内花被片3個の花を上向きに付けます。萼片にあたる緑色の外花被片が3個、中央に黄色い雌しべと雄しべが6個あります。 (「ミズバショウの谷」の東側のスギ林に見られます)

 

 

 

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ミネズオウ(ツツジ科)
高山の岩場に生える常緑小低木ですが、背丈が低いので草花のようです。ツツジの仲間なので白い花は5裂し、高山に生える植物としてはめずらしく上を向いて花を咲かせます。上から見ると花が星形に見えます。 (「ロックガーデン」の頂上で見られます)

 

 

 

 

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ヒメオドリコソウ(シソ科)

ヨーロッパ原産の帰化植物で、道端や空地、畑などで群生しているところが普通に見られます。本園で5月中旬に開花するオドリコソウと同属ですが、背丈・葉や花の大きさとも半分以下で小さいため、ヒメ(姫)オドリコソウ「姫」という名が付いています。写真左側の花を見ると、まるで踊っているように見えます。(園内外至る所で見られます)