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観察日記

「クリンソウの谷」のシンボルの花、クリンソウが開花

投稿日:2018年5月8日

クリンソウ2

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリンソウ(サクラソウ科)

山地の湿り気の多い所に生える草丈30~80cmの多年草です。しわのある大きな葉は根ぎわに集まってつきます。名前の「九輪」とは五重の塔などの頂上にある九つ輪が付いた飾りの柱のことで、花茎に紅紫色の花を5~7段輪生状に多数付ける姿を例えたものです。それが花茎の成長と共に行われます。 (「クリンソウの谷」に見られます。)

 

 

クマガイソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマガイソウ(ラン科)

杉林や竹林などに多く生育し、長い地下茎で繁殖する多年草です。ラン科ではめずらしく幅の広い2枚の葉が対生状に付きます。名前は、袋状の花を源氏の武将熊谷次郎直実が背負った母衣に例えて「熊谷草」とつけられたものです。 (「ひょうたん池」の西側などに見られます。)

 

 

ラショウモンカズラ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラショウモンカズラ(シソ科

林の下に生育する多年草で、太い筒状の青紫色の唇形花を横向きに数段つけます。下唇には濃い紫色の斑点が見られます。この花の形が羅生門で昔、渡辺綱が切り落としたという鬼の腕を思わせるところから名づけられたらしいです。 (「ひょうたん池」の西側に見られます。)

 

 

アオダモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アオダモ(モクセイ科)

落葉中高木で、雌雄異株なので雄花をつける雄株と両生花をつける雌株があります。葉は奇数羽状複葉です。細長い花弁の白い花をたくさんつけます。堅く粘りのある材質なので樹木は野球のバットなどに使われます。 (「シャクナゲの丘」などに見られます。)

 

 

ナンブソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナンブソウ(メギ科)

山地の林内などに生育する草丈20cm程の多年草で、葉は根元から長柄が出て三小葉に分かれます。花は葉柄の2倍ほどの長い花茎を伸ばし、茎頂に長さ2~3㎝程の花穂を付けます。「南部」の名は岩手県盛岡地方に多く生育していたのでつけられたらしいです。 (「深樹の小径」に見られます。)

 

 

ムラサキケマン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムラサキケマン(ケシ科)

平地や山麓の日陰の、やや湿ったところに生える多年草です。茎は高さ20~50cm、葉は根元と茎に付き、2~3回羽状に細かく裂け、裂片はさらに深く切れ込みます。花は紅紫色、長さ1.2~1.8cmの筒状で先は唇形となり、茎の上部に総状につきます。名の「ケマン(華鬘)」とは仏具のことですが、もとは生花を糸でつづり首などにかけた花輪のことで、この花が似ているからついたようです。(所々に見られます。)

 

 

ツボスミレ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツボスミレ(スミレ科)

草丈は5~25cmになる多年草で、根茎は短く多数の茎を出して大きな株となります。花は白色で、径1cm程と小さく、唇弁には緻密な紫色のすじがあり、側弁の基部には毛があり、距は丸く短いです。葉は心臓形で縁に波状の鋸歯があります。名は坪庭のような場所に生えるスミレであるからのようです。別名はニョイスミレです。(「ボルダーの庭」などに見られます。)

 

 

ミツバアケビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミツバアケビ(アケビ科)

落葉性のツル植物で、茎先に3枚の小葉があることが名前の由来です。先端に雄花が多数付き、基部に数個の大きい雌花がつきます。雌花の濃紫色の花弁に見えるものは顎片です。ミツバアケビは低木などに巻き付いて木に登るが、ツル植物としては比較的おとなしく、フジのように巻き付いた樹木を枯らしてしまうほどの猛威を振るうことは少ないそうです。(「ナナカマドの森」の北側に見られます。)