観察日記
ハーブ園が賑やかです。
クロモウズイカ(ゴマノハグサ科)
ヨーロッパ~アジアに分布する2年草。高く立ち上がった茎に長い総状花序を付け、小型の黄花を咲かせます。花糸(雄しべの柄)には紫褐色の毛が付いていて黒っぽく見えるので“黒毛蕊花”です。草丈は60~120㎝、花径は2~2.5cm程。
ムスクマロウ(アオイ科)
写真は「ムスクマロウ・アルバ」という白花の品種です。和名は“ジャコウアオイ”で、芳香がただよい、花が長く咲いているので人気です。草丈は20~70㎝、花径は4cm程。
ブルーバーベイン(クマツヅラ科)
道端によく生えているバーベインと同じ仲間で、薬用、浴用、茶用と用途が広いハーブです。止血剤としても使われる、いわば万能の草です。草丈は40~100㎝、花径は5~12mm程。
コモンマロウ(アオイ科)
原産地はヨーロッパで、別名は“ウスベニアオイ”で、草丈は1.5mにもなります。ハーブティーにすると青いお茶が出ますが、レモンを加えるとピンクに変わります。青色は本当に澄んだ青で、驚くほどです。花径は3~5cmで5弁花です。
レモンタイム(シソ科)
全体にレモンの香りがあり、様々な用途に使われるハーブです。肉料理に使うと肉の臭みが消え、特にソーセージ作りには欠かせないスパイスです。