観察日記

「クリンソウの谷」は橙赤色のヤブカンゾウの谷に

投稿日:2019年7月30日

ヤブカンゾウの群生左◎ヤブカンゾウの群生右◎

ヤブカンゾウの群れ◎

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブカンゾウの群生

径10cm程の橙赤色の八重咲きの花を「クリンソウの谷」の東側一面に咲かせています。葉は長さ50cm程の広線形で、茎頂には数個の花を付けます。近くには同じ仲間のホンカンゾウの花も咲いています。今はカンゾウの谷になっています。

 

 

オミナエシ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オミナエシ(スイカズラ科)

日当たりの良い山野に生える多年草で、「秋の七草」として良く知られています。草丈は80~120cmで葉は対生して羽状に裂けます。茎は上部で枝分かれし、黄色の小花を多数付けます。名前のオミナは“女”、エシは“飯”が訛ったことばで女飯とは粟飯のことらしいです。花が満開になると独特な匂いがします。 (「七草の庭」などに見られます)

 

 

ビロードトラノオ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ビロードトラノオ(オオバコ科)

草地に生える多年草で、草丈40~80cmの茎を立ち上げ、茎先に穂状の花序をつけます。小さな白い小花を多数密に付け下の方から咲いていきます。葉の両面にビロードの様な手触りの良い軟毛が生えていて、花序が虎の尻尾に似ていることが名の由来のようです。 (「七草の庭」の東側に見られます)

 

 

ハクサンフウロ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハクサンフウロ(フウロソウ科)

亜高山の草地に生える草丈50cm程の多年草です。根元から生える葉は手のひら形で5~7つの深い切れ込みがあります。和名は石川・岐阜両県にまたがる白山にちなんでつけられました。淡紫色の花弁は5枚で紫色の筋が見られ、10本の雄しべが放射状に並んでいます。 (「ロックガーデン」に見られます)

 

 

ツリフネソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツリフネソウ(ツリフネソウ科)

山野の水辺に群生する草丈30~50cmの1年草で茎の先に数個の花がぶら下がります。花は紅紫色で距が著しく後ろに突き出て渦巻き状になります。花弁は3個で下は2個がくっついて唇弁になり、距がある袋は萼片です。名前は花の形が花器の釣舟に似ているのでつけられたようです。 (「クリンソウの谷」など所々に見られます)

 

 

ヌスビトハギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヌスビトハギ(マメ科)

やや日陰の藪や草地に生える多年草です。葉は卵形の小葉3枚からなり互生します。枝先に長い総状花序を出し淡紅色の小さな蝶形花をまばらに付けます。花後につくられる果実には表面に密生したカギ状の毛があり衣服にくっつきます。その形が盗人の足跡に似ているから名がついたようですが、サングラスの形にも似ています。 (園内の所々に見られます)

葉を車輪のように輪生するクルマユリ

投稿日:2019年7月28日

クルマユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クルマユリ(ユリ科)

本州中部以北の山地の草原などに生育する多年草で草丈30~100cmです。茎の中央より下側に細長い卵形の葉を10枚程車輪のように輪生することから名がつきました。上部には小さな葉が互生します。枝先には花弁の反り返った6弁花の橙色の花を下向きに付けます。 (「野草の丘」の西斜面などに見られます)

 

 

ハス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハス(スイレン科)

古く中国から渡来し、仏教と関わりの深い植物で、よく寺院の池などに植えられます。径30~50cmの丸い大きな葉を水面から立ち上げ、花茎に大きな花を付けます。花弁が16個程で中央に黄色の花托があり、雌しべが埋まるようについています。名はそれが「蜂巣(はちす)」に似ているのでハスとなったようです。 (「クリンソウの谷」に見られます)

 

 

ウマノスズクサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウマノスズクサ(ウマノスズクサ科)

つる状の多年草で茎は長く伸びて周りのものにからみつきます。葉のわきから花柄を出して花を横向きにつけます。花は、花弁はなく萼が楽器のサキソフォンのように曲がり、先端に紫褐色の毛が密生しています。基部が球状に膨らみそこに雄しべと雌しべがあります。名の由来は果実が馬の首にかける鈴に似ているからのようです。 (「ひょうたん池」の北側に見られます)

