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観察日記

真っ赤な紅葉と黄金色の果実が美しい……「アブラツツジ」

投稿日:2017年10月18日

アブラツツジ果実・紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アブラツツジの紅葉・果実(ツツジ科)
 枝先に輪生状に集まった葉の裏面は光沢があり、油を塗ったようであることから和名が付きました。春に咲く花は緑白色の壺型の小花で余り目立ちませんが、秋には鮮やかに紅葉します。又、径2~3mmの果実黄金色に輝いて綺麗です。          (「マグノリア通り」に植栽しています。)

 

 

ルイヨウショウマルイヨウショウマ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ルイヨウショウマの果実(キンポウゲ科)
比較的深山の林下などに自生する高さ40~70㎝の多年草で、左写真のように茎頂に白色の小花総状花序に付けていました。今熟している果実は径約6㎜ほどの黒い液果です。名の由来は、葉がサラシナショウマの葉に似ることから、類葉(るいよう)升麻(しょうま)の名になったようです。    (「大平沼」南東側に見られます。)



 

オオバクロモジ黄葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバクロモジの黄葉(クスノキ科)
緑色のすべすべした肌に、次第に黒い斑紋がでることが多く、〝黒文字〟の名の由来となっている樹木です。葉や切った枝が芳香を放つ事でも知られています。緑の葉の表は艶がなく、裏はやや白っぽい感じです。この季節は葉が黄変し、園に明るさを与えています。カツラの黄葉と一緒に楽しんでください。     

      (「マグノリア通り」などで見られます。)

 

 

ヤマボウシ紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマボウシの紅葉(ミズキ科)
花や葉はハナミズキにとても似ている樹木です。白い花弁に見える苞(萼)は段々ピンク色を帯び、花後にはサクランボのような果実を付けましたが、今は葉が暗赤色に紅葉しています。渋い赤の紅葉も一味違った美しさを感じます。各地の山野に普通に自生する落葉高木で、名は丸いつぼみの集まりを坊主頭に、白い苞をそれの頭巾に見たてたものです。      (「中央広場」周囲などに見られます。)
                  

 

秋の彩りが目に鮮やかです……「友好姉妹都市の庭」

投稿日:2017年10月14日

◆野草園は、紅葉を楽しむには、まだちょっと早い感じがします。現在の見どころは、友好姉妹都市の庭ですね。一度紹介しましたが、“今の見どころ”として再掲載します。

 

 

友好姉妹都市の庭 花盛り - コピー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆手前に見える鮮やかな黄色い花は「ゴールデンピラミッド」。黄色を“ゴールデン”、花の集まりが“ピラミッド”を思わせるのでこの名です。奥に見える「25」の花文字は「センニチコウ」、“紅の色が千日もあせない”との名です。画面から外れていますが、左側にはコスモスが綺麗に咲いています。“秋桜”とも表現されますので、いかにも秋にお似合いの花です。   (「スワンヒルの庭」)

◆その他、「友好姉妹都市の庭」周辺には次のような花や果実が見られます。

 

 

シュウメイギクタイワンホトトギス (2)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆左…シュウメイギク(キク科)
「秋明菊」とも表現され、“この花が咲くと秋の盛り”です。“菊”の名がついていますが、アネモネの仲間で、花弁に見える部分は“萼”です。                         (「吉林の庭」)
◆右…タイワンホトトギス(ユリ科)
8月末に咲き始めましたが、とても花期の長い花です。現在もたくさん咲き、蕾もついています。   (「吉林の庭」)
                                
 

 

キバナコスモス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キバナコスモス(キク科)
一見、色だけが異なる橙黄色のコスモスに見えますが、径1.5㎝程の頭花は舌状花が“八重”になっています。草丈も低目で30~120㎝なので比較的風に強く、コスモスが強風で倒れても、キバナコスモスは健在です。メキシコ原産の一年草で大正時代に渡来した種といわれます。              (「スワンヒルの庭」の上部)

 

◎ 果実もたわわです。
 

サンシュユ果実ナツハゼ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆左…サンシュユの果実(ミズキ科)
春は「春黄金花」と呼ばれるように、淡黄色の小さな花を沢山咲かせましたが、秋は「秋珊瑚」ともいわれ、真っ赤に熟した果実をたわわに付けます。果実は食べられますが、渋くてとても苦いです。    (「吉林の庭」)

◆右…ナツハゼの果実(ツツジ科)
黒く熟した径4~6mmの丸い液果は、味は甘酸っぱく、山のおやつとして食べられます。果実の表面は光沢があり、上面にはハチマキをしたような白っぽい環があります。ですから、山形では“ヤロコハチマキ”とか“ヤカンコ”等と呼ばれます。  (「ツツジの丘」)
   

生薬はとんでもなく苦いが、花はスッキリした美しさ……「センブリ」

投稿日:2017年10月11日

センブリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センブリ(リンドウ科)
強い苦味があり、胃の働きを活発にするので、健胃薬として利用されることがよく知られています。痩せ地や路傍などに生育し、草丈は20cm程です。茎頂に薄紫の線がある白い花を咲かせます。花冠は5深裂し、直径は12~15mm。茎は紫色を帯び、茎葉は小さくて細く、長さ5~11mmです。和名は「生薬は千回振り出してもまだ苦い」が由来です。   (「ロックガーデン」に見られます。)



 

ベニサラサドウダン紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニサラサドウダンの紅葉(ツツジ科)
紅葉が始まっている本園の中でも、特に目立つ紅葉の一つが本種です。春に咲く紅色に濃赤色の筋が入った花は鐘形で、下向きに咲きます。サラサドウダンより花は小さ目ですが、花の紅色はかなり濃くなっています。同じ場所のサラサドウダンより紅葉の紅色が濃い感じがします。        (「中央広場」の植え込み等に見られます。)

 

 

ベニドウダン紅葉

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベニドウダンの紅葉(ツツジ科)
花はベニサラサドウダンより色が濃く、花は小型果穂が垂れ下がります葉は枝先に輪状に集まります。紅葉の色はベニサラサドウダンと同じ程度の赤さで、葉はかなり小さめです。関東以西から九州に自生する落葉低木で、庭園にもよく植えられています。                    (「マグノリア通り」等に植栽しています。)
 

 

オオバクロモジオオバクロモジ冬芽

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオバクロモジの冬芽(クスノキ科)
葉や枝には芳香があり、高級な爪楊枝などにして使われることが知られています。春先の花は左写真のような黄緑色で、葉が出るのと同じ頃に葉脇から出て咲きます。今見られる冬芽は、真ん中にツンとした葉芽周りに丸みのある数個の花芽を持った独特の形を見せています。緑色のすべすべした肌に黒い斑紋がでる事がことが〝黒文字〟の名の由来となっています。    (「マグノリア通り」等に見られます。)