観察日記
淡い黄色のアキノノゲシが咲きました
~今日は博物館実習を受けに来ている大学生がブログを更新します~
アキノノゲシ (キク科)
草丈は1.5~2mで、3㎝ほどのクリーム色の花が咲きます。葉は互生で、下部は上部にはない大きな切れ込みがあるのが面白ポイント。ハルノノゲシに似ていますが秋に付けることから、この名がついたようです。夕方になると眠たくなるのかしぼむので、日中に見に行くとよいでしょう。(「自然学習センター」付近などで見られます。)
オタカラコウ(キク科)
湿り気のある場所に生える多年草。4~5cmの黄色い頭花を総状に付けます。フキのような大きな葉が特徴的で、茎は高さ1m前後まで成長します。韓国では若葉を食べたり根を乾燥させて鎮咳薬としていたそうです。(「ひょうたん池」の南側に見られます。)
センニンソウ(キンポウゲ科)
山野、路傍など日向の土地に生える有毒植物です。茎は長くまばらに分布し、白い花径が2.5〜3cmの花を咲かせます。4枚の花弁に見えるのはがく片で本当の花弁ではありません。果実には白い毛があり、これを仙人のヒゲに見立てたことからこの名がつきました。(「自然学習センター」「東トイレ」付近で見られます。)
ノダケ(セリ科)
山野にふつうに生える大形の多年草で、高さは1.5m程あります。茎は上部で枝を分け、花は暗紫色を帯びています。葉の下部が葉軸に沿って流れ翼状となるという特徴があり、果実にはカレーのような香りがあるそうです。(「ひょうたん池」の南側付近で見られます。)