
山形市野草園×東北芸術工科大学〈ざおうとやそう〉
雄大な自然が広がる山形・蔵王。山形市野草園は、そんな緑豊かな環境に佇む美しい植物園です。「自然と人間の共生」をテーマに、植物の美しさ、面白さ、そしていのちの大切さを、四季を通して体感できる施設です。『ざおうとやそう』は、そんな野草園の魅力をアート・デザインの力で園内外に発信するプログラム。山形市野草園と東北芸術工科大学 総合美術コースの学生によって運営されています。

「ハナノナ」
山形市野草園の野草について楽しく学べるカードゲームです。「やそうカード」と「イラストカード」の2種のカードから由来を知る「連想ゲーム」、裏面のイラストのペアを見つけて遊ぶ「絵あわせゲーム」、植物検索システムに直結した仕組みなど。いろいろな遊び方・学び方ができます。
「みどりのランドアート」
山形市野草園の丘に浮かび上がる、巨大な『みどりのランドアート』。東北芸術工科大学総合美術コースの学生有志が、アート・コミュニケーションの視点で、「野草の丘」の景観を山形市野草園スタッフと共にデザインしました。
「くるくるり」
ヒラヒラと飛ぶ、カエデやモミジの種子の仕組みを応用したペーパークラフト。くるくると回りながら落下する面白さを体験できます。東北芸術工科大学 総合美術コースの金澤愛理さんが演習の中で開発し、みなみやまがた幼稚園と協働でワークショップとして開催されました。