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観察日記

神社・仏閣の屋根の“九輪”の様な花…「クリンソウ」

投稿日:2017年5月30日

野草園の目玉の一つでもある「クリンソウ」が賑やかさを増しつつあります。

 

クリンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリンソウ(サクラソウ科)

日本のサクラソウの仲間では最も大きいようで、草丈は30~90cm、花茎を中心に円状に花を付け、それが数段(野草園では7段ほど)になる姿が寺社・仏閣の屋根の“九輪”に似る事からの名です。花は径2~2.5cmで濃い紅色が普通です。本園では、「クリンソウの谷」と呼んでいるゾーンにたくさん咲きます。

 

 

 

ケナシヤブデマリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ケナシヤブデマリ(レンプクソウ科)

日本固有種の落葉低木で、ガクアジサイに似た白い花を咲かせます。花序径は10cm程で、中央にある小花が両性花、周りを径2~3cmの装飾花が取り囲んでいます。装飾花は不ぞろいに裂けその内の一つが極端に小さい事が特徴です。名はヤブデマリの変種で、葉に毛がほとんどないからです。      (「クリンソウの谷」の西側に見られます。)

 

 

 

エビネ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エビネ(ラン科)

林床に見られる、高さ30~40cmの多年草。束生した葉の間から花茎を立ち上げ、上部に10数個の花を付けます。花径は2㎝程で、外花被片(萼片と側弁)は紫褐色、内花被片(唇弁)は白っぽい色をしていますが、色には変異が多く、赤褐色と白色の組み合わせや黄色味の強い花など様々です。     (「大平沼」南東側などに見られます。)

 

 

 

ヤグルマソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤグルマソウ(ユキノシタ科)

林下など、日の当たらない場所に、径50cmにもなる葉を広げ生育します。葉は5小葉からできていて、まるで「鯉のぼりの矢車の様だ」ということで名が付きました。立ち上げた茎の上に、円錐花序に白い小花を密に付けます。小花には花弁が無く、多数の萼と雄しべからできています。        (「藤棚」付近などに見られます。)

 

 

 

シロバナハマナス

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロバナハマナス(バラ科)

ハマナスの白花品種で、海岸の砂丘地に生育します。枝には太いトゲと細いトゲが混成します。花は径5~8㎝と大きく、花弁は5枚、花後に2~3cmの赤い球果を実らせます。味が梨に似るので“ハマナシ”、転じて「ハマナス」となりました。    (「ウランウデの庭」の付近に見られます。)