観察日記

アザミに似る花を茎先につけるタムラソウ

投稿日:2019年8月31日

タムラソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タムラソウ(キク科)

山地の草原などに生える草丈1~2mの多年草で、葉は互生して羽状に分かれ裂片は4~7対です。茎頂に紅紫色のたくさんの筒状花が集まったアザミに似る花を上向きにつけます。しかし葉や茎には刺がありません。 (「ひょうたん池」の南西側や「スワンヒルの庭」の南側に見られます)

 

 

ノブキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノブキ(キク科)

山地の木陰などに生える多年草で、葉は三角状腎形、裏面に白い綿毛が密集します。フキの葉に似ていますが、葉柄に狭い翼があるので見分けがつきます。中心から50~80cmの茎を立ち上げ、上部に目立たない白い筒状花をつけます。 (「深樹の小径」の登り口などに見られます)

 

 

アキノウナギツカミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキノウナギツカミ(タデ科)

水辺や湿地に生える草丈0.6~1mの1年草です。茎は分枝しつる状に長く伸びて他のものに寄りかかるようになります。茎には下向きの短い刺があって、それがヌルヌルしたウナギでもつかめるだろうということで名がついたようです。葉の基部は矢じり形で茎を抱いています。枝先に淡紅色の小花が10数個集まってつきます。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)

 

 

アカバナ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アカバナ(アカバナ科)

湿地に群生する多年草で草丈30~60cmです。対生する葉は10~20対で、花は淡紅白色の4弁花で径8mm程、雌しべの柱頭は白色のこん棒状です。茎や葉は紅紫色を帯びるので「赤花」の名前がついたようです。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)

深く5裂した白い花弁に斑点のある花をつけるアケボノソウ

投稿日:2019年8月28日

アケボノソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アケボノソウ(リンドウ科)

山野の湿地などに生える2年草で、草丈が60cm~90cm、茎は直立して分岐し、その先に径2~3cmの白い花をまばらにつけます。花は深く5裂して広がり離弁花に見え、花弁の先側には黒紫色の斑点が、中程に黄緑色の2つの斑点があります。2つの斑点は蜜腺溝でここから蜜を分泌します。白い花弁を夜明けの空に、黒紫色の斑点を星に見立てて「曙草」と名づけられたようです。 (「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

ヌルデ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌルデ(ウルシ科)

北海道~九州の山野に生える落葉小高木で雌雄異株です。葉は奇数羽状複葉で見た目はウルシそっくりです。違いは葉軸にはっきりとした翼があることです。枝先に円錐花序を出し黄白色の小花を多数付けます。幹を傷つけると白色の樹液がしみ出し、これを器具などに塗ったことからヌルデの名がついたようです。ウルシのように樹液に触れてもかぶれないようです。 (「水辺の花コーナー」の南西側の道側に見られます)

 

 

ボタンズル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボタンヅル(キンポウゲ科)

山野の日当たりの良い所に生え、木質化するつる性の多年草です。葉腋から花序を出し白色の花を多数つけます。4枚の十字形に広がった花弁に見えるのは花弁でなく萼片で、開いている多数の長い雄しべが目立ちます。名前は葉がボタンに似て、つる性であるからのようです。 (管理小屋の西側に見られます)

 

 

ミゾソバ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミゾソバ(タデ科)

溝や水辺に生育する草丈30~70cmの1年草です。葉は卵状ほこ形で長さが4~10cm、オオミゾソバのように葉柄の翼はありません。茎の先に付く花は花弁の下部が白色で先の方が紅紫色で5裂しています。別名はウシノヒタイ、葉の形が牛の顔(額)を思わせることによりつけられたようです。 (「水辺の花コーナー」など所々に見られます)

 

 

チヂミザサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チヂミザサ(イネ科)

山野の林内や道端などに生える高さ30cm程の多年草です。ササに似た葉は端にしわがあり、縮んだように見えるのでこの名がついたようです。茎頂に花穂をつけ、それは2mm程のたくさんの小穂からなっており、果期になると粘液を出してくっつきます。 (園内の所々に見られます)

ウゼントリカブトの花は鮮やかな紫色

投稿日:2019年8月27日

ウゼントリカブト

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウゼントリカブト(キンポウゲ科)

東北・関東の奥羽山脈を中心とした山地帯に生える多年草です。草丈50~180cmの茎の上部に青紫色の花を付けます。花弁に見えるのは萼片で、その中に細長い花弁が2枚あり、奥には距という部分があり蜜が分泌されます。雄しべと雌しべは入口の下側にあります。強い有毒植物です。 (「藤棚」の北西側や「ミズバショウの谷」などに見られます)

 

 

オオミゾソバ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオミゾソバ(タデ科)

水田や湿地に生える草丈50~90cmの1年草で、茎には下向きの刺があります。葉は牛の顔を逆さまにしたような矛形(ほこがた)で互生します。枝先に淡紅色の小さな花が多数集まってつきます。お菓子のコンペイトウの様な形の花です。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)

 

 

クズ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クズ(マメ科)

山野のいたる所に見られる大形のつる状草本で、伸びる茎から根を出し、株を広げていきます。茎の基部は木質になり、葉は大きい3出複葉です。秋の七草の1つで、蝶形の花は紅紫色で径1~2cm、それが総状に多数つき下から順に開花します。根は太く多量のでんぷんを含んでおり、葛粉(くずこ)がとれます。 (「七草の庭」に見られます)

 

 

ヒキオコシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒキオコシ(シソ科)

山野に生える多年草で、茎の断面の形は四角形で稜上に下向きの毛があり、葉は対生です。茎の上部にまばらな集散花序をつくり多数の淡紫色の小さな唇形花を付けます。名前の由来は、葉を噛むと非常に苦い味がし、服用すると病人が引き起こされるほどの効力があることのようです。 (「薬草コーナー」に見られます)

 

 

イボクサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イボクサ(ツユクサ科)

湿地に生える草丈20~30cmの1年草です。茎は赤みを帯び、下部は地を這います。茎は狭披針形で、基部は茎を抱いています。葉腋に淡紅色の花をつけますが1日でしぼんでしまいます。花は萼片が3個、花弁が3個で雄しべの葯は青紫色です。葉の汁をつけるとイボが取れると言われ、名前が付けられたようです。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)

 

 

ヒメシロネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメシロネ(シソ科)
山野の湿地に生える高さ30~70cmの多年草です。シロネに似るが、小型で葉も細いです。茎の断面は四角形で直立します。葉は対生し、狭披針形で縁には鋭い鋸歯があり、ほとんど無柄です。葉腋に白色の小さな唇形花が固まってつきます。その花の下唇には紫色の斑紋があります。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)