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観察日記

今年度の野草園は、11/29(日)で終了です。

投稿日:2015年11月26日

◎3/28㈯、青空の下にプレ・オープンした山形市野草園。初日から、春の訪れを待ちかねた方々が大勢来てくださいました。あれから8か月。おかげさまで入園者は3万名を超えました。その野草園も、11/29で終了し、12月~3月末まで冬季休園となります。なお、冬季休園中も期日限定で「野草の丘」での“ソリ遊び”や“四季観察会”などの予定もありますので、どうぞふるってご参加ください。本年度の御来園に感謝し、また来年度もお越しいただくことをお願いして、本年度の“見どころブログ”を修了します。ありがとうございました。

 

★★来春、開園の頃に見られるだろう花たち★★

 

4.08 ザゼンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザゼンソウ(サトイモ科)

白く積もった雪を自らの熱で溶かして姿を見せると言われるザゼンソウ。野草園で、ぜひ見て頂きたい植物の一つです。外側の暗紫色の花びらに見えるところは“仏炎苞”という、葉が変化したもので、中の小さな花の集まりを守っているようです。高さは、10~20cm程。    (「ミズバショウの谷」に見られます)

 

 

 

3.31 フクジュソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フクジュソウ(キンポウゲ科)

花弁の内側に金属光沢のある鮮黄色の花は、パラボラアンテナのような形をしており、花の中心に光や熱を集めて、受粉を手伝ってくれるハチなどの虫を誘う仕掛けになっています。花径は3~4cm。   (「花の草原」の近くで見られます)

 

 

 

4.03 セツブンソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セツブンソウ(キンポウゲ科)

旧暦の節分の頃に開花するので“節分草”と言われます。花弁に見えるのは萼片で、雪の下で開花の準備を進め、雪解けとともに開花します。本種は、雄しべの葯(花粉袋)が紫色で、とてもきれいです。花径は3~4cm。    (「ひょうたん池」の西側に見られます)

 

 

 

4.08 リュウキンカ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リュウキンカ(キンポウゲ科)

春に多く花咲くキンポウゲ科の中で、水辺の大好きな植物です。茎を立ち上げ金色(黄色)のを咲かせるので“立金花”です。若い茎や葉は、おひたしにできるという話もあります。 花径は3~4cm。   (「クリンソウの谷」などに見られます)

 

 

 

4.03 オオミスミソウ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオミスミソウ(キンポウゲ科)

別名“雪割草”とも呼ばれるように、雪が解けるとともに美しい花が見られます葉が三角形に見えるので“三角草”と付いたようです。 花径は4~5cm。   (「ミズバショウの谷」の付近の土手に見られます)

 

 

 

3.28 マルバマンサク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバマンサク(マンサク科)

黄色い線状の花弁がチリチリと縮れており紫紅色の萼と好対照の色合いです。春に「まず咲く」から“まんさく”です。太平洋側に多い「マンサク」と大きく違うのは“葉の先が丸い”点です。    (「野草の丘など、あちこちで見られます」)

 

美味しそうな赤い実は…ハナミズキ

投稿日:2015年11月20日

11.11 ハナミズキ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハナミズキ(ミズキ科)の果実

北米原産の落葉高木。庭木や街路樹としてよく植栽されています。4枚の花弁に見えるのは苞葉で、花後に赤い球果を集めて付けます。似た“花”を咲かせるヤマボウシの果実は美味しい1個の球果ですが、このハナミズキは5、6個ほどの、残念ながら不味い果実です。     (「友好姉妹都市の庭」に見られます)

 

 

 

11.07 アキニレ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アキニレ(ニレ科)の果実

高さ10mほどの落葉高木で、楕円形の葉は左右非対称で、縁に切れ込みがあります。秋に淡黄色の小花をたくさんつけ、、今は周囲に翼のある丸くて平たい種をごっそりつけ、周囲に散らしています。もっと葉が大きく、春に花が咲き、春に実も結ぶのが「ハルニレ」です。    (「友好姉妹都市の庭」に見られます)

 

 

 

10.30 ウラジロノキ果実

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ウラジロノキ(バラ科)の果実

山地に自生する、高さ10m程の落葉高木。樹皮には光沢があり、広卵形の葉は、裏面に白毛を密生させるのでこの名です。白い花が群がり咲き、小さな小さなリンゴのような真っ赤な球果を付けます。    (「ナナカマドの森」に見られます)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サクラ咲く春を待つ…オオヤマザクラ

投稿日:2015年11月15日

11.05 オオヤマザクラ冬芽4.28 オオヤマザクラ  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オオヤマザクラ(バラ科)の冬芽と花

ヤマザクラの仲間の特徴で、樹皮は黒っぽくて枝は斜上します。別名「ベニヤマザクラ」とも呼ばれるように、春になれば赤味の強い、大きめの花を見事に咲かせます(右写真)。見ごろはゴールデンウィークの頃(4月末~5月初め)。左写真は現状の冬芽です。冬芽は、ツヤのある赤褐色で、毛がないことが分かります。よく見るとウロコ状の鱗片に包まれているのが見えます。    (「マグノリア通り」「大平沼」周辺で見られます)

 

 

 

11.15 マルバマンサクの冬芽3.28 マルバマンサク

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マルバマンサク(マンサク科)の冬芽(左)と花(右)

「マンサク」は太平洋側に多く、葉の形が丸い「マルバマンサク」は日本海側に多く見られます。黄色くてチリチリしている線状の花弁と、紫紅色の萼が目立ち、春の園を明るくしてくれます。冬芽の形からも来春の花の形が想像できそうですね。    (「マグノリア通り」「友好姉妹都市の庭」など、各所に見られます)

 

 

 

11.15 ホオノキ冬芽5.17 ホオノキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホオノキ(モクレン科)の冬芽(左)と花(右)

日本特産の落葉高木で、高さは20mにもなります。長さ30㎝に達する大きな倒卵形の葉は、裏が粉をふいたような白色です。春に見られる右写真の花は、径20cm程と大形で、強い香気を放ちます。その冬芽ですから、現状で4㎝ほどと、他の冬芽と比べて、かなり大きめです。   (「マグノリア通り」などに見られます)