 

 

マルバハギ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバハギ(マメ科)

山野に生える落葉低木で、葉は3出複葉、小葉は楕円形で先が丸いか少し凹みます。それで名前がついたようです。花は旗弁が紅紫色で、翼弁が濃紅紫色、そして竜骨弁が淡紅紫色で翼弁より短いです。花は密集して花序をつくり、その花序は葉より短いです。 (「ロックガーデン」などに見られます)

 

 

オモダカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オモダカ(オモダカ科)

水田や水路等に生える多年草です。葉の形は独特で、下半分が2つに裂けたやじり形で長さが7~15cmです。花は小さく白色の3弁花で、雄花と雌花が付きます。 (「クリンソウの谷」の小川に見られます)

 

 

ツユクサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツユクサ(ツユクサ科)

道ばたや草地に生える1年草で、草丈15~50cm、直立することはなく、茎は地面を這います。1.5~2cmほどの青い花をつけます。花弁は3個あり、上部の2個は青く大きいが、下部の1個は白くて小さく目立ちません。雌しべが1個、雄しべが6個で3個が長いです。早朝に咲いたこの花は午後にはしぼんでしまいます。 (所々に見られます)

花が大きく、芳香も強いヤマユリがたくさん咲いています

投稿日:2019年7月27日

ヤマユリの群生左ヤマユリの群生右

 

 

 

 

 

 

 

ヤマユリ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマユリの群生

「薬草コーナー」の西側にある丘や「野草の丘」の西斜面にたくさんのヤマユリが咲いています。日本固有のユリで、野生のユリの仲間(ユリ属)の中では、花が最も大きく、芳香も強いです。白い花弁の花は鮮やかで、年齢を重ねるほどに地下の鱗茎も大きくなり、付ける花の数も増えていきます。

 

 

ヤブカンゾウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブカンゾウ(ススキノキ科)

野原などに生育する草丈80cm程の多年草です。花茎を直立させ茎頂に径10cm程の黄赤色の花を数個つけます。雄しべや雌しべが花弁状になり、いわゆる八重咲きになっています。名は藪など、人家の近くに生えるからつけられたようです。 (「マグノリア通り」や「クリンソウの谷」などに見られます)

 

 

ハンゴンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハンゴンソウ(キク科)

山地のやや湿り気のある草地に生え、草丈が1~2mになる大形の多年草です。葉は羽状(掌状)に3~7深裂し垂れ気味についています。名は漢字で書くと「反魂草」です。茎先に散房花序を付け舌状花と筒状花の黄色い小花を多数付けます。 (「水辺の花コーナー」に見られます)

 

 

コオニユリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コオニユリ(ユリ科)

日当たりが良く湿った所に生える草丈60cm程の多年草です。橙色の花弁が外側へ大きく反り返り、内側に紫黒色の斑点がたくさんある6裂した花を茎頂に付けます。オニユリと似ていますが葉腋(葉の付け根)には“むかご”を付けません。 (「ひょうたん池」の南側などに見られます)

 

 

ユウガギク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ユウガギク(キク科)

日当たりの良い草地や道端に生える多年草で、下部や中部の葉は大きく羽状に切り込まれ、上部の葉は細い長楕円形で葉柄がほとんどなく互生です。花は白色の舌状花と中心に黄色の筒状花で、花弁が散った後の花の冠毛は非常に短いです。名は“柚の香りがする菊”ということですが、実際は感じられません。 (「クリンソウの谷」など所々に見られます)

 

 

サワヒヨドリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サワヒヨドリ(キク科)

山地の日当たりの良い湿地に生える多年草です。葉は対生ですが、ときに輪生し、葉が深く3裂もします。茎の上部に多数の白い花を散房状につけます。すべて白い筒状花ですが、まれに紫色を帯びるようです。名の由来は沢に生えるヒヨドリバナということです。 (「水辺の花コーナー」などに見られます)