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観察日記

一方向にナギナタのようにそり返った花穂…「ナギナタコウジュ」

投稿日:2016年9月28日

1001ナギナタコウジュ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナギナタコウジュ(シソ科)

山地や道端に見られる、高さ50㎝程の一年草。全体に強い香りがあります。枝先に太い花穂を出し、淡紫色の小形の唇形花一方向きに密生します。その反った花穂の様子がナギナタに似ているというので、この名です。     (「吉林の庭」近辺などに見られます。)

 

 

 

0927ダイモンジソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミヤマダイモンジソウ(ユキノシタ科)

ダイモンジソウの高山型で、湿気に富む岩地に生える多年草。葉は長い葉柄があり、腎円形で掌状に浅く7裂し、基部は普通心形になります。枝先の花は細い5弁花で、上の3枚は3~4mmと小さく、下の2枚は4~15mmと長く、全体として“大の字”に似ています。花色は白色で、まれに淡紅色ですが、特に葉については変異が大きいようです。    (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

9.22 ツルコケモモ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツルコケモモ(ツツジ科)の果実

ツルの様な枝で、苔の様な性質で、桃の様な実がなるのでこの名が付きました。寒い山地の湿地などに分布する、常緑の低木です。長さ1cm弱の花は、カタクリのように背面に反って咲いていました。果実は径1cm程の球状の液果で、赤色に熟すと“クランベリー”として食用にします。    (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

9.29 クサギ果実7.31 クサギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クサギ(シソ科)の果実

林縁などに生える落葉小高木で、夏に右写真のような芳香のある白花を咲かせていました。果実は藍色の液果で、濃紅色の星形のものは肥大した萼です。見事な藍色をした果実は、貴重な“青色の染料”の材料になり、萼も淡紅灰色の染料として利用できます。     (あちらこちらの林縁などに見られます。)

 

 

とんでもない苦みとは似合わない清楚な花…「センブリ」

投稿日:2016年9月24日

0924 センブリ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

センブリ(リンドウ科)

山地の岩場や粘土質の痩せ地などに生育する、草丈20cm程の越年生の一年草。茎葉は細くて小さく、茎頂に薄紫の線がある白い花を咲かせます。花冠は深く五裂し、径は12~15mm。センブリには強い苦みがあり、健胃薬として利用されます。「千回振り出してもまだ苦い」事が語源です。     (「ロックガーデン」に見られます。)

 

 

 

9.29 コマユミ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コマユミ(ニシキギ科)の果実

紅葉が見事なニシキギ科の品種で、枝にコルク質の翼が発達しないものが本種です。径6~7mmの目立たない淡緑色の小花の後に、小さな果実をぶら下げています。果実は蒴果、熟すると果皮が2つに裂けて、朱赤色の種子が現れます。「マユミ」は4裂、「ツリバナ」は5裂するので、区別する観点の一つです。    (「クリンソウの谷」の南側などに見られます。)

 

 

0921クマノミズキの枝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クマノミズキ(ミズキ科)の果実と果柄

山地に生育し、10m程の高さにもなる落葉高木。白い小花の散房花序の後に、青黒い果実を付けました。それより目立つのは果柄(花序枝)で、これから先ますます赤味を増し、まるで樹の上に細かい“サンゴ”が並んでいるように見えます。その赤色と果実の黒色とのコントラストが見事です。   (「ナナカマドの森」などに見られます。)

 

 

 

0924 トウゴクマムシグサ果実0504トウゴクマムシグサ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トウゴクマムシグサ(サトイモ科)の果実

山地の林下等に普通に見られる多年草。春に蛇の鎌首をもたげた様な花(仏炎苞)を見せていましたが(右写真)、今は林の中でかなり目立つ橙色の果実の姿(左写真)を見せています。高さ1m弱の茎の頂に、皮を剥いたトウモロコシの様な果実を付けている姿は、不思議な感じがします。     (「ひょうたん池」西側などに見られます。)

赤い実がたわわに実った…「ナナカマド」

投稿日:2016年9月21日

0921 ナナカマド果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナナカマド(バラ科)の果実

“山形市の木”として知られる、山地に分布する落葉低木。葉は奇数羽状複葉で、ぼちぼち紅葉が始まってきました。径8mm程の球果もだんだん赤くなってきています。果実酒等に利用されますが、鳥は好んでは食べません。和名の由来は諸説ありますが、“七度かまどに入れても灰にならないほど硬い木”から来ているようです。  (「ナナカマドの森」などに見られます。)

 

 

 

9.29 ヒオウギ果実0725ヒオウギ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒオウギ(アヤメ科)の果実

葉が広い剣状で扇形に並ぶので、この名です。夏に右写真のような花を咲かせていましたが、花後に真っ黒な球果を付けています。径は5mmほどで、「ぬばたま」と呼ばれ、和歌では「夜」「神」など、黒いものの枕詞とされるくらいの漆黒です。       (「七草の庭」に見られます。)

 

 

 

0912ナツハゼの実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナツハゼ(ツツジ科)の果実

山地に生える、高さ1~3mの落葉低木。長さが4~5mmで先が5裂した鐘形の花を咲かせていましたが、今は果実が黒く熟してきました。丸い液果で、表面は光沢があり、上面には鉢巻をしたような白っぽい環があります。なので、山形では「ヤカンコ」とか「ヤロコハチマキ」とか言われ、甘酸っぱいので山のおやつとされます。   (「ロックガーデン」などに見られます。)

 

 

 

9.18 メナモミ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メナモミ(キク科)

林縁、荒れ地などに自生する、高さ60~120㎝で全体に毛の多い一年草。枝先に黄色の頭花を散房状に数個つけます。5裂した総苞片(緑色のこん棒状のもの)に腺毛が密生して強い粘り気があり、衣服などについて運ばれる仕組みになっています。中心部は雌性の舌状花と両性の筒状花になっています。    (「花の草原」近辺に見られます。)